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書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

改正薬事法 「資格」商法、特殊法人の金儲けだった??

2009-02-07 09:50:10 | ちまたの噂・雑記事
改正薬事法 「資格」商法、特殊法人の金儲けだった??

平成21年6月1日施行される改正薬事法。
この法律で特徴的なのは、「大半の大衆薬のインターネット販売を禁止する一方、新たに設けた資格を持つ人材を配置すれば、薬剤師がいないコンビニなどでも販売が可能となる。」と言う事。
そして、その新たな試験というのが「登録販売者」資格というもの。
(医薬品の店舗販売業者等において、第二類および第三類一般用医薬品を販売する際に、2009年6月1日より必要(有効)となる都道府県実施試験資格。)
従来の「薬種商販売業認定試験」とは「開業の計画がある者だけに制限されており、個人に与えられる資格というよりも、店舗に与えられる許可という性質が強かった。(ウィキペディア(Wikipedia))」
今回の「登録販売者」は、「高等学校卒業かつ、1年間の実務経験のある者」で個人資格であるために、今まで事実上薬剤師常駐を余儀なくされたドラッグストアなどでは、第一類の調剤などを置かなければ必要なくなったという事だ。
これで、一時期の「薬剤師」資格ブームというのは過ぎ去ると言う事だろう。
そして、薬剤師資格ブームによって今後大量に生み出される薬剤師はどうするのかなどとゲスの勘ぐりを思ったりもする。

さて、「登録販売者」資格試験というものは、都道府県で行われるのであるが、「厚生労働省の検討会のとりまとめや薬事法施行規則改正案では、国の作成する「試験問題作成の手引き」等に準拠し、都道府県が問題を作成し試験を実施することとなっている。(ウィキペディア(Wikipedia))」
一応、「都道府県が問題を作成し試験を実施する」と言う事なのだか、現在では実施する都道府県によって合格率が84.5%から36.9%と難易度に差がありすぎる。(平均68%)
試験は住所に関係なくどの県でも受験可能だから、このままだと合格率の高い場所に集中する可能性がある。
これでは「登録販売者」資格試験と言うものの統一性が失われるというものだろう。
いずれ、この試験を行う特殊法人が設立されて統一問題又は、都道府県によって選べるサンプル試験問題というものが出来るはずだ。
場合によっては、その機関に一任すると言う事もあり得る。
今までの「薬種商販売業認定試験」とは違って、個人資格となる以上避けられないことだ。
こう考えてみると、規制の法律が一つ出来ると必ずその規制を満たす特殊法人が出来そうな事だ。しかも誰が見ても正当にだ。
「厚労省が、強硬な反対意見の中、当初方針通り、ネット販売を含む大衆薬の通信販売規制に踏み切ったのは、過去の薬害への反省から、利便性より安全性が重視されるべきだとの意識が働いたためです。(サンケイエクスプレス)」
という役人の一見まっとうそうな責任逃れは、実はあの「改正建築基準法」の考え方と全く同じなのである。
そして、「改正建築基準法」によって、建物構造が変わったのかと言えば全く建築に関して関係がなかった。原因となったのは、単なる悪質な手抜き工事会社だったにすぎない。そして、「改正建築基準法」、改正建築士法によって膨大で高額な更新講習収入、認定講習を生み出し、特殊法人の仕事を増やすのは、改正薬事法も基本的には同じ。

近年の規制強化という官僚の流れは、「一見反対出来ないような正当論」を振りかざして、知らず新たな利権を生み出す、規制緩和の流れに逆行するものである事を明記すべきだろう。

誤った スパムコメント掲示による 関係者へのお詫び

2009-02-06 23:59:12 | ちまたの噂・雑記事
2009/02/03付プログエントリー
「子供の進学と昔の勉強法との違いに戸惑う」の中で、コメントを紹介しました。
内容は、群馬県立中央中等教育学校に関するもので、内容が現状の合わないと思って調査しましたところ‥‥
「東京都品川区の中高一貫校、KR女学校の中学1年生」のものとほぼ判明しました。
従い、内容は事実無根で全く出鱈目です。

中央中等教育学校関係者の方々にはご迷惑をおかけしました。

近年、「【ブログ炎上】匿名でも本人特定 接続履歴から立件」(産経新聞)とあるように、「匿名性が高いネット社会」と言いながら、本人を特定出来てしまう事があります。
今回の場合、それこそ本人の背中まで迫る事が出来ましたが、相手が未成年と言うことだからでしょう。

