雲ひとつない好天気。時折冷えた風が通り抜けとても心地よい。朝の散歩は、糸 米川沿いを奥に入り山道へ。途中、かなり急坂もありいい運動になる。
山裾のあちこちでコガクウツギが真っ盛りである。咲きはじめたばかりのものや白い花をいっぱいつけたものなどさまざま。そんななか、白い泡状の花をつけて樹を見かけた。ミズキ(水木)である。近くで観察してみた。十字の小花の集団だ。今日の一枚はそんなミズキとする。
そしてもう一枚は、遠くからは白い雪をかぶったように見えた初めて出会った樹木とする。これも近くで見るとプロペラ形花の集団だった。
ネットで調べたところ「ヒトバタゴ」(モクセイ科)、別名「なんじゃもんじゃの木」と判明。中国大陸や対馬と木曽川流域にのみに自生しているとのこと。よってこれは植樹されたものであろう。珍しい木であることは確か。
今日も好天気。時折通り抜ける風がとても心地よい。そんななか朝の散歩は田園地帯を経て山地へ。
田圃の畦道では,ジシバリやオヘビイチゴ,キンポウゲやカタバミ,ムラサキサギゴケなどが競うように咲いている。田圃づくりもはじまったことから,これらは近々のうちに刈り取られてしまう運命にある。 山地にさしかかったところで,山の斜面の腐葉土からギンリョウソウ(銀竜草:腐性植物)が顔を出しているのを見かけた。
今日の一枚は「ガラス細工」のように見えるギンリョウソウとする。そしてもう一枚は,そのすぐ近くで,湧水が出ているところに生えていたミズタビラコ(水田平子)とする。キュウリグサに似ていて,花径が3ミリくらいの小さな小さな薄水色の花の集団。湿気のある沢沿いなどに生える野草で,葉はハコベに似ている。
これらのほか,ここでもモチツツジやニガナ,コバノガマズミ,コガクウツギ,咲き始めたエゴノキなどを見かけカメラに収めて帰った。
好天気である。時折通り抜ける風がとても心地よい。朝の散歩は田園地帯を経て山地の集落(大山路:おおやまじ)一周およそ3キロコース。左足負傷からおよ一カ月余,まだ違和感はあるものの久々の本格的なデジカメ散歩である。
田圃周辺では,ジシバリやオヘビイチゴ,キンポウゲの群生,ムラサキサギゴケやミヤコグサ,ノアザミ,キツネアザミなどを見かけたほか,可憐なピンクの花をさけたアカバナユウゲショウを見かけた。
今日の一枚はアカバナユウゲショウとする。南アメリカ原産の「帰化植物」で,かつて栽培されていたとか。そしてもう一枚は,キツネアザミとする。古い時代に大陸から入ってきたとか。
山地の集落近辺では,ニガナの群生,ノイバラ,アメリカフウロ,山裾のあちこちではモチツツジやコバノガマズミ,ハナニガナなどを見かけた。