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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1611. 小説:小樽の翠31. 水瓶座の女

2020年02月17日 | drawing

 

夜、翆の木賃アパートで枕話をしているときに、

翠「あっ! 、今日、私の誕生日!」

なんだ、水瓶座の女だったか・・・。

翠「アチキは記念日はないの?」

記念日ねぇ、記憶にあるのは、かみさんの命日とか・・・。

翆「そんなのは、いいのだよ、星座!」

えっ、おれ!、魚座だよ。まあ水瓶座とは、相性が合わない仲でね。

翆「となりあわせだから、隣人愛だ!、サプライズが欲しいな!

翆とは、毎晩セックスをしているから、サプライズも何もないよな・・・。

そこで翆をうつぶせにして、骨盤を持ち上げて、翆の大臀筋の上に私の腹部が被さる。柔らかい大臀筋の間に後ろから入れて、激しくついた。翆と最初にセックスしたときの体位だけど・・・。

翆が、「いいね!」と指を立てたてた・・・。

翆の上品な嗚咽が可愛いと思う。

代わり映えのしないサプライズだけど、二人で果てて翆の骨盤をなでていた。そうしていると不思議に、こいつ、いとおしいなと思う。

 男と女の相性の良し悪しって、セックスが終わってはっきりわかる。いとおしいと思えるか、そう思わないで寝てしまうか、そのどちらかだ。やはりアチキは、翆がいとおしいのだ。

・・・

日本海を低気圧が通過しているので、小樽の街は強い風が吹き、少しあれている。木賃アパートは、それにジッと耐えている、偉い!。

コメント
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