キンミズヒキ

   台風１５号や１４号の影響であろうか，ここのところ不安定な天候が続いる。今日も雨雲が出ていて奥地のほうでは厚い雲も出ていて「にわか雨」がやってきそうな気配もある。

  そんななか今日の散歩は，山地の集落（通称，天花畑：てんげはた）周辺へ。キンミズヒキをあちこちで見かけたのをはじめ，サイヨウシャジン，ヨメナ，センニンソウ，マルバハギ，オトコエシ，アカソなどに出会いカメラに収めて帰った。

   今日の一枚は，これらのうちキンミズヒキとする。そしてもう一枚は，赤褐色の茎が目立つアカソ（イラクサ科）とする。

  この時期，アカソはあちこちで見かけるが場所によっては群生している。帰り道で，ヌスビトハギおよびその同属のフジカンゾウ，ゲンノショウコ，ヤブランなどをカメラに収めた。

ツルリンドウに出会う

   今日は久々「２１世紀の森」を訪れてみた。かつてここには，自然観察施設や屋外運動施設などがあったが，一昨年に閉鎖されすべての施設が撤去されている。よって，散策道も荒れ放題だろうとおもっていたが，意外にも人手がはいっているようで快適に歩くことができた。

   まず目にはいってきたのは黄色い可憐な花をいっぱいつけたつけてヤマニガナである。他の場所ではあまり見かけないのに，ここにはいくつもある。そして，その近くでお気に入りのツルリンドウを見つけた。

   今日の一枚はツルリンドウとする。草木にからんでのび実に可憐な花をつけている。この場にはあちこちに生えている。そしてもう一枚は，ヤマニガナ（キク科／アキノノゲシ属）とする。

  これらのほか，ヤマジノホトトギス，ヒメキンミズヒキ，フユイチゴ，シロヨメナ，ヌマダイコン，ヤブタバコ，ゲンノショウコ（白色），ハキダメギク，ヤブラン，マルバハギなどに出会った。

フユイチゴの花＆早くもヒガンバナ

   １５号台風の影響であろうか，空は雨雲に覆われていいるものの，時折雲間からギラギラ太陽が顔を出す。

  そんななか，所要を済ませ山地の集落（岩杖：いわつえ）で小川沿いを奥へ奥へとひたすら歩いた。今日も幾種類かの野草たちに出会った。オトギリソウがまだ健在であるのに加え，同属のサワオトギリ，コケオトギリを見かけた。センニンソウやボタンズルも草木に絡んでひろがり白い花をいっぱいつけているのをあちこちで見かけた。

   山裾では，ヒメキンミズヒキ，ヌスビトハギ，ヌスビトハギと同属のフジカンゾウ，フユイチゴの花，ヤブランやゲンノショウコなどを見かけた。

  今日の一枚は咲き始めたフユイチゴの花とする。そしてもう一枚は，道端でたつた一輪ほど咲いていたヒガンバナとする。例年よりは半月ばかり早い開花である。

田圃の雑草に白い花

   昨日から１５号台風の影響で強風が時折通り抜ける。また，時折小雨も落ちてくる。

  そんななか，所要を済ませ，山地の集落（大山路：おおやまじ）周辺を歩く。

  林の縁でセンニンソウやヌスビトハギ，ネコハギ，アキノタムラソウ，ヘクソカズラ，サイヨウシャジン，ゲンノショウコなどを見かけカメラに収めた。

  山田に生えている雑草が，径２センチくらいの３弁の白い花をつけているのを見かけた。オモダカ（面高）である。これを今日の一枚とする。

  農家にとっては大変迷惑なに存在であろうが，立派な花をつけている。そしてもう一枚は，山裾のあちこちで小さな小さなピンクの花をいっぱいつけたヌスビトハギとする。

ガガイモ

   曇り空だが雲間から照りつける日差しは強い。所要を済ませ河川敷公園（平川地区）へ。

   草薮にセンニンソウやガガイモ、クズやヒルガオなど「蔓性植物」がはびこり、それぞれが花をつけている。小指くらいの小さなピンクの花をつけたマメアサガオも見かけた。これらのうち今日の一枚は特徴ある花をつけたガガイモとする。

  図鑑によると北海道から九州に至る日本全国、朝鮮から中国にも分布。「刈り取り」には耐性が低いようで、刈り取られることの少ない場所で繁茂する傾向にあるらしい。