土砂降り、豪雨
[The Girl with the Dragon Tattoo by Stieg Larsson P429より引用]
(車を運転していたBlomkvistは)
...there was such a fierce downpour that Blomkvist could hardly see the road.
土砂降り、豪雨
[The Girl with the Dragon Tattoo by Stieg Larsson P429より引用]
(車を運転していたBlomkvistは)
...there was such a fierce downpour that Blomkvist could hardly see the road.
詐欺師、ペテン師
[The Girl with the Dragon Tattoo by Stieg Larsson P106 より]
40年前の出来事の真相をさぐってくれ というおよそ不可能な仕事の依頼に 断ろうとするBlomkvistに 依頼人のHenrik Vangerは Blomkvistが現在の苦境に陥しいれられた相手Wennerstromについての情報を教えるという条件を出す。
" I can give you Hans-Erik Wennerstrom . I can prove that he's a swindler.
gaol =刑務所 、拘置、 damage= 損害賠償額
[The Girl with the Dragon Tattoo by Stieg Larsson P14より引用]
経済記者のMikael Blomkvist は企業家のHans-Erik Wennerstromを誹謗中傷した記事を書いたとして90日間の拘置、150000クローネの損害賠償の有罪判決を受ける。その記事がニュースになって報道される。
Journalist Mikael Blomkvist of the magazine Millennium was sentenced this morning to ninety days in gaol for aggravated libel of industrialist Hans-Erik Wennerstrom.
..... Blomkivist was also sentenced to pay 150,000 SEK in damages.
The Girl with the Dragon Tattoo by Stieg Larsson
経済雑誌『Millennium』の共同経営者で主筆であるMikael Blomkvistは スウェーデン国内で有数の企業を経営するHans-Erik Wennerstromを誹謗中傷した記事を書いたとして有罪判決を受ける。
自分が主筆に留まることが 雑誌の信頼度に影響することを心配した彼は 共同経営者のErika Bergerにしばらく職を辞することを伝える。
失意のそこにあったBlomkvistは 大企業Vangerグループの元社長だったHenrik Vangerから 奇妙な仕事の依頼を受ける。
表向き(pretext)はVanger家の年代記を書いて欲しいということだが、実際は、彼が実の娘のように可愛がっていた長兄の孫Harrietが40年前行方不明になった事件の真相を探って欲しいという依頼だった。Henrikは Harrietは一族の誰かによって殺されたと考えていて、Blomkvistにその犯人をつきとめることを求めていた。
Blomkvistは 40年前の事件を調べるのは不可能だと依頼を断ろうとするが 破格の報酬とWennerstromの反社会的行為について有力な情報を教えるというHenrikの言葉に彼は一年間、Vanger一族が住むHedestadという町に住むことを決意する。
Blomkvistは 終日 家に閉じこもって 当時の警察の捜査資料や新聞記事などを調査して 疑問に思ったことをHenrikにたずねながら、当日のHarrietの行動や目撃情報を精査していく。やがて、彼は当日撮られたHarrietの写真や 彼女の日記に書かれたメモから衝撃的な事実を発見する。
Blomkvistは その事実を確認するための優秀な調査員の必要性を感じ、Henrikの弁護士Dirch Frodeに心当たりを尋ねる。
Frodeは 彼らがBlomkvistに仕事を依頼する前に彼についての調査を依頼した女性調査員Lisbeth Salanderを推薦する。
自分が調査されていたことにショックをうけながらも その調査内容を見たBlomkvistは 彼の仕事関係ばかりではなく 女性関係や学生時代のバンド活動まで 彼以外知らないと思われることまで記述されていることに驚愕し、彼女をアシスタントとして雇うことを決断する。
顔にピアスをし、体中に刺青をしている少女としか見えない小柄なSalanderだが、外見とはうらはらに 天才的なハッカーであり 一度見たものを瞬時に記憶することができる才能をもっていた。
二人は それぞれ仕事を分担して 40年前にHarrietに起こった事件の真相に迫っていく。
そして、それに危機感を抱いた犯人が 40年間の沈黙を破って彼らの命を狙い始める。
*** 感想 ***
前半は ながながとVanger一族の家族関係などが描かれていて退屈だった。
中盤から 当時の事実が明るみになってきてからは おもしろくなってきてどんどん読み進んでいける。特に 手がかりとなるプロットはおもしろい。
しかし、最後のほうは まただらだらという感じで蛇足という感じがした。山場がどこだという感じをもってしまう。
我慢して読み進めたのは Salanderの魅力かな。子供時代から喧嘩などのトラブルが絶えず、問題児だった彼女、24歳になった今でも 保護観察処分を受けていて、自分の収入を受託管財人(trustee)の承認がないと自由に使えない。その管財人から レイプされても 彼女の言い分と管財人の言い分を比べると 警察が自分の言い分を信用してくれないと考えて訴えることができない。自分の感情を表さず、友達もいないことにあきらめの念をもっている。
そんな 彼女がBlomkvistに会っていきいきと仕事をするのを読むと ホッとする。Blomkvistを好きになり性的関係をもつが 年の差がありすぎるとBlomkvistは彼女の愛を受け付けない。
やっと 心を許せる人が彼女にできたなぁと思うのだが。 Blomkvistとの関係 友達どまりでいいと思うのだけど・・。
各章ごとの冒頭に スウェーデン国内の男性による女性に対する虐待の統計が載せられている。著者は スウェーデン国内で 女性の性的虐待被害がいかに多いかを書きたかったようだ。
押さえつけられたいた精力を発散する、うっぷんをはらす
[ Hold Tight by Harlan Coben P218より]
Mikeの同僚の女性は 息子が 夜遅くまで遊び歩いていることに関して
He had already been accepted at Princeton , her alma mator . He had worked hard to get there. Now , he blew off steam ,and she was fine with that.
