久々朝から青空が出ている。今日の散歩は我が家の近くを流れる川(ふしの川)の土手道を川下に向かってひたすら歩くことに。
この時期ともなれば川土手は容易に立ち入れないほどに雑草が生い茂っていて,ところどころでノアザミやアカツメクサの赤い花が目立つ。そんななか,はやくもウツボグサが薄紫の花をつけているのを見かけた。今日の一枚はウツボグサとする。
ウツボグサは日当たりの良い草地に生えている。その名は,武士が矢を入れて持ち歩いた用具(靫)に似ているからとのことだが,ピンとこない。別名「夏枯草:かこそう」とも呼ばれているそうだ。花のあと葉は緑色なのに花穂だけが茶色く枯れくるからこの名があるとか・・・。名称はどうであれ,これから盛夏にかけてこの姿をあちこちで見ることができる。
久々に山口市街北側にある小高い山鴻ノ峰(標高338mの山)へ上がってみた。
この山は山口県百名山の一つとされ市民の手軽なハイキングコースである。ここにはおよそ450年前には城が築かれたとかで山頂付近には石垣や井戸も残存している。
山頂に至る道では,いたるところところで白い花をいっぱいつけたコガクウツギや黄色い可憐な花をいっぱいつけたニガナ,おもしろい形の花をつけた「蔓性植物「ニンドウの花,タツナミソウの群生地などを見かけた。
今日画像は山頂付近から撮った二枚とする。一枚目は山頂付近から南側の山口市中心部を望んだものである。あいにくの天候で遠くがかすんでよく見えない巣のが残念。
もう一枚は山頂付近から北側の眺望である。なんだかよほど高い山から眺めのような雰囲気だ。いま山がいちばん綺麗に見える時期かも。