京都の旧いお家の台所にある「おくどさん」、その上方には荒神棚があります。
荒神棚には、荒神松が供えられ、伏見人形の布袋さんが小さいもんから順番に整然と並んだはります。
三宝荒神は竈の神さんとして祀られ、布袋さんの背に「火」の字を書いて奉ると、「火防布袋(かぼうほてい)」というて、火伏せとなるとされてます。
新しく家を持ったら、初午詣に行った際に、小さい布袋さんからちょっとずつ大きなもんへと毎年買い求め、七体揃ったら七福神に通じ、縁起がええとされてます。
ただし、七体揃うまでに家に不幸があったら、それまで求めた布袋さんを神社に納めて、再び一から求めます。
また、火のもと近くには、愛宕さんの「阿多古祀符 火廼要慎(ひのようじん)」の御札を祀って(貼って)、火難除けを願います。
これらの京の慣わしも、時代が流れ、徐々に減ってきてしまいました。
荒神棚には、荒神松が供えられ、伏見人形の布袋さんが小さいもんから順番に整然と並んだはります。
三宝荒神は竈の神さんとして祀られ、布袋さんの背に「火」の字を書いて奉ると、「火防布袋(かぼうほてい)」というて、火伏せとなるとされてます。
新しく家を持ったら、初午詣に行った際に、小さい布袋さんからちょっとずつ大きなもんへと毎年買い求め、七体揃ったら七福神に通じ、縁起がええとされてます。
ただし、七体揃うまでに家に不幸があったら、それまで求めた布袋さんを神社に納めて、再び一から求めます。
また、火のもと近くには、愛宕さんの「阿多古祀符 火廼要慎(ひのようじん)」の御札を祀って(貼って)、火難除けを願います。
これらの京の慣わしも、時代が流れ、徐々に減ってきてしまいました。