DVDドライブAD7240S・GH22NP20・DH24AYS その6
AD7240SのVersion違いのBUFFALO DVSM-724S/V-BK とIODATA・DVR-S7240LEKを多少検証してみた。
データーファイルはいつもの通り3.6GB、Maxell DVD-R16倍速(MXL RG04)を16倍速(22,160kb/s)で書き込む。
使用ソフトとPCは違って、Nero9・ExpressEssential、Windows7・64Bit。結果は、5分04秒。
同じくMaxell 8倍速(MXL RG03)で16倍速オーバードライブ書き込みで、5分06秒。こちらもMaxellの16倍速、8倍速の差はなかった。多少差があるのはライティングソフトの差なのか64bit版互換モードのためなのかは分からない。
実際、生DVD-Rを挿入して書き込みが始まるまで17秒要している。
それで、AD7240Sのバージョンによる違いというのはあまり見られないと推定された。
こんなことから見ると、BUFFALOやIODATAで種々の価格で売られてるAD7240Sとは何なのかと疑問が沸くものである。
Windows7を使っている場合には、OS自体がDVDをライティングをサポート(Vista以降)しているので、それを使えばソフトはいらない気もしないではないが、専用ソフトの方が多様性がある。
実際使い慣れたソフトというものには、確実性があって使い続けてゆきたいものである。
だから、価格の違いというのは添付されているソフトの違いと言うことになるが、IODATAのようにHPから修正プログラムなりを落としてくる必要があるものもある。
さて、前回AD7240Sでビクター製8倍速DVD-RDL(JVCRD81)が8倍速であっさり書き込めたことを報告した。(7.16GB・18分49秒)
それで今度はPioneer DVR-S16Jで三菱化学のDVD-RDL8倍速(HDR85HP)を焼いてみた。
書き込みソフトは、CyberLink Power2Go6・Windows7・32bitで同じPC・ソフトを用いて6.1GB。Power2Go6では10倍速の表示を示している。
書き込み時間は、なんと17分50秒だった。
今回AD7240Sをいろいろと検証してみようと思ったところ、結果としてPioneer DVR-S16Jは、書き込みスピード20倍速、DLで10倍速と表示されても実際は16倍速以下、8倍速以下だったりすることが分かった。
その方がpioneerが主張するように書き込み品質がよいとしても、書き込みスピードを誤魔化すようでは、ユーザーを裏切る結果なのではないかと思う。
それに比べてAD7240Sは16倍速、8倍速と表示されても、それ以上の速度が出ている様である。
又、外付けUSB接続のDVDドライブというのは、実はかなり遅い書き込みであると言うことが再度確認出来た感もある。