デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

ミズタビラコ

2010年06月29日 | 山野草

Mizutabirako100629   今日も梅雨空。それなりに「雨対策」をして朝の散歩に出かける。今日は我が家からおよそ4キロ奥の杖坂という山地の集落までの往復コース。

  山地の渓流近くで,小さな小さな淡青紫の花をつけたミズタビラコを見つけた。キュウリグサに似ていて花径はおよそ3㍉くらいで,余程目的意識的に探さないとつい見過ごしてしまう。図鑑によると,本州~九州に分布し広葉樹林の渓流沿いや谷筋などの水分の多いところに生育するとのこと。今日の一枚はそんなミズタビラコ(ムラサキ科/キュウリグサ属)とする。


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はやくもヤマホトトギスとサイヨウシャジン

2010年06月28日 | 山野草

Yqmahottogisu100628m   ここのところ連日雨で,昨日は一日中降り続き「警報」も出た。その雨も今朝はあがったが,午後からはまた大雨が降るとの予報。

  雨が降り出さないうちに,それなりに「雨対策」をして朝の散歩に出かけた。田園地帯から二つの山地の集落を経て我が家までの一周コース。およそ6キロは歩いたであろう。

Saiyoushiajin100628m   山地の集落では,早くもサイヨウシャジンが咲きはじめているのを見かけた。そして,すぐその側では,これまた早くもヤマホトトギスが花をつけているのを見かけた。今日の画像はヤマホトトギス(ユリ科)と,サイヨウシャジン(キキョウ科)とする。この二つの花,これから秋口にかけての長きにわたり楽しませてくれる。


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ササユリ

2010年06月24日 | 山野草

Sasayuri100624m   今日は朝から青空が出ている。今日は久々隣に住む義兄と一緒にドライブに出かけることとした。目的地は長野山(周南鹿野 標高1015m)で,ササユリがまだ咲いているとの情報によるものだ。

  山頂に至る林道では,ウツギ,ヤマアジサイ,コアジサイ,イワガラミなどのほか,ここでしか見かけないタマザキクサフジなどに出合った。そして,山頂近くの山の斜面で目的のササユリの姿を見ることができた。

Koajisai100624m  今日の画像は今年も出会うことのできたササユリとコアジサイとする。

  ササユリはかつて,近くの山地でも見かけたものだが今はこうして特定の場所でしか見れないのが残念だ。薪炭林としての利用や柴木を刈り取るということもなくなり山は荒れ放題ということに起因しているいるらしく「希少種」になりつつあることは確か。


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オカトラノオ(サクラソウ科)

2010年06月23日 | 山野草

Okatoranoo10062302_2   梅雨空だが時折薄日もさしてくる。朝の散歩は我が家からおよそ1キロ地点にある「スポーツの森」周辺へ。

   林の縁でオカトラノオを見つけた。この時期となればどこかでその姿が見えるはずだと随分探していたところようやく見つけることができた。しかも,ここには十数株まとまって生えており生育条件を満たしているのであろう。

   今日の一枚はそんなオカトラノオとする。ひとつひとつが小さな小さな花でおよそ20センチくらいの花穂を構成している。その姿をトラの尻尾に例えこの名があるらしい。


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ワルナスビ

2010年06月22日 | 山野草

Warunasubi100622_2   今朝は時折晴れ間も見える。朝の散歩は所要を兼ねて我が家近辺から山地の集落までの往復コース。

  山地の集落の畑縁でワルナスビが白い花をつけているのを見かけた。今日の一枚はワルナスビ(ナス科)とする。ワルナスビはその名のとおり,嫌われ者の「帰化植物」である。茎には鋭い棘があり退治するには一苦労。北アメリカ原産で,牧草の種子に混ざって国内に入ってきたとのこと。地下茎で繁殖するらしく,一旦浸入するとなかなか根絶できない厄介者らしい。


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