書道家Syuunの忘れ物

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説明編・動画編集も可能なパソコンを7万円台で考える3

2012-01-29 13:11:58 | パソコン関係
説明編・動画編集も可能なパソコンを7万円台で考える3

動画編集する上での最低条件というのを前回提示した。

CPU  Core i7 2600(3.4-3.8GHz) 4コア/8スレッド 以上
MotherBoard H67 P67 Z68以上
Videoカード GeForce GTX 560 1GB以上
Memory  8GB以上
OS  Windows(R) 7 Home Premium 64bit以上

まずこのうちのCPUをCore i7 2600以上にした理由とは、4Core、8スレッドという理由に他ならない。
動画のレンダリングには、CPUのCoreに影響して、この8スレッドという8Coreあるのと同等に働く動作は重要である。
4Coreと8Core(8スレッド)と比べれば、clockの増大もあって経験上の体感で3倍以上のスピードが出る。
そしてMemoryは最低8GB以上というのは、以前に6GB積んで足りなくなった経験があって、8GBあればギリギリ足りなくなる事も無いと言う算段。
但し、SyuunはMemoryが安くなっているので16GBにしてある。

そのために、OSは64bitでなければならない。
MotherBoard H67 P67 Z68以上は、SandyBridgeのうちで、Memoryが8GBしか積めず、RIDE、SerialATA 3.0非搭載のH61を除くと言うこと。
安いパソコンの場合、余り物のH67チップのものが多くなっているが、オーバークロックしないのならH67でも充分。

Videoカードは、Adobe Premier Elements10などがオンボードグラフィックでは起動すらしないこともあるからである。
但し、Adobe Premier Elements10では、Videoカードを利用してエンコードやレンダリングをすると言うわけではない。

●検討課題は、OSから

メーカー製のパソコンを今買うと富士通から東芝、Acer、DellまでOSはOEMと言うことになっていて、パソコンのHDDに格納されてDVD-ROMは付いてこないことになっている。
それでDellにしろAcerにしろ初めて起動させるとリカバリーDiskを作れという指示がでる。Acerの古い機種はCDを何枚か入れさせることもあり、DellだとUSBメモリーでも可というものもある。

その一方で、ショップブランドのBTOパソコンというのは、一般にDSP版のDVD-ROMが付いてくるのが普通である。
ツクモでの説明はオペレーティングシステム(オペレーティングシステム)について
付属するオペレーティングシステムはパソコン本体とセットで販売されるDSP版(正規版)と呼ばれるパッケージとなります。購入いただいたパソコン専用となりますので、他のパソコンに使用(インストール)する事はできません。また、ディスクやライセンスキーを紛失された場合再発行は出来ませんのでご注意下さい。 DSPライセンスに基づき再度ご購入頂く形となります。」
パソコン工房も「Windows(R) 7 Home Premium SP1 [64ビット] 正規版(DSP) [ 標準 ]」と記されているので同様。
TWO TOPでは、「このパソコンはWindows 7 が『お得に』プリインストールできます。OSプリインストールをご選択の場合、DSP版のDVD-ROMが付属します。」

このDSP版のOSというのはツクモでは「パソコン本体とセット」と書いてあって、パソコンを改造して中身が大幅に違うと契約違反だと言うことになっている。

その契約とはOSのインストールをサポートする販売代理店のツクモとユーザーとの契約であって、Microsoftとの直接の契約では無いことに注意。
実際のところパソコンショップでBTO出来るところの変更は可という感じがあって、マザーボードの変更になると不可なのではないかと思われる。
但し、メーカー保証期間が切れたパソコンをどういうように扱おうとパソコンショップでは名目上「知らぬ」ということでもある。
だから故障したマザーボードを入れ替えても文句は来ないが自己責任である。

また、マウスコンピューターのセレクタブルOSの場合は、既存のHDDをSSDや他のHDDに交換しても正常に再インストール出来るもの。
Windows® 7 セレクタブルOSメディア icon
この場合、再インストールするためには基本構成をオリジナルに戻す必要がある。

 パソコン工房の場合。
Amphis BTO GS7020iCi7G    79,980円税・送料込

Windows(R) 7 Home Premium 64bit正規版(DSP)
Core i7 2600(3.4-3.8GHz) 4コア/8スレッド/キャッシュ8MB
H67 Express チップセット(MSI OEM)
1TB Serial-ATA II
DDR3 1333 4GB×2 (計8GB)
24倍速スーパーマルチドライブ
GeForce GTX 560 1GB
600W 80PLUS電源標準搭載
BLACK タワー型ケース IW-PE689
ATXミドルタワーPCケース IW-PE689/WOPS