alma mator = 母校
ニュージャージーの娼婦がたむろする通りで 中年の白人女性が顔が判別できないほど殴られて殺されていた。
身元を証明するものを一切持っていなかったが その身なりからそこを根城としている娼婦かと思われた。
しかし、捜査主任のLoren Museは そのあたりには白人の娼婦がいないこと、死体が履いていた靴には泥がついていないことから 殺人犯が被害者を娼婦と見せかけようとしていると断定し、この周辺の失踪人届けを調査するよう部下に命じる。
やがて、理髪店を経営している男から妻が行方不明だという届けが出ていることが判明する。が、彼女は身元不明の死体が発見された後 行方不明になっていた。
Museは 被害者、行方不明者、どちらも白人の中年女性であることから 両者に関連がないか それぞれの現場ちかくにあった監視カメラのビデオを精査する。
一方、この町に住む外科医のMikeと弁護士Tiaの夫妻は息子Adamのことで悩んでいた。16歳のAdamは 最近、親友が自殺したことにショックを受け、自室に閉じこもってPCに向かい、ほとんど彼らと話をすることがなくなっていた。
息子の身を心配した彼らは 彼のPCにスパイウェアを組み込み 彼が何をしているのか探ろうとする。そのソフトから 彼らはAdamが ドラッグパーティと思われるものに参加しようとしているのを知る。
Mikeは、当日、Adamを自宅に引き止めておくため ホッケィの試合に連れて行こうとするが、彼は自宅に帰らず、携帯にも答えず、行方知れずとなる。
MikeはAdamの持っている携帯のGPSの機能をたよりに彼の行方を捜そうとするが GPSが指し示す点で若者と思われるグループに襲われ重傷を負う。
**** 感想 ******
Mikeたち親子ばかりでなく 自殺した子供の親、教師に悪口を言われたことによって傷ついた娘の親、等々、子供を守るために何ができるか 悩みながらも行動していく姿。傷つきやすい思春期にかかる若者を子供に持つ親たちが 自分の思春期を思い起こして 子供を叱るべきかどうか 迷いながらも とにかくわが子を守ることを第一に、息子が犯罪に会いそうならなんとしても阻止することを念頭に行動する、親の子に対する愛がいろいろな場面でひしひしと伝わってくる。読み応えのある作品です。
また、女性ながらも上司であるばかりに部下のベテラン刑事たちから 犯罪現場にでてくるのは邪魔だと揶揄されたMuseが 刑事達に彼らの捜査方針が間違っていることを理路整然と話し、刑事達を唖然とさせる場面は爽快。
また、伏線がうまく張ってあり、それが最後にアッといわせる。うまくできてますからお楽しみに。
証言、証言録取書
[Hold Tight by Harlan Coben P 41より引用]
弁護士である妻のTiaは上司から出張を命令される
Tia said. " She wants me to go to Boston tomorrow for a deposition . "
犯罪組織とつながっている 暴力組織が絡んでいる
[ Hold Tight by Harlan Coben P32より]
There were rumors he was mobbed up , but that could have been based more on looks.
delirium tremens の略
日本の辞書には アルコール中毒による譫妄状態 とあるけど ここは麻薬摂取過剰による幻覚と意識の混濁状態だから 英英辞典(LDOCE)にある
an excited state which unreal things are seen ,caused by much drinking of alcohol
のほうが意味が正確のような気がするな。
[Divine Justice by David Baldacci P123より]
散策していたStoneは叫び声を聞いて駆けつけると トレーラーから若者が飛び出してきて それを追って老人が出てきて Stoneに助けを求める。
" Help him, please!"
"What's wrong with him?"
" He's got the DTs. Coming off the pills or something. Went crazy...."