一人旅も、いよいよ、最終コースにはいりました。
ハノイからバスを乗り継ぎ、ホーチミン市を経由しカンボジァのプノンペンを経て、
シェムリアップに入ったといいます。
この間、約1,600キロ。たいへんな長いバスの旅です。
ベトナムのハノイを出たのは、8月31日。
何日かかってカンボジアのシェムリアップに着いたのか私の手許では定かでありません。
シェムリアップは、あの有名な「アンコールワット遺跡」の町です。
シェムリアップ国際空港は、観光客のため、拡張工事が行われたと書いてありました。
彼はアンコールワットを観たあと、上海、乗り継ぎで、
9月6日に関西国際空港に帰ってきました。
500数十枚の写真はすべて彼が撮影したものです。
その中から、私が適当に、よく映っている写真を取り上げました。
一枚いち枚に説明が付けられなかったこと、日付がはっきりしないことは、撮影者と
説明者が異なるためで申し訳ありませんでした。
とにかく、アルバイトでためた貯金を持って、一ヶ月以上の海外旅行に出かける
現代の学生。
現地で、海外の若者と交流しながら、一緒に旅をする。
21歳の青年にとって、その意義は大きかったとおもいます。
(おわり)