京料理 道楽のブログ

道楽の新着情報や、日常のちょっとした一言を書き込んでいきます。

《Duoクラブマガジン 7月号》

2010-06-09 | Weblog
Duoクラブマガジン7月号(次号)にて掲載の「京都へ来たなら一度は訪れたい老舗&人気店」〈夏の京都で味わう、至福の時間〉のご案内

◆ごうぎん(山陰合同銀行)Duoカードでお支払の方限定で、お土産【道楽 ちりめん山椒】をご用意しております。

◆料金:\25,000~

◆期間:7/1~7/31(3日前までに要予約)

※盛夏の伝統京料理をご用意の上、心よりお待ち申し上げております。

《豆乳抹茶ソース》

2010-06-09 | Weblog
以前より、道楽のデザートで使っております、豆乳と抹茶と和三盆を合わせたソースがありまして、明日、京福・嵐山駅の新商品試食会の場で、ご提案しようかなぁと思っております。
「左近いなり」は、ご好評賜っており、誠に有り難く存じております。
暑くなってまいりましたので、夏向きのアイテムを数点監修致しますので、こちらの方も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

《早苗饗(さなぶり)》

2010-06-08 | Weblog
農家では、田植えが終わると、「さなぶり」と言う祝宴をもよおさはります。
農神さんに、早苗と九つの小石と一緒に「さなぶりだんご」をこさえてお供えし、無事の豊作を祈ります。
餅をついて、ばらずしを作って、酒を酌み交わしお祝いしはります。

《ほととぎす》

2010-06-08 | Weblog
「ほととぎす」は、初夏に日本に渡って来る夏鳥で、古来、文人墨客が、和歌などに好んで用いた題材です。
その鳴き声は、「てっぺんかけたか」とか「ほっちょんかけたか」などと言われてます。
漢字も実にいろんな字をあてます。「杜鵑」「不如帰」「時鳥」「霍公鳥」「子規」「杜宇」「沓手鳥」「蜀魂」…。
異称も実にたんとあって、「あやなしどり」「くつてどり」「うづきどり」「しでのたおさ」「たまむかえどり」「よただどり」「ゆうかげどり」などとも呼ばれています。
古来、和歌などで「郭公」を「ほととぎす」と読み、うちの烏丸光広の初夏の掛け物にも「郭公」と書かれています。

《藺草(いぐさ)》

2010-06-08 | Weblog
藺草は、自然界では、原野の湿地帯に自生します。今時分に茎の先に緑褐色の花穂をつけます。
現在では、ほとんど藺田(いだ)で栽培して用いており、刈り取って干して、畳表なんかを作ります。

昔は中の白い髄(ずい)を灯心(とうしん)に用いていたので、灯心草(とうしんそう)とも呼ばれてました。
新しい畳の藺草のええ匂いには、とっても日本らしさを感じるのです。

《芒種(ぼうしゅ)》

2010-06-05 | Weblog
今年は、明日 六月六日が、二十四節気の『芒種』にあたります。
「芒(のぎ)」とは、イネ科の花の外殻にあるトゲのような突起のことです。芒種とは稲を植え付ける季節という意味で、昔は田植えを始める頃としていました。

ぼくは毎年、螢を観に行く場所を決める時期で、今からワクワク楽しみです。

《軍師》

2010-06-05 | Weblog
戦国時代には、総大将に仕え、縁起を調べたり、占いなどによって、あらゆる事柄を判断し、戦の日や戦法を考える軍師・参謀がいてました。もとは、陰陽師の流れをくむ者ともいわれてます。

今川義元には、雪斎。
武田信玄には、山本勘助。
豊臣秀吉には、黒田官兵衛。
伊達政宗には、片倉小十郎。
上杉景勝には、直江兼続。
石田三成には、島左近。

三成は、秀吉の五奉行のひとりでしたが、文治派 いわゆる事務方でした。それゆえに、筒井順慶の家臣として活躍し実績を重ねてきた左近が欲しかったので、水口四万石を与えられたときに、二万石で左近を迎えました。島左近は、天下分け目の関ヶ原の戦いで、敵を蹴散らしながら孤軍奮闘の末、ついには討死したと伝えられています。
「三成にすぎたるものが二つあり、島の左近に佐和山の城」と歌われるほどの名軍師でありました。

《お知らせ》

2010-06-05 | Weblog
◇高島屋京都店[きょうの味どころ]のご案内

◆日時:7/28(水)~8/3(火) 11:30~13:00(入店止)
◆場所:高島屋 京都店 B1「きょうの味どころ」
◆価格:盛夏の京料理コース お一人様10,500円(税込)

◇尚、7/29(木) 15:00~同所で行います料理講習会は、「茄子のおしたし」「無花果田楽」「根深飯」の三品を予定致しております。

※ ご来店を心よりお待ち申し上げております。

《お知らせ》

2010-06-05 | Weblog
 残暑厳しい八月末に、陶芸家 藤平寧(ふじひらやすし)氏の器に、道楽伝承京料理を盛り供するイベントを開催いたします。
 8/25(水)~8/28(土)の4日間に渡り執り行う予定です。

◇詳細につきましては、後日ご案内申し上げます。

《鰺》

2010-06-03 | Weblog
鰺は年中出回ってっますけど、旬は夏場です。
大衆魚のイメージがありますが、天然の「きあじ」と呼ばれる‘瀬つき’の真鰺は、かなりの高級魚です。‘沖合’で獲れる「くろあじ」がほとんどですが、「きあじ」のほうが味は格段まさってるように思います。
宮津あたりで獲れたんは、ほんまに美味しく、刺身・生ずし・塩焼き・南蛮漬け なんかに料理します。たんとあるときは、干物にしときます。
ぼくは、自分で干した鰺の干物を炭火であぶって、炊きたてのおいしいごはんと味噌汁があったら、それはもう至福の食事時となります。