デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

クサレダマやトウバナに似た花を咲かせた植物

2021年06月28日 | デジカメ散歩日記

クサレダマ(サクラソウ科/オカトラノオ属)

容易に近寄れない場所に咲いていたのでズームアップして撮った一枚

雲は多めながらも時折日ざしもある。そんななか山地の集落・棯畑地区へ向かい周辺を散策した。ニガナやハナニガナ、ウツボグサ、などを撮りながら歩をすすめていると、林の縁でお気に入りのオカトラノオを見かけた。さらに歩をすすめていると、山の斜面で、草丈10cmくらいの中ほどからトウバナの花に似た小さな淡紫色の花を咲かせた植物を見かけた。手持ちの図鑑やネットで調べても不明。「追跡調査」としよう。さらに奥地の集落にかかる峠付近の湿地で、黄色い花を咲かせた植物を見かけた。容易に近寄れない場所に咲いていたのでズームアップして撮った。手持ちの図鑑でクサレダマというサクラソウ科の植物と判明。さらにその近くでは、カガイモの仲間である暗紫色の花を咲かせたフナバラソウを見かけた。これらのうち今日の一枚はクサレダマとする。そして今日のもう一枚はトウバナに似た花を咲かせた植物をUPするほか、前記のフナバラソウ、オカトラノオ、そして帰り道の林の縁で見かけたムラサキニガナ、タケニガクサなどをUPする。

草丈10cmくらいの中ほどから小さな唇形の花を咲かせた植物

ブロ友さんからヒナラン(雛蘭)だと教えてもらった。ありがとうございました。

フナバラソウ(カガイモ科/カモメズル属)

オカトラノオ(サクラソウ科/オカトラノオ属)

ムラサキニガナ(キク科/アキノノゲシ属)

タケニガクサ(ケシ科)

ナワシロイチゴ


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ササユリ会いに長野山へ

2021年06月21日 | デジカメ散歩日記

長野山のササユリ

雲は多めながらも、まずまずの天候。今年もササユリの季節がやってきたことから、周南市鹿野の長野山(標高 1,015m)へ行ってきた。中国自動車道経由で目的地に向かってひたすらJeep走らせた。道中、イワガラミやユキノシタの群生、名前が判らないコモチマンネングサに似た花を咲かせた植物(追記蘭に記載)、ヤマアジサイやコアジサイ、ウツギ、ニシキウツギなどを撮りつつ山頂方面へ。山頂近くにさしかかったところでササユリ発見。数枚カメラに収め、その美しい姿をしばらく見入っていた。図鑑によると「本州中部から九州に分布する多年草で、山地の草原や明るい森林に生育する。」と記されている。我が家近くでは「八丁峠」や山地の集落・棯畑地区以外では見かけたことがない「貴重な存在ササユリ」を今日の一枚とする。以下、もう二枚ササユリをUPするほか、前期のコアジサイ、ヤマアジサイなどをUOする。

コアジサイ

ヤマアジサイ


【追記】

岩場でコモチマンネングサに似た花を咲かせた植物

・・・追跡調査の結果タカネマンネングサと判明・・・

  長野山に至る道中、岩場で「イワガラミ」を見かけたのでそれを撮っていると、コモチマンネングサに似た花を咲かせた植物を見かけた。草丈はおよそ15cmくらいで、岩場から伸びた茶色の茎の中ほどから枝分かれし幾つかの花茎の先端にコモチマンネングサに似た花を咲かせている。手持ちの図鑑やネットで調べるも不明。キリンソウの仲間であろうが、この場以外では見かけない謎の植物である。・・・あらためて「追跡調査」した結果、「山地の岩上に生える」タカネマンネングサ(高嶺万年草)と判明した。


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ヤマジノホトトギスやウツボグサ

2021年06月17日 | デジカメ散歩日記

ヤマジノホトトギス(ユリ科)

曇り空だが時折日ざしもある。そんななか所要を済ませ、「八丁峠」方面へ車を走らせた。テイカカズラやネズミモチ、ネズミモチに似た花を咲かせた低木、ミズキ、ニガナやハナニガナ、ホタルブクロなどを撮りながら奥へ奥へとすすんでいると、お気に入りのウツボグサが咲きはじめているのを見かけた。さらに奥へとすすみ「峠」近くにさしかかったところで朱色の美しい花を咲かせたヤマツツジを撮っていると、そのすぐ近く草地で早くもヤマジノホトトギスが咲いているのを見かけた。これらのうち今日の一枚はヤマジノホトトギスとし、以下にウツボグサ、ヤマツツジ、ホタルブクロ、そして今日もネズミモチをUpするとともに、ネズミモチに似た花を咲かせた低木(ヤナギイボタであろうか)の花をUPする。

ウツボグサ(シソ科)

崖地で咲いていたヤマツツジ

ホタルブクロ(キキョウ科)

ネズミモチ(モクセイ科/常緑小高木)

ネズミモチに似ているが葉がネズミモチのものと異なり光沢もなく薄い。ネットや図鑑で調べたところ、ヤナギイボタ(モクセイ科/落葉小高木)ではないかとおもえる。そうだとすれば、山口県では「絶滅危惧ⅠA類」に指定されている珍しい植物に出会った記念すべき日になる。


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トウバナやハナニガナ

2021年06月15日 | デジカメ散歩日記

やや湿った場所で見かけたトウバナ(シソ科)

空は雨雲に覆われいはいるが日中は辛うじて持ちこたえそうだ。そんななか所要を済ませ木戸公園奥地の兄弟山に至る道筋や林内などを散策した。ニガナやハナニガナ、熟した実をつけたコウゾ、スクリュー状の花をいっぱい咲かせたテイカカズラ、小さな白い花を咲かせたミズキやネズミモチ、草地ではキキョウソウ、ニワゼキショウ、セッカニワゼキショウ、コナスビ、やや湿った場所でトウバナ、林の中では小さな小さな紅紫の花を咲かせたムラサキニガナなどを見かけた。これらのうち今日の一枚はトウバナとし、以下に前記のコウゾの実、ミズキ、セッカニワゼキショウ、ムラサキニガナなどをUPする。

熟した実をつけたコウゾ(クワ科/落葉高木)

ミズキ(落葉高木)の花

ネズミモチ(モクセイ科/常緑小高木)の花

テイカカズラ(キョウチクトウ科/常緑つる性)の花

セッカニワゼキショウ(アヤメ科/北アメリカ原産の帰化植物)

ムラサキニガナ(キク科)


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ヤマアジサイに出会った

2021年06月10日 | デジカメ散歩日記

山道を歩いていたらヤマアジサイに出会った

ここのところ連日の「夏日」である。今日も同様の暑い一日となりそうだ。そんななか久々「21世紀の森」方面に向かい周辺を散策した。ここは日陰が多く暑い時期にあるくには好都合の場所である。歩きはじめてしばらく、谷筋のやや湿った場所でヤマアジサイを見かけた見かけた。これを今日の一枚とする。図鑑によると、湿った林内や沢沿いに生え、色は白色、淡青紫、淡紅色などがあるという。林内の別の場所では今日も樹木に絡まって蔓を延ばし高い位置で花をつけていたイワガラミ、ナガバモミジイチゴの実、サルトリイバラの実、ハナニガナやハナニガナ、スイカズラ、そして美しい紅色の花を咲かせたヤマツツジなどを見かけたのでこれらのうち選択して以下にUPする。

今日も見かけたイワガラミ

スイカズラ

ヤマツツジ

帰途   山地の集落にて


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