書道家Syuunの忘れ物

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少子高齢化社会

2006-06-28 22:05:12 | 世の中妙な??事ばかり

今の女性は、そんなに自分の子供を育てるのが嫌いなのか??

「『予定している子供の数』が少ない夫婦ほど『子供ができない』と考えていることが、社会保障・人口問題研究所が27日発表した出生動向基本調査で分かった。「理想は3人だが予定は2人という夫婦が55%を占め、その理由(複数回答)は『お金がかかりすぎるから』(75%)がもっとも多かった。」 理想は2人だが予定1人という夫婦も20%を占め、理由として「お金」(55%)とともに、「欲しいけれどできない」が27%あった。理想3人だが予定1人の夫婦では「できない」が41%、理想1人だが予定0人の夫婦では「できない」が58%に上り、子供を持ちたいが持てない現実に悩む姿が浮かんだ。 (産経新聞) 分かりやすく言うと、3人以上子供を持ちたいが経済上2人にしている。子供が「1人」や「0人」の人は、欲しいけれど出来なかったと言うことである。 Pentax*istD.1/320//f-9.0/ISO200//180mm(270mm相当)Tamuron28-300mmXR/450mm相当

少子化という問題になるとなぜか直ぐに「保育園」が足りない。‥‥という話になる。 「就学前、長期にわたって保育を確保するには、やはり保育園の存在が大きい。育児休業期間には限界がある。夫婦が安心して就業出来るためには保育園が欠かせない。」日経新聞・NET EYE プロの視点。浅川澄一 新聞の論調は、いつも「働く主婦」ばかりである。大体こういう議論になると出てくるのは、もうとっくの昔に「子育て」を終わった大学教授や元高級官僚出身の女性財界人、年頃の未婚の女性だったりする。はっきり言って、「子育て」など他人に任せて「やらなかったか、未だやる機会のない」人達なのだろうと思われる人である。何故かと言えば、高級官僚も大学教授もいわゆる成功した人たちは、「仕事人間」で「子育て」などと言う時間はなかったはずだ。だから「基準として」仕事をする主婦しか目に入らない。はっきり言えば、大事な子育てを自分でせず、「他人」任せにして平気だった人と言えば分かりやすい。 確かに、「経済的」な問題、「キャリア」の問題も多々ある。だからといって、少子化を保育園の少なさ‥‥というのも‥‥ 「国が把握している待機児童の数が実数よりはるかに少ないのは、自治体に入園申請しない児童を自治体は待機児童として数えないからだ。しかも、どこかに保育園が新設されると、それっとばかりにその近所の専業主婦が働き出し、待機児童でなかった子どもが一斉に入園してくる。これが現実だ。多くの母親は働きたがっている。就学前の子どもの数に近いだけの保育園定員が必要である。」日経新聞・NET EYE プロの視点。 「近所の専業主婦が働き出し」「多くの母親は働きたがっている」これはどういう視点なんだろう。専業主婦の人が子育てを放棄して、「保育園」が出来れば働くのか?正直言って、専業主婦の子育てなどというのは結構甘いものではない。今、幼稚園の入学前にそれなりのスクールもあり、教育熱も盛んなのだ。お稽古ごと、ピアノ、英会話から始まって毎日送り迎え。それは、小中学まで続くから並大抵のことではない。中には、実際高度な資格を持って働いていた女性が、「仕事は充分した」あとは子供を産んで子育てだ。 ‥‥とがんばっている「専業主婦」も知っている。経済的に苦しくても、「子供を自分で育てたい」とがんばっている人もいる。正直言って、子育ては「お金に換算出来ない」。識者は、私は「子育てをした。」と主張する人もいる。本当にそうか?子供が学校から帰ってきて、その時家にいたか?嫌がる子供を「保育園」に置いて、そのまま出勤したことはなかったか?まあいろいろある。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽ そして、専業主婦は子育てが終わると「ボランティア」の主体となり、又芸術文化の主体となる。 少子化の本当の姿は、結婚年齢の遅さと未婚率の多さに起因する。結婚の遅さは、高齢(といっても30歳台)による子供の出来難さに密接に結びついている。 中には、「姻外子」を北欧のように大幅に認めよ。‥などという大学教授や評論家もいる。しかし、その結果どのようなことになっているのか、どのような社会問題が起きているのか。何故か語らない。まるで、失敗した米国の「ゆとり教育」を検証もせず導入したのは、こういう頭脳の持ち主ばかりだったようだ。