一寸京都の画像のストックができた。といっても1日分だが、今日は少し話題を変えて。
京都市内は暖冬が続いている。といってまれに、寒い日もあり、雪でも降ればよいがと思うが、風花が舞う程度。つまり身体が冬の京都の底冷えに慣れる前に春が来そうだ。ごくまれに寒い日があると(これが、本来の京都の気温なのだが)、身体が縮こまり家に閉じこもっている。もちろんつい先日まで、仕事で忙殺されていたのだが・・・。
だから撮影もしていない。そうはいいつつ、今年は2日間だけ夕方から散歩した。それは節分の日の吉田神社と、昨日の雪予報が出ていた時の祇園界隈である。
それにCOVID-19(コロナウィルス)に関するニュースが毎日メディアから報道されている。薬局にゆけば、マスクも消毒薬も売り切れだということを経験した。はたして日本で流行しているのだろうか?。
昨日の午後7時のNHKのニュースから数値を拾うと、感染者数615人とあった。横浜港で検疫のため2週間足止めされている英国船籍のクルーズ船の感染者が542人、ウーハンから連れ戻したチャーター便の感染者13人とあった。
もちろん日本に入国をしていないクルーズ船の感染者542人とチャーター便の13人は、は日本での感染者ではない。厚生労働省の発表値もクルーズ船感染者は、含まれていない。だから引き算すると日本国内の感染者数は60人となる。この数値をどうみるかだが、インフルエンザにかかる数値よりは低いだろう。
しかし大量の感染者が都市の水際にいることは事実だ。だから国によっては、これだけの感染者を出した船は、入国許可はできない!、出港地へ戻れ!、とする通告だってあり得るはずだ。そうなると香港やイギリスへもどる場合もあるのだろう。
さて、問題なのは、このクルーズ船だ。船内感染がやたらに多いのである。もちろんそれは香港を出るあたりから感染しはじめ、潜伏期間を経過して横浜に着く頃に発症するなど、次第に感染者数を増やしてきた。我が国でも清潔を旨とする病院内での院内感染があった。どちらも居室内で感染する点で共通している。そうなるとフレッシュエアが不足している屋内空間が疑わしくなってくる。もちろん隔離できない船の構造というのもある。感染経路をさぐれば人-人感染だということもわかったきた。
横浜港で2週間上陸を許可しなかった税関や日本政府の判断は適切だった。もし安易に入国を許可をしていれば、今度は日本の都市内でパンデミックにつながる可能性があったかもしれない。そうなると感染経路どころの話ではない。これは、本当に危なかったのである。だから税関も日本政府も、本当の水際で防戦している。頑張れ!、といいたい。こうしたときに、細菌兵器の訓練を受け、装備もあり、医者もいる自衛隊の派遣もありえるだろう。
そこまではゆかなくても、おそらくクルーズ船が横浜港に入港する前から、院内感染が税関や日本政府に予め知らされていたのではなかろうか。であれば防疫担当者を派遣し、船内の乗員を短期間で研修・訓練し、防疫と衛生環境を船員が維持したりできるブログラムが必要だったと思われた。医者を派遣するだけでは、なんの解決にもならない。やはりミッション・ブログラムが必要なのである。このあたりが日本の下手くそなところだろうか・・・。
京都市、吉田神社、祇園
SONYα6000、Carl Zeiss Vario-Tessar E 4/16-70mm
1)ISO6400,焦点距離70mm,露出補正-1,f/8,1/20
2)ISO6400,焦点距離70mm,露出補正-1,f/8,1/90
3)ISO6400,焦点距離70mm,露出補正-1,f/8,1/15
4)ISO6400,焦点距離36mm,露出補正-1,f/5.6,1/8
5)ISO100,焦点距離23mm,露出補正-1,f/5.6,1/15