気軽に洋書ミステリー

家にいてもすることがないおじさんは考えました。このままではボケる。そうだ!好きなミステリーを英語で読もう!英語力???

laughingstock 笑いもの、笑いの的

2009-01-30 20:16:46 | 英単語

[Twelve Sharp  by Janet  Evanovich   P177より引用]

bounty hunter のStephanieが出廷しなかった男の家に向かうと 男は結婚式で酔っ払って うっかりライターで自分の髪の毛を燃やしてしまい ヘアースタイルがおかしいことを気にして出廷できなかったと言い訳をする。

"I'll  be  a laughingstock  if  I  go  into  court."


Waited tables for two years

2009-01-27 21:13:55 | 成句、熟語

[ Twelve Sharp  by  Janet  Evanovich  P161 より引用]

人手不足を解消するために あらたにbounty hunterの仲間を採用することにして面接に来た彼女の経歴を調べてみると

 High school graduate. Waited tables for two years.

語学力がない僕は 2年間テーブルを待つ??辞書を調べてみて ウェイトレスをしていたと分かりました。 辞書はまめに引かないとダメかもしれない。


Stone Cold by David Baldacci

2009-01-25 12:41:08 | 読書感想

美貌の女詐欺師Annabelleは国家の陰謀を監視する組織Camel Clubを結成している風変わりな4人組みの男たちに助けられ殺された元夫の恨みを晴らした。しかし、彼女はAtlantic Cityのカジノ界のボスで、母を殺した敵でもあるJerry Baggerから4000万ドルの大金を詐取したことから 彼に命を狙われていた。彼女は詐取に加わった仲間の一人がBaggerに捕まって殺されたことを知り、自分の身も危ないと知り、海外への逃亡を考える。しかし、Camel ClubのリーダであるStoneに自分たちが助けるから ここに留まるように説得される。

StoneはBaggerについて調査すべく、Camel ClubのメンバーのReubenMiltonに彼が経営するカジノに偵察に行かせる一方、親友でシークレットサービス・エージェントのAlexには警察関係にBaggerに関する資料がないか調査を頼む。Alexは司法省がBaggerについて関心を持っており、証拠さえあれば すぐにでも逮捕する用意があるという情報をStoneに伝える。
Stone達は 彼が犯した犯罪の証拠を見つけ、彼をFBIに逮捕させれば Annabelleも逃げる必要がなくなると考え その手立てを考える。

そんな中、Stoneはかっては彼の上司で、今は宿敵である前国家情報局の局長Carter Grayから面会を申し込まれる。Grayは 、StoneやGrayがCIAの極秘組織(トリプル・シックス)に所属していた時の同僚だった男3人が、ここ2ヶ月間の間に自殺や事故に見せかけて殺されているという情報を Stoneに告げる。しかし、Stoneは公式には死んだとされており、彼が命を狙われることはありえなかった。Grayの意図がわからないまま 立ち去ったStoneは Grayが その夜、ガス爆発によって死んだとの知らせを受ける。捜査にあたったFBIは事故だと考えていたが、現場を見たStoneはGrayは他の仲間と同じように殺されたと断定する。

Grayの死について何の痛痒も感じないStoneだったが、数日後、彼が埋葬されているとされる墓が掘り起こされているのを見て 愕然とする。そして、Stoneは先日のGrayの面会の意図を理解する。Grayは、Stoneに暗殺者の存在を教え、 彼にトリプル・シックスの仲間を殺し、自分の命を狙っている暗殺者を探して殺させるか、または逆に 暗殺者によって自分の弱みを握っているStoneが殺されることを望んでいた。
Stoneは墓を暴くように指示したのがGrayであり、彼が生きていることを確信する。

StoneはGrayの仕打ちに憤りを覚えながら、暗殺者の標的となったことで Camel Clubの仲間やAnnabelleに害が及ぶことを心配して身を隠すことを決意する。だがAnnabelleの身を心配した彼は Alexに彼女たちの手助けをするように頼み、自分は暗殺者の調査を開始する。

一方、Stoneのおかげで詐欺師の父と仲直りしたAnnabelleは、父の考えをもとにBaggerに母を殺したことを自供させ、彼を刑務所に送るためのコンゲームをBaggerに仕掛ける。

***感想 ***

この作品は 前作のCollectorsを読んでいないと面白さが半減すると思う。

Stoneの人間としての生き様がすごい。かって、国家のために尽くし、国家によってひどい仕打ちを受けながらも、自分に恨み言をいう資格がないと悟っている。しかし、他人が国家の犠牲になることは断じて許さないという信念が感じられる。彼はホワイトハウスの前に テントを張り、”I WANT THE TRUTH”と標語を掲げているが この標語の意味がこの作品でよく分かった。

