ワサビの花とシロスミレ

   今日は久々山口市北部の旧徳地町にある「重源の郷」（ちょうげんのさと：昭和初期の山地の集落復元地）を訪れてみた。ここは四季折々楽しめるが，今の時期は新緑はもとより，エビネ，キエビネ，シャクナゲ，ヤエザクラなどを楽しむことができる。

  古民家を復元した「いなか屋敷」近くの谷川で，自生しているワサビに花がついているのを見かけた。ワサビは深山の澄んだ谷沿いに生えるとのことだが，ここは生育条件が整っているのであろう。

   そして，その近くの草地ではシロスミレが咲いているのを見かけた。シロスミレは山地の日当たりのよい草地や北地の湿ったところに生えるとのこと。今日の画像は，奥深い山地でしか出会えない，ワサビの花とシロスミレとする。集落の奥地ｊまで行き散策する予定だったが雨が降り出したため断念した。

ノイバラとハルジオン

   昨日夕刻からの雨も上がり，今朝は青空が出ている。ここのところ不安定な天気が続いたが，今日あたりから大型連休にかけて天気は安定すると報じており安堵。

  朝の散歩は息子の店（糸米２丁目）周辺の平地コース。林にさしかかったところでノイバラが数輪咲いているのを見かけた。道端ではハルジオンが花をいっぱいつけて「撮って～」とアピールしている。

   今日の画像は林の縁で顔を出していたノイバラと，道端のあちこちで咲いていたハルジオンとする。ハルジオンは真っ白い花をつけたもの，薄いピンクのもの，少し濃い目のピンクなどいろいろ。この個体は薄いピンク。

カキドオシと八重桜

   ここのところ天気は日替わりだ。一昨日は好天気だったが昨日は一転して雨だったのに今日は朝から雲ひとつない快晴。

  今日の散歩は我が家からおよそ４キロ余地点ある「杖坂」(つえさか)という山地の集落までの往復コース。帰宅して「万歩計」をみたらおよそ１万５千歩にもなっていた。道端や田圃の畦などでは，キンポウゲやキツネノボタン，オドリコソウなどの定番に加え，ハルジオン，ヘビイチゴ，キジムシロ，ブタナ，ムラサキサギゴケ，ムラサキケマンなどなど・・・。

山地の集落付近では，カキドオシの群生，タツナミソウ，アケビ，ヤマフジ，サルトリイバラなどに出会った。

  今日の一枚は，山地の集落のあちこちに群生していたカキドオシ(シソ科)とする。長くつる状になっていて，節から根をだす。隣接地から垣根を通して進入してくることから「カキドオシ」の名がついたとか。そしてもう一枚は，川土手で見かけた満開の八重桜とする。

コバノガマズミとオオジシバリ

   昨日に続き今日も好天気。朝の散歩は「大山路」（おおやまじ）という山地の集落一周コース。我が家へ帰って「万歩計」を見たらおよそ一万歩も歩いていた。

  今日もいくつかの野草たちに出合った。田圃周辺では，オオジシバリやノニガナ，ヘビイチゴ，キジムシロ，ミヤコグサ，カキドオシやムラサキサギゴケなどなど・・・。山道では，咲きはじめのヤマフジや，コバノミツバツツジ，モチツツジ，サルトリイバラ，ニガナなどに出合ったほか，コバノガマズミが白い花を見かけた。

   今日の一枚はコバノガマズミとする。遠くからみたら，白い泡状の花をつけているようにしか見えないが近くで観察してみると，およそ５ミリくらいの小さな小さな花の集団だ。

  そしてもう一枚は田圃の畦にいっぱい咲いていたオオジシバリとする。花径はおよそ３センチくらいで比較的大きい立派な花である。

ヤマフジ 咲きはじめる

   久々雲ひとつない好天気。鴻ノ峰（山口市街近くにある標高３３８ｍの山）近辺の山道を歩く。この時期，青空のもとでの山歩きはとても心地良い。野鳥たちも心地よさそうに囀っているし，若葉に包まれた木々たちも微笑んでみえる。

  山のあちこちで，薄紫の可憐な花をつけはじめたヤマフジを見かけるようになった。これまた，青空のもとでとても心地良さそうに咲いている。今日の一枚は咲き始めたヤマフジとする。