Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE382. 金融が国家を動かす

2012年06月19日 | Kyoto city
 OM-D EM-5にテレ・エルマリート90mmを付けて試写してみた。これだけ写れば文句はなかろうという写りである。大変綺麗な画像がゲットできる。
 またまた話題は変わるが、日本で原発反対を唱えた最初の科学者は、高木仁三郎である。彼は日本でこれから原発が大いに建設されようとしていたときに、原発反対を唱えた。その理由は、使用済み核燃料の放射能が半減するのは、1万年後であるからだ。そんなやっかいな燃料を使ってはいけません、というのが彼の理論である。物理科学者らしい論理である。
 その後の現実は、彼の意見を無視して大いに原発を建設し、大いにその電力の恩恵にあずかってきた。そんななかで、今頃原発反対と言っても手遅れというほかない。こうなるとすぐには解決できない問題だというのが、適切な答えだろう。自然エネルギーを原発並みに稼働させるには、まだまだ研究と開発が必要なのである。
 にもかかわらず、政治やマスコミが原発再稼働で大騒ぎをするというのは、やはり背後に国際投資組織が、日本をこの機会に安く買いたたこうとという意図を感じざるを得ない。
 ギリシャ、スペインと国家的財政危機があり、ユーロが下落したが、これとて国際投資組織のなせるわざである。今世界を動かしているのは、金融の力であり、政治ではない。言い換えれば金融に強い政治家が必要なのであるが、日本は最も金融音痴な政治家集団が政権を動かしているから、もうこの先危ないというほかない。
 だからもちろん、私は日本の国債やファンドなんか危なくて買いませんよ。いずれ国際投資組織に安く買いたたかれ、一斉に買いまくられて、値段が上がった頃に売りさばいて国家的単位でボロ儲けを企んでいるわけですから。
 今は、金融が国家を動かして儲けようというという企みが横行している時代になったですね。

真如堂界隈、2012年6月16日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO-ELEMARIT45mm,f2.8
ISO200,露出補正-1/3,f8.1/500,iFinish
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