福岡市を訪れると必ずその前を通りたくなる建築にアクロスがある。デザインはエミリオ・アンバースである。
世の多くの建築は、まあ一度見れば私としては満足なのだが、年を経るごとに見たくなるのがこのアクロスである。なんといっても多くの植栽で覆われた傾斜テラスの樹木がどれぐらい育っただろうか。そしてそのときの風景はどうなのだろう、という好奇心時とともにわいてくる。このように、時間の経過がしっかり建築のデザインとして取り込まれている。だから時間の経過とともに訪れたくなる。そういう時間の中で生き続けるという点では、他の現代建築と異質なコンセプトである。
竣工後15年を経て訪れたアクロスは、樹木が紅葉するなど、少しずつではあるが、次第に緑が濃くなってきていた。こういうランドスケープな建築がもう少し現代都市には欲しいように思う。
天神中央公園, 2010年12月18日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,14mm,f8,1/400,露出補正-1/7. iFinish
世の多くの建築は、まあ一度見れば私としては満足なのだが、年を経るごとに見たくなるのがこのアクロスである。なんといっても多くの植栽で覆われた傾斜テラスの樹木がどれぐらい育っただろうか。そしてそのときの風景はどうなのだろう、という好奇心時とともにわいてくる。このように、時間の経過がしっかり建築のデザインとして取り込まれている。だから時間の経過とともに訪れたくなる。そういう時間の中で生き続けるという点では、他の現代建築と異質なコンセプトである。
竣工後15年を経て訪れたアクロスは、樹木が紅葉するなど、少しずつではあるが、次第に緑が濃くなってきていた。こういうランドスケープな建築がもう少し現代都市には欲しいように思う。
天神中央公園, 2010年12月18日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,14mm,f8,1/400,露出補正-1/7. iFinish