福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

朝のテイオンケン

2007-05-29 07:12:23 | 低温研のことごと

オフィスのマグカップやコーヒーサーバーに茶渋等がこびり付いていたので、昨晩からオーバーナイトで漂白剤に浸けることに。

朝一番にテイオンケンにやってくると、院生がオーバーナイトで院生部屋にいる。ゼミの準備でしょうか?

ふと、私が院生だった頃のことを思い出す。実験で徹夜になってしまった早朝のこと。眠気覚ましにコーヒーを飲もうかと思い、実験をしていた無菌室から、研究室のお茶飲みコーナーへ。当時、研究室は理学部の3階のかどに位置。室内は実験装置や人が多かったため、お茶飲みコーナーは廊下にありました。使い古されて汚れた湯のみ等が乱雑におかれているはずのテーブル。ところが、その朝は、湯のみがピカピカになっていたのです。どうしたのだろう? 不思議に思い、通りかかった掃除婦のAさんにおたずねする。すると、「湯のみ茶碗があまりにも汚かったから、漂白剤で洗っておきましたよ」と、Aさんのさりげない返答。

本来ならば、こうしたことは彼女の業務ではないのですが、陰ながら院生たちの活躍を応援してくれていたのでしょうね。

しばらくすると、研究室の先生方がいつものように出勤してきて、いつものようにお茶を飲み始める、きれいになった湯のみで。

さて、オーバーナイト処理していた私のマグカップもすっかりピカピカ。しつこい汚れがすっかり落ちました。もう2時間もすれば、テイオンケン玄関には事務系の職員の皆さんで行き交います。その前には、清掃されてすっかり廊下もきれいになっています。気持ちよく朝のスタートを切れるのも、清掃員のBさんのおかげです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