各キャラクターの設定がよくできていておもしろかった。特に、暗殺者のHarry FinnはSEAL(米海軍特殊部隊)出身の凄腕の男だが 家族もちで 子供たちのイベントには必ず出席するマイホームパパでもある、そして、この二重生活を一刻も早く終わらせたいと願っている。けっこう憎めない性格。

また、 あるキャラクターが 最後に見せる行動は なるほど このキャラなら こういうことをするかと感心。

ただ、前作のCollectorsでは縦横無尽に活躍したAnnabelleが 今回はちょとおとなしめだったのが残念。


Affirmative .

2009-01-18 21:31:19 | 英単語

[Stone Cold  by  David  Baldacci   P282より引用]

 FBI捜査官になりすましたAnnabelle がホテルの受付の男に 標的とした男が泊まっていないかどうか尋ねるが プライバシーを理由として答えを拒否した男に対して 無線機を取り出して 捜査員を突入させると脅しをかける。

"Bravo One to X-Ray strike team. Are you in position to crash all entry points?  Affirmative.....

Bravo OneからX-Ray 突入チームへ、 突入位置へついているか?

了解!


the Collectors by David Baldacci

2009-01-12 11:33:20 | 読書感想

*** あらすじ ***

かってCIAの暗殺部門の諜報員だったRoger Seagravesは 今は中間管理職としてCIAとHIC(各情報機関の行動をチェックする議会の情報委員会)とのパイプ役として働いていた。
彼は 私欲のために 密かに各国の情報機関やテロリストに 潜入捜査員などの機密情報を売っていたが、仕事の障害になると判断して、下院議長のRobert Bradleyと国会図書館の古書部の部長 Jonathan DeHavenを殺害する。

国家の非合法的活動を監視するボランティア組織、Camel Clubのメンバーで国会図書館古書部に勤務するCalebは 上司のDeHavenが館内で死んでいることを発見する。館内にはパスカードがないと入れないこと、監視カメラに誰も映っていないことから 原因不明の心臓発作で死んだと警察は判断した。
Camel ClubのリーダーであるStoneは DeHavenが最近の健康診断で心臓に何の問題もないと診断されていることから 突然の心臓発作に疑問を感じる。

数日後、CalebはDeHavenの弁護士から DeHavenの所有している古書の処理の遺言執行人に指名されていることを告げられる。
Calebは古書の整理にCamel Clubのメンバーの協力を求める。

DeHavenの自宅で、Calebが古書の整理をしている間にStoneは彼の自宅を捜索し DeHavenが屋根裏部屋から向かいに住んでいる武器商人のCornelius Behanの寝室を望遠鏡で覗き見していたことを知る。DeHavenの病死に疑問をもっていたStoneは、数日前に殺された下院議長は生前、不正の摘発を明言しており、Behanは政府との契約に不正があったことが露見されることを恐れて議長を暗殺、DeHavenは暗殺に関する何かを見て殺されたと推測する。

StoneはDeHavenの自宅からの帰途、Seagravesの仲間の尾行に気づく。
彼は 知り合いのシークレットサービスに彼らを尋問させ、尾行者がCIAの職員だと知る。

Seagravesは 尾行した男たちからの報告を受け、プロの尾行を見破ったStoneは ただ者ではないと見て 彼の指紋をCIAのデータベースで照合し、彼が限られた者にしかアクセスできないデータベース(Triple Six)に彼の身元が記載されていることを知る。Stoneが邪魔になると考えたSeagravesは彼を拉致し、殺そうとするが 拷問の際、彼が一連の殺人はBehanが裏にいると話し、自分を疑っていないことを知り 彼を釈放する。

翌朝、DeHavenの葬儀に出席したCamel Clubのメンバーは Annabelle Conroyという DeHavenの元妻だった美しい女性に出会う。
Annabelleは人生の大半を詐欺師として暮らしていた。今も、彼女は Atlantic Cityで最大のカジノを経営している大物Jerry  Baggerから4000万ドルを詐取して海外に逃亡を企てていた。Baggerは母を殺した男であり、詐欺は復讐もかねていた。Annabelleにとって、DeHavenとの結婚生活は 短いながらも、人生で唯一の幸せの時期だった。
Annabelleは Stone達から DeHavenは病死ではなく 殺された可能性が高いと教えられ、Baggerに見つかることを危惧しながらも、彼女を愛してくれた男の無念をはらすために Stone達と一緒に真相を解明することを決意する。

