団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★下田歌子 ~「ゆりかごを揺らす手が世界を動かす

2017年08月21日 | 誇れる日本

  何時もの「国際派日本人養成講座」が、下田歌子さんという素晴らしい明治の女性を紹介してくれています。
  読んでいると、自分の生き様と全く逆であることに恥じずにはいられません。

  やはり、日本の女性は素晴らしかったですね。明治から大正・昭和と明治維新以後西洋文化を取入れることにより、日本人がどんどん劣化し、敗戦以後、GHQの工作もあり、日本人の劣化は究極まで来たしまったようです。
  
  全ての日本人にこうした先人の凄さをしってもらいたいものです。特に、反日売国左翼・在日共に、こうした先人の素晴らしさを勉強してもらいたいところですが、受け付けないのでしょうね。本当に気の毒な人達です。

  日本人が、日本の歴史の素晴らしさをきちんと知れば、再生も間違い無いでしょうが、それを邪魔する教育界などが、まだまだ跋扈しているので、前途は多難です。

  全文は、長いので、是非、リンク元で読んでください。  
  
  国際派日本人養成講座より    2017/08/13

  No.1020 下田歌子 ~「ゆりかごを揺らす手が世界を動かす」

  歌子は平安王朝の官女そのままの姿で、ヴィクトリア女王の謁見に臨んだ。

  ■1.バッキンガム宮殿での平安朝衣装

 1895(明治28)年5月8日、教育者として英国留学中の下田歌子はヴィクトリア女王との謁見を許された。大英帝国の女王の前に出るのは、日本女性としては歌子が初めてだった。

 華やかな飾りをつけた馬車が続く中の一台に、背筋をピンと伸ばした歌子がいた。その姿は日本の平安王朝時代の官女そのままの衣装だった。髪は長く後ろに垂れて櫛を指している。待合室で朗々たる声で名を呼ばれると、スッと立ち上がった歌子の姿に、驚きと賛美の入り交じった、かすかなどよめきが起こった。

 当時の駐英公使の青木周蔵は明治の欧米崇拝主義の権化で、古くさい平安朝の衣装で謁見するなどとんでもない、と陰口を叩いていた。この人物はドイツ在勤中に日本の妻を強引に離別し、ドイツ人女性と結婚している。当時の英国の紳士淑女が、この欧米崇拝者をどんな目で見たか想像に難くない。そんな人物の声を無視しての衣装だった。

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 私は、この時、型ばかりの洋服の礼装を持たないではありませんでした。しかし、私が考えましたには、洋装にならわぬ東洋の夫人が、しかも粗末極まる準備で、いかに心を尽くしても、到底英国の宮廷の貴婦人と肩を比べるわけにはまいりません。[1, p62]
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 ヴィクトリア女王は、日本の宮中の衣装は単純にして最も気高き気品を示すものだと、評価した。翌日の『タイムズ』紙もその美しさを称賛した。


 ■2.身だしなみの極意

 歌子がわざわざ平安時代の衣装で女王に謁見したのは、見栄を張ったり、女王の気を引くためではなかった。弊誌でも紹介した『女子の武士道』[2, a]の著者・石川真理子さんは、西洋のドレスは「自分の美しさをアピールするための装い」であるのに対し、日本の着物は「相手のための装い」である、と指摘している。[1, p48]

 日本の女性が英国の女王に敬意を込めた衣装を考えれば、それは日本の宮中で天皇皇后の御前にでる時の衣装であった。そのような「心尽づくし」が外に現れた結果が、女王や『タイムズ』紙の称賛であったのだろう。

 歌子は後に身だしなみについて、こう言っている。

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 身だしなみは自分を美しく見せるという考えよりも、高尚に端正にして、他人に失礼に当たらず、むしろおのずから相手に敬意を起こさしめる、というようにありたいものであります。美麗艶美というよりも、高潔、清楚というほうにありたい。それすなわち身だしなみの極意であろうと存じます。[1, p50]
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 そんな歌子の心遣いは、女王の心にも響いた。謁見の場では、歌子はヴィクトリア女王に請われるまま、日清戦争や日英同盟から、日本の婦道や武士道、女性の着物、そして日本という国家について答えた。

 理知的で気品にあふれ、しかも奥ゆかしい歌子に、女王は関心を抱いた。そして、歌子はその後もたびたびバッキンガム宮殿に召し出され、女王と親しく会食したり、1時間半も談話に興じたりした。

 拙著最新刊『世界が称賛する 日本の教育』[b]では、江戸時代の古典教育を受けた青年たちが、明治日本の近代化を達成したという「逆説」を述べたが、同様に古典教育を受けた歌子が、ヴィクトリア女王にかくも認められたのも、同様の逆説だろう。…以下略

  こちらも素晴らしい。

  No.869 日本女性の矜持 ~『女子の武士道』から   2014/10/05

 「おなごは大黒柱を支える大地」…以下略

  こういうのを読むと、生きているのが恥ずかしくなります。情け無い人生をおくってきたものです。
  とは言いながら、こうして先人の素晴らしさを知っただけでも有難い。日本に産まれた素晴らしさを噛み締めて死んでいけるというものです。それだけでも、生きてきた価値はあるのかも。



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