それにしても、「囮」ブログに引っかかったのが、特定出来た結果でした。
但し、囮でも正規のプログで引っかけはありません。
事実、最初は小生も騙されました。

現代女流書100人展 チケット 余った

2009-01-29 14:34:55 | ちまたの噂・雑記事

現代女流書100人展‥ チケット

平成21年1月28日家に帰ってみると、見慣れぬ水色の封筒が届いていた。
何だろうと思って封を切ってみたら、現代女流書100人展チケット(毎日新聞社主催)が10枚も出て来た。
よく見れば封筒に某先生の名前がある。



会期平成21年2月5日~11日。
2月なら上京するから行けないこともないと思いつつも、前期展と後期展に別れていて、10日だと後期展しか見られない。
10枚もあるから行きそうな人に渡そうと思っても、1週間前ではどうにも都合が付かないと言うのが真相だ。
特に、1月は書道関係の人達に会う機会が多かった。
はっきり言えば毎週どこかで書関係の会合があったと言うものだった。
送っていただいた先生は、今回出品する筈でどう考えても5~7日には行けそうもない。
全く困り果てたと言うものである。



ところで、いつも不思議に思うのは書道では「女流展」と言う単独な書道展があることだ。
なぜなら、今現在の書道人口では85%が女性で「女流展」とはいうもののいつもの先生方が出品なさるという感がある。
もっとも、「道」と付く社会では伝統的に男社会で、その道の「トップ」というのは男と決まっている。
茶道などでは、成り立ちから「男社会」だが、書道界もその書のうまさは関係なく少ない男性がトップにいる。
だから、書の基本的なうまさでは女性には敵わない部分も多い。
只、男女の性の特質からか違った書が出来るので一概には言い切れないが。

そんなこんなで、9枚も余ってしまった。
近くの人は、もらいに来て下さい‥‥と呼びかけたいが、これを観ている人だけ。
それにしても、前売り券で500円もする。
多分、送ってくれた先生も、処分に困って送ってきたのかもしれないが、こちらも全く困ったものだ。


NY二人展「書に遊ぶ」女優・佐久間良子氏の不思議な書歴

2008-12-17 08:00:40 | ちまたの噂・雑記事
NY二人展「書に遊ぶ」女優・佐久間良子氏の不思議な書歴

平成20年12月16日(火)の新聞各紙には、「佐久間良子さんNY展(読売夕刊・ニューヨーク支局)」とか、「女優の佐久間良子さんがNYで書道展(産経Web・ニューヨーク 長戸雅子)」とかに書かれている。
そこで不思議に思ったのは、
「佐久間さんは子供のころから『外で遊ぶより字を書くことが好き』で独学で書道を始めた。」 (産経)
「幼いころから、独学で書を追求してきたという佐久間さん。」(読売)
‥‥となぜか独学を強調している。
そして、もっと不思議なのは
「佐久間さん直筆の礼状を目にした知人から勧められて昭和50年に日展出品、見事入選を果たした。そのときに書道家の手島右卿氏から『音楽的、絵画的とさまざまな要素を持った書』と評価された。(産経)」
最近見た雑誌に毎日展入選をしたことがあると写真入りで掲載されていた。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、「書道では1977年(昭和52年)に「日展」に入選。「毎日書道展」でも入選。」とあって、入選時期は不明確ながら間違いないらしい。

ここで何がおかしいのかというと、まず日展で当時の手島右卿氏から評価されるということだ
手島右卿先生は、年譜によると「1947年書道芸術院結成・総務理事となる。」とあり、「1952年独立書道会(現独立書人団)を結成。代表となる。」となって所謂毎日系の書家である。
昭和50年頃に日展に関係しているとは経歴にない。
昭和50年頃といえば、毎日展から読売書法展へ分離する前夜であって混沌とした時代。(毎日書道会小史)
そしてどちらかと言うと書論で毎日系と対立していた日展ではあったが、今も昔も日展入選(5科)というのは、至難の業である。
だから当時でも、所謂「毎日系」と呼ばれる書家には縁のないことが多い。
特に、手島右卿先生が結成された独立書人団などは、「一字書系」という現代書系であって、日展・読売系とは相容れない。