ここでマザーボードはH67 Express のMSI OEMになっている。
上位機種の「Amphis BTO GS7021iCi7G TYPE-SRX」(Core i7 2700K・2TBハードディスク・GeForce GTX 560 Ti 1GB)の場合はP67 Express チップセット(P67A-S40)でMSI製 P67A-G43 V2のダウングレード品。(エントリー「マウスコンピューター・G-Tune NEXTGEARの中を見る」で紹介)
除かれているのは
IEEE1394やCMOSクリアボタン、光学S/PDIF出力端子、同軸S/PDIF出力端子を実装しない」

従って、大凡MSIの市販品PH67A-C43 (B3)のダウングレード品と思われる。こちらの方は元々IEEE1394は付いていないので「CMOSクリアボタン、光学S/PDIF出力端子、同軸S/PDIF出力端子」を省略したものと思われる。

P67A-S40
従って、BIOSのアップデートなどはMSIからでは基本的に出来ないことになっている。実際、BIOSのアップデートというのも余程の不具合でもない限りしないというのが原則である事に変わりはない。

HDDドライブが1TBに関して

動画編集やデジカメ写真を大量に保存するというのは1TBでは心許ない部分である。
しかし、Syuunの仕事用のパソコン(ASUS P5Q-E)が500GBで何とか使えてる現状からみれば数年は大丈夫である。
何とか使えているというのは、実は嘘で「動画編集やデジカメ写真」は他の2台の作業用パソコンに保存している。
それでは不便なので昨年の夏に2TBのHDDを購入してDドライブとしているのが本当。
だから、HDDが安くなったらパソコンのCドライブから新規にHDDを追加してDドライブとして保存するか外付けHDDに保存するかを選ぶ必要がある。

メモリーDDR3 1333 4GB×2 (計8GB)

取りあえずの当面は不都合は無い。しかし、今メモリーが激安になっているので16GBにするということもありうる。
なぜそうするのかというと、いずれメモリー仕様が変わってDDR3がDDR4~などになるかも知れないからである。
使う人が少なくなればメモリーの生産が少なくなり高騰することもありうる。
今生産を中止したFDD(フロッピーディスク)を新規に買うといくらするのかというと何と一枚100円ぐらい。
Syuunは、以前にワゴンセールでFDD10枚のパッーケージを100円で買ったから目が点になった次第。

imation(イメーション) 3.5インチ 2HD フロッピーディスク Windows/DOSフォーマット済 25枚紙箱入り(US仕様パッケージ)MF2HD-WIN-25KS(MF2HDWIN25KS)

24倍速スーパーマルチドライブ
このDVDドライブは大方LGのHL-DT-ST GH24NS50(DVD+R DL)あたりで普通には使える。
動画編集をするならPioneerのBDドライブを追加するということも将来的には視野にいれる必要もある。

ビデオカードGeForce GTX 560 1GB

これはミドルレンジの下ぐらいの性能で、FF XIVのベンチマークのLOWで6,000(5,978)ぐらいのSCOREである。(エントリー「インテルX79 チップセット搭載・NEXTGEAR i820BAx解剖」)
NEXTGEAR-MICRO im500BA4(GeForceGTX550Ti)
では、
LOW‥ 1280×720‥3457
HIGH‥1920×1080‥2220(NEXTGEAR-MICRO im500BAx

ちなみにSyuunの自作機はLOW-SCORE 7707 HIGH-SCORE 4679(Radeon HD6870シリーズ・RH6870-E1GHW/DP/OC )
LOW---SCORE 7707(4200MHz)--- 7108(3700MHz・Faster)
HIGH---SCORE 4679(4200MHz)---4632(3700MHz・Faster)
と言うことで、BTOのビデオカードはそこそこ。

電源 600W 80PLUS電源標準搭載
電源の仕様は不明で、まさかAcerの時のように450W電源のピーク値を取って500W電源搭載ということもあるまい。

SyuunのPCでは、650W(ABEE ZEST 650W ATX電源 ZE-650TF (ピーク700W))を設置した。しかし、電力計を付けたまま半年使用してみて、省電力仕様なので最大200Wにまでも到達したことが無い。

BLACK タワー型ケース IW-PE689
フロントとリアに120mmの空冷ファンを搭載して、TOOL Free構造になっている。
電源が上部なのとデザインが気にならなければ可とする。

Amphis BTO MD7100iCi7G TYPE-SR2 icon   79,980円税・送料込

は、HDDとケースの違いだけなので省略。

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