Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE122. 一寸機材談義

2010年12月16日 | Kyoto city
 手持ちのデジタルペン10倍ズームレンズは、長焦点側でf5.6の明るさだからボケを期待するのは難しいのだが、 それでも背景がボケると、画像の見栄えが良くなる。であれば、手元にある2本のコシナ製カールツァイスレンズを試みようかという目論見ができあがる。ならばレンズマウントを調達しなければならない。またレンズ泥縄の世界か。
 同じコシナのNOKTON25mmf0.95というレンズも、魅力的だ。それでもf5.6以上絞るとパンフォーカスだということをなにかで読んだ。マイクロフォーサーズ規格というのは、フルサイズ規格と比べれば、ボケをつくりだすレンジが小さいのだろうか。25mmといえば古い感覚では、立派なワイドレンズだ。
 そんな機材談義をしてみたくなったのも、明日は一泊二日の福岡出張だからだ。本筋の仕事原稿はできあがった余力で、さて福岡で撮影する被写体があるだろうか。製鉄所街の寂れた長屋や路地とかあればいいのだけど、私の記憶では、そんなものを一掃したほどに、街はつまらなくなったとおもう。
 だから2台のペンを磨いて、バッテリーをたっぷり充電させて、といったこの瞬間が一番楽しいのだろう。出張にかこつけた旅であることに変わりはなく、出かける前と帰ってからが至福の一時だと思われる。
 
永観堂, 2010年11月24日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO400,80mm,f5.6,1/160,露出補正-1/3. iFinish
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