そして、女優・佐久間良子氏の作品‥‥写真写る作品は小品とは言え「一字書」。
どう考えても独立書人団系の影響を受けていると言うものだろう。
その上、日展入選にしろ、毎日展入選にしろ個人出品ではあり得ないというのが書道の常識だ。まして「独学で」などと言ったら笑いものだ。
なぜなら、書は絶対に独学で学ばないからだ。
そして、独学で学ばないから先生に付いて団体出品するのである。
その上、日展入選は先生が日展の審査員でない限り、又は審査員に連なる先生でない限り100%入選はしない。
なぜなら入選率は、新国立美術館移行で多くなったと言え今年でも9.7%にすぎない。
有名人だから‥‥それもあるかも知れない。
日展の2科洋画では、何年か前に「ジュディオング氏」の版画が特選だった。今年は、最後の出口付近のその他大勢の部類に展示されていた。

それにしても、「独学」と強調しているのはなぜなのだろう。
多分、最近は日展は当然としても、毎日展にも出品せず、師匠にも付かず気の向くままに書を書いてきたと言うことか。
もしそうであるならば、「独学で日展入選」というキャッチフレーズは止して頂きたい。

書道で日展入選を目指して、もし1回入選したら「書」をやった諦めが付くとか、そうでなくとも県展で一生に一度は特選(特別賞)をもらって死にたいと言い残して、遺作が特選だった人など枚挙がない。
書道に命をかけている人にとって、女優・佐久間良子氏の発言は如何に不用意で傷付いたか。
所詮、有名人には「日展」も甘いと思ったのか。
いずれにせよ悪い影響だ。

‥‥‥‥‥‥‥‥
いろいろご指摘がありました。
‥‥‥‥‥‥‥‥
篆刻の吉永隆山先生(現・毎日書道展審査会員)からご指摘があって、佐久間良子氏の入選に関して説明がありました。

「佐久間さんは昭和50年の第7回日展で入選しています。かく言う私も同じ昭和50年の日展で初入選しておりますので、「佐久間良子入選」は記憶があります。
念のため、図録にて確認しましたところ、「佐久間愛子」さんが入選(仮名作品)しています。これが佐久間良子さんの作品のはずです。ちなみに、手島先生は、理事当番審査員ということですので、不確かな記憶ですが、不確かな記憶ですが、独学というより手島先生の手本で(手島先生に師事していた??)「書いた」作品という認識でした。

赤字は、吉永隆山先生による再度の訂正です。(2008/12/19)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥
いずれにせよ独学で日展入選したのではない事は違いない事です。

歳を取ると過去の回想ばかり‥‥旧家に取り憑く、「土地神」はありや?

2008-12-14 23:55:04 | ちまたの噂・雑記事
歳を取ると過去の回想ばかり
‥‥旧家に取り憑く、「土地神」はありや?


先週末、東京にある書団の審査に当番審査員として上京した。
今頃になると冬至も近くなってくるから、朝7時前というのは夜明け前(日の出前)だったりする。
ここのところ、12月というのに11月中旬の気温で昔同時期に上京した時のような肌を切るような寒さはない。新幹線に接続する連絡列車も土曜日とあって、空いているのは幸い。だから、新幹線もいつもなら満席状態で到着するのに空席が目立つ。お陰で一本早い何時もなら乗らない列車に乗った。
これだと、途中大宮まで止まらないので早いし「新特急」のような妙な感覚を覚えずともすむ。
朝の新幹線というのは、何時もそうだがうつらうつらとして、朝寝を楽しむ時間なのだが、不思議と「あのときは‥‥だった」という感慨に「どきり」としたりする。
時は過ぎてしまったのに、変な記憶というものは過ぎ去らないようだ。
そして、今回は過去に住んだ家にまつわる記憶を思い出したりしていた。
過去に住んでいた家、空白期間を差し引いても数十年住んだ両親と共に暮らした家の記憶である。
あの好きだった岩に絡みついた木の根、春の水仙、松葉ボタン、‥‥四季の花が咲き乱れ‥‥。小さい頃ツツジの季節には近くに地方新聞社の本社があって、そこから紙面に載せる写真を撮りに来るというのが年中行事だった。
しかし、よくよく見ると今思えばツツジは少なくほとんどがサツキだった。
今では流行らなくなった、石の回廊、赤城の噴火石の石組み。
そんな小さい頃、今12月になると庭師が松を剪定する音が朝の眠気を覚ますものだった。
その後、松の手入れが出来る庭師のハサミの音を聞くこともほとんど無かったが。

