京都では、大根のことを「だいこ」と呼びますけど、「ん」はどこへ行ってしもたかというと、牛蒡の中に入って「ごんぼ」となったなんて洒落もあります。
ぼくは、豆乳と白味噌を用いた「ごんぼのスープ」をよく作っていただいてます。
ごんぼは、薬食同源の見地からいうと実にさまざまな効用を持つ野菜です。豊富な食物繊維でお通じがようなったり、コレステロールをコントロールしてくれるんで、動脈硬化の予防にもつながります。リグニンは、ガン予防に効果があり、イヌリンは腎機能を高め、利尿作用があります。喉にもよくて、せき・たんを鎮めてくれます。ほてりやのぼせの解消にもよく、解毒作用もあります。また、ごんぼを刻んで入れたさらし袋を湯船に入れてお風呂を沸かすと、あせもなんかの皮膚炎に効く「ごんぼぶろ」。
料理する時は香りを失わんように、ごんぼの皮を包丁でこそげとってしまわんと、たわしで洗てから用いましょう。
おいしくて病気予防につながる身体に優しい逸品ですんで、定期的にいただくとええでしょう。
この「ごんぼスープ」は、T&Tの‘うちでのごはん’に来月掲載されます。
ぼくは、豆乳と白味噌を用いた「ごんぼのスープ」をよく作っていただいてます。
ごんぼは、薬食同源の見地からいうと実にさまざまな効用を持つ野菜です。豊富な食物繊維でお通じがようなったり、コレステロールをコントロールしてくれるんで、動脈硬化の予防にもつながります。リグニンは、ガン予防に効果があり、イヌリンは腎機能を高め、利尿作用があります。喉にもよくて、せき・たんを鎮めてくれます。ほてりやのぼせの解消にもよく、解毒作用もあります。また、ごんぼを刻んで入れたさらし袋を湯船に入れてお風呂を沸かすと、あせもなんかの皮膚炎に効く「ごんぼぶろ」。
料理する時は香りを失わんように、ごんぼの皮を包丁でこそげとってしまわんと、たわしで洗てから用いましょう。
おいしくて病気予防につながる身体に優しい逸品ですんで、定期的にいただくとええでしょう。
この「ごんぼスープ」は、T&Tの‘うちでのごはん’に来月掲載されます。