** 感想 **
Camel Clubシリーズの2作目。前作より こちらのほうが面白かった。

Annabelleという女性のキャラが魅力的。カジノを経営している以上、詐欺の手口には精通しているBaggerを信用させる手口は鮮やか、度胸はあるし、頭の回転も速い。
そんな、彼女の登場によって、前回は行動派のStone,Reuben,頭脳派のCaleb,Miltonと別けて、StoneとReubenの活躍ばかりが目立っていたが、今回は Annabelleの登場によって、MiltonやCalebも事件の真相に向かって 重要な調査活動を行っている。特に、Miltonは 一度見たものは記憶するという特殊能力のおかげで 大活躍する。あるときは フランスの雑誌記者、あるときはFBI捜査官など Annabelleのお供でどきどきしながらも 今まで経験しなかったことに興奮している様子が愛らしい。

次作『Stone Cold』では BaggerとCamel Clubの対決があるようだ。


Collectors の感想があるサイト
ミステリーは英語で読む http://blog.livedoor.jp/cyberbabe/archives/cat_50002812.html
お気楽ペーパーバック 凡徹さん http://www2m.biglobe.ne.jp/~okiraku-/hmpage70-839.htm

David Baldacciの他の作品の感想
気軽に洋書ミステリー書庫http://www.kigaruni-yousho.com/novel/winner.html


do a double take

2009-01-08 20:35:30 | 英語

[ the Collectors   by   David  Baldacci   P124 より引用]

Annabelle gave a list of  the documents  and  IDs  she needed to Freddy.

When  he came to the end of the sheet , he did a double take.

Annabelle(詐欺師の女性リーダー)は Freddy(書類やパスポートの偽造のプロ)に必要となる書類やIDのリストを渡した。

Freddyはリストにざっと目を通していたが 最後のリストを見て ぎょっとしてもう一度見直した。


Camel Club by David Baldacci

2009-01-06 17:35:00 | 読書感想

*** あらすじ ***

自分の過去も実際の名前も明らかにしないOliver  Stoneと名乗る男をリーダーとする4人の男達は 政府が国民に対して秘密裏に行う陰謀を監視し告発することを目的としたCamel Clubという名前の組織を創り、ポトマック川の中州にある島で、深夜、定期的に会合を行っていた。
いつものように会合を開いていた彼らは、二人の男が自殺に見せかけて男を殺す場面を目撃してしまう。早々に、その場を退散しようとしていた彼らは 男たちに発見され銃撃されるが 間一髪で逃げ切る。

メンバーのひとりであるCalebは警察に通報すべきだと主張するが、Stoneは会合を開いていた島は 深夜は立ち入り禁止になっており、殺人を目撃したと証言することは 我々が法を犯していることを認める、また、他に目撃者がない以上、ホームレスと間違えられるような生活を送っている自分の証言を警察は信じない、として警察に通報しないこと宣言する。
Stoneは目撃した手口から殺人者はプロであり、目撃者の存在を許さない 彼らが自分たちの身元を突き止める前に、殺人者達が何者かを突き止める必要があるとして 仲間に協力を求める。
Stone達は 死んだ男が持っていたIDから 彼がPatric Johnsonという名前であることや住まいを突き止め Patricの家に向かう。
そこで 彼らはFBI捜査官と話している殺人犯を目撃する。Stoneは 捜査官と親しく話している様子から 殺人犯も国家情報機関の一員であると推測する。

