デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

ツクバネウツギやコガクウツギ

2012年05月31日 | 山野草

Yukubaneutugi120531   曇り空だが時折晴れ間も見える。そんななか我が家からおよそ10キロ地点の山地の集落(捻畑:うつぎはた)へ向かい,周辺を散策した。

  いちばん目につくのは,白い花をいっぱいつけたウツギである。次いでガクウツギや,いまだ健在であるノイバラ。山裾で小さな筒状鐘形の花をさけた低木を見かけた。ツクバネウツギである。花の内側に黄赤色の斑紋のある可憐な花である。

Kogakutugi120531   今日の一枚は,そんなツクバネウツギとする。そしてもう一枚は,これまた山裾のあちこちで見かけたコガクウツギとする。1カ月前くらいから咲きはじめ,未だこうして楽しませてくれるありがたい存在。

  そしてさらにもう一枚は,お気に入りのスイカズラ とする。咲きはじめは白色だが,のちに黄色に変色する。

【お知らせ】  身体の一部で不具合が見つかり「入院治療」することになり,このページをしばらくお休みします。早期復帰し再開したいと思っていますので引き続きよろしくお願いします。

Suikazura120531


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スノキとニワゼキショウ

2012年05月28日 | 山野草

Sunoki120528   くもひとつない好天気である。少し歩いただけで汗ばむほどで,日中の最高気温は28度にもあがると報じている。

  そんななか,朝の散歩は我が家からおよそ1キロ余地点にある「スポーツの森」周辺へ。草地では,白と紫のニワゼキショウが競うように咲いている。また,その近くではカタバミやブタナが群生していた。

  林にさしかかったところで,スノキ(酢の木)が小さな小さな鐘型の花をいっぱいつけているのを見かけた。

Niwazeksyou120528   今日の一枚はそんなスノキ(ツツジ科)とする。そしてもう一枚は,この時期,あちこちの草地で群生しているのを見かけるニワゼキショウ(アヤメ科)とする。

  図鑑によると,北アメリカ原産の「帰化植物」だそうで,明治時代に観賞用として輸入されたものが「野生化」したとのこと。


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ヤマツツジとヤマイバラ

2012年05月22日 | 山野草

Amatutuji120522  所要を済ませ、jeepで通称「八丁峠」方面へ。ねらいはヤマツツジ。雲ひとつない好天気。目にうつる若葉が眩しい。

  白い花をいっぱいつけたノイバラやコガクウツギ、ミズキ、ガマズミなどを山裾のあちこちで見かけた。道端のやや湿った場所でハタザオにも出会った。

  峠に向かってどんどん上がりヤマツツジの生えているところへ。いま、まさに真っ盛りで紅色の花をいっぱいつけているのをあちこちで見かけた。

Yamaibara120522  今日の一枚はそんなヤマツツジとする。崖地に生えていて容易に近付けないところに生えていることから、この画像はズームアップして撮ったものである。

  そしてもう一枚は、これまたそのの近くの崖地で、白い立派の花をつけていたヤマイバラとする。ここでしか見たことのないヤマイバラは、ノイバラの花より大きく花径が4~5センチくらいはある。こちらでは、貴重な存在なのかもしれない。


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ハタザオに出会う

2012年05月17日 | 山野草

Hatazao120517_2   あいにくの曇り空だが,時折日ざしもある。そんななか,朝の散歩は我が家らおよそ3キロ地点の山地の集落(岩杖地区)へ向かう。

  谷川沿いを奥へ奥へと歩を進める。まずは,タツナミソウに出会ったのをはじめ,谷川の岸で鮮やかな黄色い花をいっぱいつけたジャケツイバラ(蛇結茨:マメ科)を見かけた。毎年この時期この場で出会うことのできる貴重な存在。

  さらに歩を進め,林の縁でハタザオ(アブラナ科)が白い十字の可憐な花をつけているのを見かけた。その近くでは,ミズタビラコの群生,ヒメレンゲ,ユキノシタ,小さな小さな花をつけだしたソクシンラン(ユリ科)などを見かけた。

  今日の一枚はこれらのうち,ハタザオとする。80センチくらいのひょろ長い茎の中央部付近から先端にかけて花径が7~8ミリくらいの白い花をつけている。細くて高いその姿が「旗竿」のようだからこの名があるらしい。

  そしてもう一枚は,今年もまたこの場で出会ったジャケツイバラ(マメ科)とする。青海島の山地で過去に出会ったことがあるが他で出会ったことのない貴重な存在。蔓の節々から直立した枝に黄色い花をいっぱいつけている。蔓には鋭い棘があり近寄るときは要注意。

Jyaketuibara120517


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キンランに出会う

2012年05月16日 | 山歩き

Kinran120516   一昨日から昨日にかけて雨模様のあいにくの天候であったが,今日は一転,朝から雲ひとつない好天気である。そんななか,東鳳翩山(ひがしほうべんざん:標高734m)への西側登山口のある,通称「地蔵峠」近辺を散策。

  まず目に入ったのは白い花をいっぱいつけたコバノガマズミ,そしてヤブデマリであった。ここら近辺ではいまだヤマフジやモチツツジが健在。ニガナやハナニガナはもとより,ツボスミレの群生をあちこちで見かけた。

Tubosumire120516   そしてそして,目の冴えるような黄色い花をつけたキンランに出会った。実に美しい花・・・。おもわず「ラッキー」と叫んだ。今日の一枚はそんな「キンラン」とする。

  もう一枚は,山道のあちこちで見かけたツボスミレの「群生」とする。アギスミレとかヒメアギスミレにも似ているが,葉の形体などからツボスミレとした。さらにもう一枚は,谷筋で咲いていたヤブデマリ(スイカズラ科/ガマズミ属)とする。

Yabudemari12051602


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