そして、それは両親や家族の記憶と、自分自身の過去の存在をも建物、敷地、樹木と共に消え失せてしまった様に感じる。
古い家というのは、「家の神様」と言うものが居るらしいと昔から聞いていた。
そんなものは迷信だ、とはいうものの小生の家にも何やら居たらしい。
それは、建物が撤去されてアスファルトで舗装された駐車場になった後、半年から1年ほどで母屋があった中心の地面が陥没した。
実は、他に二カ所陥没したところがあった。
その一つは、「御稲荷さん」があったところと、元「御稲荷さん」があったところだ。
しかもその位置は偶然ではなく、間違いなくはっきりした場所であるというのが不思議なものだった。
この「御稲荷さん」というのは昔から非常に難しい因縁があって、移動するにも「御稲荷さん」の専門の神主さんに拝んでもらう必要がある。
それで「元」の場所というのは「拝んでもらわなかった」筈なので、残ってしまったのかどうか知らないが、東向きから南向きへ移したから条件は良くなったはずとは亡父の弁。
それで、天罰が当たらなかった(?)のは設置した相続人であったからかも知れない。
‥‥相続人が移って最終的に移転させるに当たっては、今度は「本当に」神主さんに拝んでもらって撤去し、他の場所一時的に移した。
しかし、「御稲荷さん」には申し訳ないが、もう一度戻せる状態には未だなっていない。

世の中迷信というが、分からないことが多々ある。
だから、そう言う古い家にあった石や曰わく因縁のありそうなものは、その家系に連なる相続人以外の他人が移動したり持ち出したりするのは注意が必要だ。
小生の実家を買った不動産屋の社長にその点を注意した。
ところが、「塩を撒いて何でもやってしまえばよいのだよ」と取り合わなかった。
しかし、土地が陥没する頃の「土地神」の移動と共にあの世に旅立ったらしい。

そんな偶然の一致はどうでも良いことだが、同じように古い旧家を買ってマンションを建てようとした業者が、同じようにマンション建設で立ち往生している。
理由は様々だが、建物の更新はされていても少なくとも100年以上も続いた一族の屋敷跡というのは、何やら謎めいたものがある。

東金市田間の保育所園児遺体事件について今にして思う

2008-12-09 17:41:55 | ちまたの噂・雑記事

東金市田間の保育所園児遺体事件について今にして思う

平成20年12月9日(火)の産経新聞では正論「女児遺体事件 地域全体で子供の命守れ」で地域の安全に対して警笛を鳴らしている。
一方、今日の日本テレビ朝の情報番組「スッキリ!!」でも「東金女児遺棄事件 明らかになる容疑者素顔」と題して特集をしていた。
産経正論で気になるところは
「欧米では地域にもよるが、幼児を1人では公園などで遊ばせない。常に両親が子供の行動に目を配っている。
 かつて日本は、『世界一安全な国』といわれてきた。しかし、急激な都市化などから、地域住民の連帯感は希薄になり、関心もなくなってきている。」
というところではないだろうか。
‥‥日本が『世界一安全な国』といわれてきた。‥‥と安全ではない国のように取れるが、多分今でも『世界一安全な国』だろう。なぜなら、未だに女性が夜道を一人で歩ける国だからである。
もっとも、この前のネットで知り合った殺人仲間によって、見ず知らずの女性が殺されると言うこともあるが、そうざらにあるものではない。
昔の『世界一安全な国』日本というのは、実は地域の全員が互いを知って「危険人物」を割り出して監視ししていたからにすぎない。
昔は、倫理教育と日本という国を良くしようと努力した人達で社会は守られていた。
ところが、例の「田母神俊雄論文」問題を見ても、日本を「良くしよう」、「世間に貢献しよう」という人ほど酷い仕打ちを受けたり、例え「多大な寄付」をしたとしても吏員が代われば忘れさせられる時代だ。
‥‥昔は、寄付をして「名を残そう」という姑息な人物はなく、郷土のために貢献するのが当然というのが理念だった。
それでは、いまそんな人がいるのかと言えば、新聞に載るくらいだから極少なくなった。社会主義国日本と言われるくらいだから、高額所得者はゴッソリ税金を持って行かれ、慈善事業をしようにもその金がない有様だ。
その「ゴッソリ」持って行かれた税金で、社会主義国日本としては公務員のOBのための慈善事業が税金で行われている。
これが国民にばれてしまったから、公務員改革が叫ばれている一方で益々公的意識が薄れてくると言うのが今日本ではないか。
近年は、小生なども、「民間パトロール」の資格を与えられて、1か月に一回見回りをし、小学生は「ウォーキングバス」という保護者の付き添い。
夕方下校時には各交差点にも、緑の腕章を巻いた学童保護のパトロールも毎日出ている。人口の少ない田舎の市街地でこんな状態なのだが、全国レベルではどうなのかは分からない。

