昔懐かし昔の母校の跡の無残
2010/08/27は、群馬県生涯教育センターに行ってきた。
この場所は昔毎日通ったところなのだが、周囲の道路も建物も昔の面影もない。
それどころか群馬県生涯教育センターそのものが全く新しいものだから思い出に残るものもない。
元の建物が移転するときにモニュメント(記念碑)が建てられた。‥‥と言っても関係するのはそのモニュメントのミニレプリカがあるくらいなものなのである。
ここで2010/08/27から3日間「第19回群馬篆刻協会展」が開催されている。
この群馬県生涯教育センターというのは、実は展示室というものが設けられていない。
かろうじてあるのは、ロビーの展示スペースと言うものの所詮エレベーターへ向かう通路である。
「生涯教育」という以上、その生涯教育を発表する上での発表の場というものを設けるべきと考えるのだが、当時の役所は「座学」による一斉授業しか思いつかなかったようだ。
そのロビーも今回は事情があって、写真展が行われていた。
篆刻協会展は、その右奥の通路部分である。
ここもギャラリーというらしかったが、群馬県の建物というのは常に「帯に短し襷(たすき)に長し」と言うものばかりなのはどういうことだろうか。