研究所で働いている人の数が多くなればなるほど、名前と顔が一致しない数が増えてしまいます。これは、残念なこと。
新しく研究所で働く方にとっては、全所員の顔を覚える機会は意外と少ないもの。以前、『流氷への旅』シリーズでご紹介したように、低温研の玄関には全所員の名札が掲げてあり、所在の確認ができます。古めかしいのですが、これはとても便利なシステムで、誰かとコンタクトをとりたい場合、ここに来て所在を確認して、電話したり、居室に直接伺ったりできます。
ところで、先日訪問したドイツ・マックスプランク海洋微生物学研究所(ブレーメン州ブレーメン市)の玄関には、全所員の名前と顔写真が掲示されています(右写真)。これは、とても良いシステムだと思いました。低温研の名札システムとブレーメン研究所の顔写真システムを組み合わせれば、とても機能的なものになります。短期間のうちに、全所員の名前と顔を覚えることができるのではないでしょうか?
別な観点から問題が生じるかもしれませんが、願わくば、新所長さんがこのシステムを採用してくれればなあ。そうすれば、顔を知っていても、なかなか相手の名前を呼べずに困ることもなくなるのでは?
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