Patric Johnsonは シークレットサービスからNICという国家情報機関に出向していた男だった。シークレットサービスは 被害者が出向した身ではあるがシークレットサービス員であることからStoneとも顔見知りのAlex Fordに捜査を命じる。
捜査のため現場に出向いたAlexは NICから同じように調査に来ていた二人の男Tyler ReinkeWarren Petersと出会う。彼らはお互いに捜査協力を約束する。
しかし、この二人はStone達が目撃した殺人犯だった。二人は捜査に協力するふりをしながら Stone達の身元を知る手がかりが現場にないか探ろうとしていた。
事件の調査はFBI主導で行われたが、遺書もあり、現場にあった銃からも彼の指紋しか見つからないこと、また、最近、婚約した彼の家から麻薬が発見されたことから、結婚と麻薬取引の板ばさみにあって自殺したとして事件は処理されようとしていた。
Alexは FBIの捜査資料から考えて、Patricは自殺したという報告書を上司に書いた。数日後、AlexPatricの婚約者だった女性から Patricは絶対に麻薬取引などしていないと糾弾される。Alexは中州とはいえ橋で陸地と結ばれている島に Patricが何故、わざわざ、車で行かないで、泳いで川を渡ってきて自殺したのか疑問に感じていた。Stoneから 遺書も麻薬も仕組まれた可能性があり、これが殺人だとしたら、仕事に関係して殺されたかもしれないとアドバイスされる。Alexは自ら積極的に捜査に乗り出す。
Patricの勤め先のNICの捜査に出向いたAlexは 彼の仕事場を見せてほしいと渋るTylerWarrenの二人に強硬にせまる。翌朝、Alexは局長に呼び出され、この事件にこれ以上関わるなと命令される。
鬱屈した気分のAlexは 司法省に勤める恋人のKateに事件について話す。二人は これを殺人事件とするなら被害者を運ぶにはボートを使ったとして川べりを調べ、Stone達が使ったボートを発見する。その夜、二人は襲われるが、Alexの反撃で殺し屋を撃退する。 
翌朝、AlexKateの身を案じながらも 大統領の警護の任につくため 大統領の生まれ故郷の町へ向かう。
Kateは 自分たちを狙ったのが何者なのか突き止めるべく、Patricの事件について調査を始めることを決意する。やがて、KateStoneの友人の女性から Stone達が深夜 ボートを漕ぎ出して島に向かう話を聞き、自分たちが発見したボートがStone達が使用したボートであること、彼らが殺人事件を目撃していたことを確信する。

一方、TylerWarrenは Camel ClubのメンバーのひとりMiltonが遺書に触った時に残した指紋から彼の身元を割り出し、彼の家に侵入するが、Miltonが仕掛けた防犯装置によって早々に退散する。しかし、彼らは そこでMiltonの恋人の存在と彼女の住所を突き止め 彼女を誘拐する。

Kateは自分の推理を確信するために Stone達に会いに行く。Stone達はKateに自分たちが殺人を目撃したことを認める。けれども、Miltonの家に侵入した二人組みがMiltonの恋人を誘拐したため、自分たちは警察には行けないと話す。
Miltonの家の防犯ビデオに侵入者の姿が映っていた。この侵入者がNICの一員であると確信するStoneは Alexの顔見知りかどうか見てもらうために 大統領の警護をしているAlexのもとに向かう。 

そこには アラブ過激派テロリストによって 数年前から周到に準備された大統領襲撃が待っていた。

*** 感想 ***

688ページという大作。
最初から犯人は分かっているのでミステリーというよりはサスペンス。でも、テロ計画と殺人とどう関係するのかはミステリかな。あらすじには書けなかったが 大統領を襲撃する準備が 丹念に描かれている。それぞれの意味が分かるのが襲撃の時、うまくできている。
この テロの計画の背後には NICの高官のTom Hemingwayという男がいるのだが 計画した意図がよくわからなかった。でも、襲撃計画はかなり練られていておもしろかった。

Camel Clubのメンバーは ベトナム戦争など、政府の政策に反対したことにより、社会からドロップアウトした人ばかり。あまり社会にたいして 発言力がなさそうで 彼らの開いている会合が意味あることなのかよくわからなかった。

テロリストの一味にアメリカ人の家でベビーシッターをしているDjamilaという若い女性がいるが、生き方がせつない。子供たちの世話をしながら、自分も将来、結婚してたくさんの子供を育てたいと思うが、自分には将来がないのではとすぐに、その夢をあきらめてしまう。アメリカで生活するにつれて アメリカの文化、女性の自由にあこがれてしまう自分に気づき、アメリカは彼女の両親を殺した国だと あわてて、その思いを否定する。

最後にStone達とテロリストが対決するシーンは パソコンの対戦ゲームのようで いまいち気が乗らなかった。

Camel Clubについての他の人の感想
お気楽ペーパーバック
http://www2m.biglobe.ne.jp/~okiraku-/hmpage70-800.htm
ミステリーは英語で読む
http://blog.livedoor.jp/cyberbabe/archives/cat_50002812.html
David Baldacciの他の作品の感想
http://www.kigaruni-yousho.com/novel/winner.html


Do I have a second ?

2009-01-05 21:17:50 | 英語

[ the  Camel   Club   by   David  Baldacci   P477より引用 ]

今まで 自分たちは殺人を目撃したことを誰にも話さなかったが、その殺人事件を調べている彼女に そのことを話そうと思う。

" Do I  have  a  second  ? "     賛成してくれるか?

" Second. 賛成。