一方、「幼児を1人では公園などで遊ばせない。常に両親が子供の行動に目を配っている。」と言うのが、今回の「東金市田間の保育所園児遺体事件」の当初からの疑問だ。
どう考えても、5歳の保育園児が一人で歩き回るというのが小生などにとっては「信じられない」事ではないかと思うのである。
自分の子供と連れだって例えスーパーに行くとしても、就学前なら必ずそばから目を離さないし、そうでなくとも居場所を常に確認する。
ところが、この事件の場合友達の家に毎日のように行かせて、遅くまで居ることが多かったらしい。
はっきり言って、家族に結果として見捨てられた子供の末路としか見えない。
なぜ、家族がしっかりと守ってやれなかったのか不思議さと、無念さを思うのみである。


蘭亭序を中心として‥碑法帖入門・伊藤滋先生講演

2008-11-24 23:21:53 | ちまたの噂・雑記事
平成20年11月23日(日)、上野の精養軒で伊藤滋先生による講演会があった。
演題「碑法帖入門・蘭亭序を中心として」
蘭亭序は、あの「蘭亭序」の話である。
確か、この夏には東京江戸博物館で中国から臨模本の展示があって、大盛況だったと思う。
今回は、「蘭亭序」の拓本や臨模本を比べて年代が新しいとか、拓本を又石に彫って拓本を取るとかそう言う中国の訳の分からないことを説明した。



兎に角、蘭亭序と言うものは、真筆が存在しないで全て模造品が出回っている。
その上、その蘭亭序を石に彫って、拓本にしたものが何種類もあり、事実「宋時代」以降にしか遡れないから妙なものだ。



そして、その拓本自体に違うものが結構ある。
兎に角面白いのは、その拓本、臨模本の時代を遡ることも本物であるかも一切確かめようがないという。
そこで、時代を確かめるため押してある「蔵書印」で古いと見るしかないという。



拓本も何種類もあって、このうち二つずつが同じ石からのものと言うことを示したもの。



拓本の取り方、印面の部分の石の堀方に新旧の区別が付く。



拓本も、その前のものの拓本を元にして、石に彫って又拓本を作るとか。



それで、拓本に押されていた印を見てみると、同じ印のはずなのに微妙に違うということが分かる。
早い話、印も偽造されたのかも知れないということもある。
いずれにせよ、中国では偽物文化が盛んだから金儲けにたくさん複製品が作られたというのだろうし、多分現在でも作られている。
講演は、何やら興味を持って2時間半程度の講演を終わり、蘭亭序の本を売っているというので2000円で購入してきた。
綺麗な拓本の写真があって、こんな安い値段で販売出来るのも拓本本体を持っているからなのだろうと思われる。
今年の、春先香港、クリスティーズで「蘭亭序」の拓本が販売されたという。
買ったのは、日本の女性だそうで約5000万円とか。
但し、今まで見る蘭亭序とは、大分趣が違う写真が紹介された。

その後3時30分から上野精養軒の場所を変えてレセプション。
それにしても、休日は精養軒も人が多い。



よく知った顔を見るけれど、結構知らない人も多い。


2年前は、何かの関係からか、レセプションに出なかった人が多く料理が大量に余ってしまったことがあった。
そこで食い意地を張って、ピラフの中の「貝」を食べたら、火が良く通っていなくて??翌日から熱を出して3日間寝込んでしまったことがあった。
今年は、貝類は出でいなかったが、なるべく注意して食べたというもの。



なんというか、あまり食べないうちにお腹が一杯になり食べられないというのは困りもの。
又、今年は結構人数も多かったのが、少し気がついたらほとんど食べ尽くされていた。



今年は、不思議と最後のコーヒーとアイスクリームが早く出で、3時30分開始から1時間程度でレセプションが終わってしまったのは、帰る方としては有り難かった。
というよりも、料理が終わったと言うものだろう。
それにしても、上野精養軒のパーティ料理は結構美味しいのでいつも楽しみにしているものではある。

