学会員ならば、定期的に学会誌が配布されてきます。日本生態学会の英文誌は、Ecological Research(ER)ですが、その編集運営には相当の労力がかかっています。学会誌は、学会活動の生命線であり、顔でもあります。河田編集委員長の献身的努力の甲斐があって、ERは相当の投稿数があり、1を超えるインパクトファクター(IF)になっているようです。
日本生態学会は、動物や植物の生態の研究者が多く、微生物関連は少なかったことは事実です。ですが、今大会では、微生物関連も数が増えているそうです。
さてさて。いろいろと仕事を抱えているため、この1月より、日本微生物生態学会の副編集長の任から解放していただきました。後任は、北大・工学部の岡部 聡先生。私よりもはるかにパワフルな方です。学会誌Microbes and Environmentsは、南澤編集委員長のご努力に支えられています。敬服の至りです。当研究室の笠原先生は、今期も引き続き和文誌の編集を担当します。和文誌の編集の成否は、どんな企画をたてるかで決まるところがあり、まさにアイデア勝負。これからも笠原さんのアイデアに期待します!