デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

マツカゼソウや白色ゲンノショウコなど

2015年08月29日 | デジカメ散歩日記

5mmくらいの小さな白い花をつけたマツカゼソウ(ミカン科)

  空はうす曇りである。天候は下り気味で午後は雨模様と報じている。そんななか「21世紀の森」周辺の山道を歩いた。まず出迎えてくれたのは白い小さな小さな花をいっぱいつけたマツカゼソウである。木陰のやや湿った場所に生えていた。これを今日の一枚とする。そのやさしい草の姿に趣きがあることから名付けられたという。そして今日のもう一枚は白色のゲンノショウコとしする。こちらではほとんど紅紫色だが稀に白色を見かける。ネットで調べたら東日本は白色、西日本は紅紫色が多いとのことだ。

白色のゲンノショウコ

  さらに歩をかかめていると、ヤマニガナ、シュウブンソウ、ヤブタバコ、フユイチゴの花、ヒメキンミズヒキ、サワオトギリ、そして久々ヤマジノホトトギスの姿も見かけた。また、帰り道でヘビイチゴの花に似た径が2センチくらいの黄色い花をつけた植物を見かけた。ネットで調べたら確信はもてないがインド原産の「帰化植物」でイチビというアオイ科の植物らしい。繊維を取るために古く中国を経由して渡来こしたとのこと。これを加えての一枚とするほか、前出のヤマニガナ、ヤマジノホトトギスをUPする。

はじめて出会ったイチビというインド原産の「帰化植物」

ヤマニガナ

ヤマジノホトトギス


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ノブドウの花

2015年08月27日 | デジカメ散歩日記

ノブドウの花(花径が3ミリくらいで淡緑色の5弁の花)

  25日に15号台風が県内西側を通過した。昨日はその余波があったが今日は朝から晴れ渡っている。そんななか山地の集落・岩杖地区へ向かった。我が家周辺ではセミの声があまり聞こえなくなったが、ここはミンミンゼミが夏の終わりを惜しむかのように競って鳴いている。また、林の中からはツクツクボウシが涼しげな声が聞こえる。セミの声を耳にしながら谷川沿いを奥へ奥へと歩を進めた。センニンソウやボタンズルがあちこちで咲いているのを見かけたほか、ミズタマソウ、ゲンノショウコ、イヌトウバナ、ヌスビトハギ、ヤブラン、ミズタビラコ、サワオトギリ、ヒメキンミズヒキなどをカメラに収めた。また、草木に絡んで蔓を伸ばした茎に小さな小さな5弁の花をつけた植物を見かけた。ノブドウの花である。これを今日の一枚とする。以下、前出のボタンズル、イヌトウバナ、ヒメキンミズヒキをUPする。

イヌトウバナ

ヒメキンミズヒキ

ボタンズル・・・花の形状はセンニンソウそっくりだが葉の形状に違いがある。葉がボタンの葉に似ているからこの名があるとのこと。


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キンミズヒキ

2015年08月22日 | デジカメ散歩日記

  今日は再び真夏の太陽が戻ってきた。そんななか、所要を済ませ久々「兄弟山」周辺の山林道を歩いた。ここは適度に日陰があり、かつ林の中から涼しい風が流れてきて快適。セミの鳴き声を耳にしながら奥へ奥へと歩を進めた。我が家周辺ではクマゼミが主流だが、ここではミンミンゼミが主流で時折クマゼミやアブラゼミの鳴き声も聞こえる。加えて、林の中からはツクツクボウシの鳴き声があちこちで聞こえてきてとても賑やか。ここで出迎えてくれたのはキンミズヒキである。これを今日の一枚とする。ミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、ヌスビトハギ、フユイチゴの花、ヒヨドリバナ、咲き始めたオトコエシなどに出会った。さらに奥へと歩をすすめたところで、木陰で細い茎から横枝をいくつも出し、その先端に4~5mmくらいの小さな黄緑色の花をつけた植物を見かけた。これを今日のもう一枚とする。ネットで調べたらキク科のシュウブンソウと判明した。そして加えての一枚は散歩道からの眺望とする。

シュウブンソウ(キク科)

散歩道からの眺望


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庭に咲いた可愛い花

2015年08月21日 | デジカメ散歩日記

ヒメマツバボタン(スベリヒユ科/マツバボタン属)

 朝の散歩に出ようかなと準備をしていたら小雨が落ちてきた。今日は「降水確率」50~60%と報じていることから出かけるのは断念し「庭の草取り」を行うこととした。二週間前に取り終わったばかりなのにもう伸びてきた。今日はとりあえず、5~6年前に亡妻の求めによって庭の一角つくった「畑と花壇」の中およびその周辺から作業にかかった。畑には亡妻から引き継ぎ、今年もキュウリとトマトそしてピーマンを植えつけ孫たちと「収穫」を楽しんでいる。畑をつくった当時のことを思い起こしながらひたすら草を引き抜いていると、径が5mmくらいの紅紫色の花をつけた雑草を見かけた。ヒメマツバボタンである。図鑑によるとマツバボタンに似ているからこの名があり、熱帯アメリカ原産の「帰化植物」とのこと。今日の一枚はそんなヒメマツバボタンとする。そしてもう一枚は、ピーマンの花とする。いま実をいっぱいつけ毎日のように「収穫」しているが、可憐な花も咲かせている。

ピーマンの花


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ノカンゾウに出会う

2015年08月20日 | デジカメ散歩日記

  昨日同様、空は厚い雲に覆われ、すぐにでも雨が落ちてきそうだ。そんななか、「雨対策」して散歩に出かけた。今日のコースは川岸(ふしの川)を川下側におよそ1.5キロ下った地点で反対岸を我が家までの一周およそ3キロ余。川土手や河川敷の草地で、今日もツルボやタカサゴユリ、サイヨウシャジンを見かけたほか、ヒルガオの群生、野生のアサガオ、センニンソウ、クサギ、ヤブラン、ノカンゾウ、マルバルコウなどを見かけカメラに収めて帰った。これらのうちノカンゾウを今日の一枚とする。容易に近づけない位置に咲いていたので「ズームアップ」して撮った一枚である。よく似ているヤブカンゾウは多くあちこちで見かけるが、ノカンゾウは特定の場所でしか見たことがない。この地区いでは貴重な存在かもしれない。そして今日のもう一枚は、この時期あちこちで見かけるクサギとする。

クサギ(クマツヅラ科)


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