第40回日展・第5科・書を見る。

2008-11-24 00:02:40 | ちまたの噂・雑記事
平成20年11月23日(日)は、新国立美術館の開館に合わせて9時30分に東京駅に到着して、何とか10時に間に合った。
日展を見るためなのだが、実は2年振りである。
なぜなら、日展が東京美術館から新国立に移った昨年は様子が分からなかったから、行かなかったからである。
それが今年は、画材屋に行ったら前売り券が売られていた。
前売り券というと、以前都美の時は、JRの券売り場で売られていたが、今回は800円で地下鉄の通路で前売り券が売られていた。
だから、当日会場の入り口で1200円の当日券を買っている人など見たことがない。
自分は、幾らで買ったのだろうか、多分700円。
多分というのは覚えていないし、領収書もなかったからなのだが‥‥



日展というと、写真がない。
何故かというと、休祭日は写真撮影は禁止、平日でも撮影許可がいる。
しかし、有料の毎日書道展であっても、書道関係というのは写真撮影はどこでも「可」というのが言わば常識である。
確かに、「絵画」など勝手に写真を撮られてしまえば、「絵はがき」「図録」などが売れないから経営上問題があるだろう。
それにしても、未だに「絵はがき」を売っているなど、旧態依然としているのは「日展」ならではなのかも知れない。



それでも都美の時、知り合いの書家の作品があったので「目を盗んで」デジカメで撮ったことがある。
何故なら、休日だと行っても、「書」の平入選の場所などほとんど人っ子一人いないところだからだ。
それが、どこからとも無くあの青の制服を着た「おばさん」が飛んできて、一くさり「休日は撮影禁止」ですと怒鳴られたことがある。
規則は規則だからね。
しかし、書道関係だと非常に奇異である。
実は、結構見ていないところでカメラでパチパチと記念撮影というのは日展5科ではたまに見ることがあるからだ。

さて、都美から新国立になって展示スペースが多くなったと思ったら、どうもそうではないらしい。
何故なら、依然展示スペースの割り振りは都美時代とあまり変わらない気がしてならない。
新美というのは、各階に大きく分けて3大展示スペースがあって、必ず1階の三分の一は新美の企画展。
だから、1階は2スペース。2階は3スペース、3階は、講堂を挟むために2ないし1スペース。
そして、1科日本画と2科の洋画で1.5ずつ使い、工芸と彫塑で2使うと、5科の書は相変わらず1スペース。
そこに1000点以上(公募入選970点9.17%)、日展の総入選数の72.82%が展示されるから相も変わらず見苦しい展示だ。
今年は、1科の日本画(入選率34.85%)の展示などは素晴らしい展示で、洋画(24.75%)もそこそこ、彫塑(64.02%)も同一フロアでの展示になったから結構見栄えがする。
一方、入選率が8%前後だった5科は、新美になってから9%前後になったから展示数が200点ほど多くなった。
いずれにせよ、毎日書道展などに比べたらわかりにくい展示だ。
特に、特選が25室という出口のところにある。
しかも、審査員、役員、委嘱と入選、新入選などキャプションは全て同じ色の「明朝体」のパソコン打ち出し。
この文字が小さい、見にくい。
その上、説明が「写植」のようなもので益々貧弱。
作品はどうなんだ‥‥‥早く言えば、全く同じ。
何年も同じ。多分、数年前の作品を持ち寄っても同じ展覧会が出来てしまうくらい同じ。
しかも、特選‥‥といってもどこが他の作品と違うのか、一般人ならというか我々でも区別が付かない。

毎日系だと、創作が強いからそれなりに作品の善し悪しが判る。
ところが、日展、読売系という先生とそっくりのコピーを書かない限り入選はしない。
‥‥ということであれば、書道界の内情というものは大方想像が付く。
はっきり言って作品ではなくというか、作品では優劣の区別が付かないから、人物で序列をつける。
いろいろ複雑な人間関係の上に成り立つのが「特選」という賞というものだと言うことだ。



ならば、書だけかと言えば、「絵画」の世界だって同じだと聞く。
「特選」を取るためには、「師系列」要するにどこの先生の「会」に所属するのかというのが条件だそうだ。
そう言えば、日展の洋画‥‥版画の「ジュディ・オング」。
今年は、この名で出でいた。但し、一番最後の方の部屋の末席の場所だった。



