京料理 道楽のブログ

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【豆腐焼売】

2014-09-05 | Weblog
本日のT&Tうちでの料理は「お豆腐焼売」です。
江戸時代、お魚や鳥類の肉なんかは大概‘晴れ’の食で‘褻’の食は主に大豆製品でたんぱく質を摂ってました。
大豆の加工食品といえば、現代と同様でお豆腐や湯葉や納豆なんかがあって、庶民の食生活には欠かせへんもんでした。
中でもお豆腐の料理は、百珍物[海鰻百珍・甘藷百珍・蒟蒻百珍・景山香物百珍…]の先駆けとなった「豆腐百珍」(1782)をはじめ、「豆腐百珍続編」(1783)、「豆腐百珍余録」(1784)、明治になってからも「豆腐集説」(1872)などに、数多の料理書がございます。
お豆腐は、蒸す・焼く・漬ける・揚げる・煮る・発酵など様々な料理法があり、また揚げてから炊くなど料理法を組合せて調理できるヘルシーな食材です。
ご家庭におかれまして、お得意の豆腐料理をよおけ手の内に入れとかはったら、健康的かつ経済的ですし、大いに重宝することでしょう。