この長い列は、レストランに入るためのもののよう。
やはり連休は大混雑だ。
書道は、不思議と毎日展より少ない気がするが。

フジ系『いいとも!』森大衛氏が武田双雲氏の書を大批判

2008-11-03 23:36:52 | ちまたの噂・雑記事
フジ系『いいとも!』森大衛氏が武田双雲氏の書を添削指導で大批判・酷評

森大先生も、とうとうやってしまいましたね。
何やらメールで送ってきた文字の採点をしたら、なんとあの大「NHK」の大河ドラマの題字を書いた「武田双雲」御大のものだったとは‥‥
“たけしママ@小学校教員”という人からのメールで引っかかったと言え、事実採点してしまった。
これは、「日刊サイゾー」というよく知らない雑誌のブログで紹介されているもの。
いいとも!』書道家・森大衛が武田双雲をブログで添削指導!?

事実森大衛氏のブログ
「書道家 森大衛の“書道神経を磨け”」笑っていいとも!達筆王の真面目ブログ
の2008年11月3日‥「あ」「い」「お」「ひ」「る」‥でその事実を知って、驚愕している。

‥‥
確かに赤い線が書いてあるのはおかしいとは思ったから、
本人ではなく「そういう教材があるのかな?」と思ってました。
でも、教材なら正しい例も出てるはずだから、
「わざわざ森大衛が直す必要はないのでは?」と思いつつ、
「森大衛と知り合いって言うだけで子供達が書に真剣に取り組むようになった」
という話を多くの先生達から聞いているので、
「森大衛が的確に添削披露することでさらにやる気になってくれるかな?」
と思って好意的に掲載しました。


その送られてきたデータが、武田君のものだったとは…
‥‥‥‥‥‥‥中略
でもね、ハッキリ言います。
今朝サイトで見た“おはスタ”の字は「本当に武田君?」って思うほどショッキングでした。
「あ」「い」「お」「ひ」「る」以外も、残念なものだらけ…
それは全国どこの教員、書道家、習字教室の先生に尋ねられても明らかでしょう。

書写的指導と、書芸術的指導の違いはキッチリはわきまえるべき。
これは明らかに書写的指導でしょ?
書芸術的なものを目指しているなら、僕には“かっこわるいっ書”の方が愛おしく感じます。
僕も表現方法として“かっこわるいっ書”的な字を書くことも多々ありますからね。

僕が知らない人のメールを真に受けたのは甘かったのかもしれません。
しかし、指導者として目の前にある誤ったものに的確なアドバイスをするのは使命ですから、
今回あらためて武田君が書いた指導者としてのひらがな自体に対する謝罪はするつもりはありません。
彼が公の場に指導者のお手本として掲載した意図をこちらが聞きたいくらいです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
以前から、森大衛氏は武田氏に対して、スタンスが違うと暗に批判していました。
しかし、こんなことになるのかと世の中面白いもの。
確か、新聞に載っていたのは、あの共和党副大統領候補サラ・ペイリン・アラスカ州知事が、フランスのサルコジ大統領の物まね引っかけ偽電話に騙されたという報道があった。
そして、変な本音を暴露されたと報道された。
世の中、いろいろ面白いものがあると思う昨今ではある。


第32回 白玄会書展 を見るin高崎シティギャラリー

2008-10-17 15:41:53 | ちまたの噂・雑記事

高崎市の高崎シティギャラリーで「第32回 白玄会書展」が開催されている。
平成20年10月17日(金)から22日まで。



白玄会は、「山本聿水(いっすい)」先生の門下生によって形成されている書団である。
山本聿水先生は、大沢雅休という昭和の書道の分野では巨匠(巨人)と言われた先生の高弟で、主に高崎女子高校などの高校の教師を長年勤めた。

今回の書展には、当然のことながら山本聿水先生の遺作も展示されている。



作品点数103点。
その他理事の小作品展 テーマ「輪」 による創作書道が展示されている。





作品は、墨象、漢字、かな、近代詩文書、刻字
臨書・創作の総合展 と題している通り、バラエティのある作品が展示され、一瞬公募展かと思わせるおもしろさがある。



一般の社中展と言えば、漢字は漢字だけ、かなは仮名だけであって、確かに専門的にやっているだけあって確かなものだが、はっきり言って飽きてしまう。
ところが、これだけバラエティに富んでいると飽きることがない。




そして、最後の部屋には、毎日書道展、書道芸術院展などで受賞した凱旋展が併設されている。