団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

「米粒」ベーカリー

2010年08月26日 | 日本再生

  

食糧自給率が40%を切っているのに主食である米の消費が年間1人1俵と停滞して、米余り状態が続いているのは余りにも勿体無い。
  前回の小麦高騰時に米粉によるうどんやパン、ケーキなどが試されて結構美味しいという評判もありました。米粉はビーフンしかできないのかと思っていたので、これはもしかしたら米の消費が増えるキッカケになるかもと期待しました。しかし、残念ながら現実はコストの問題もあり余り定着しなかったようです。
  しかし、今度、又しても、もしかしたらと思わせるニュースがありました。

 SankeiBizより 2010.8.20

  「米粒」ベーカリーの発売1カ月延期 三洋、大反響で引き合い殺到

  三洋電機は20日、米粒からパンを作ることができるホームベーカリー(家庭用パン焼き器)「GOPAN(ゴパン)」の発売を当初予定していた10月8日から11月11日に延期すると発表した。量販店から取り扱いの要望が多く、発売日までに当初予定の約2倍の商品を確保する必要があると判断した。

 同社は「あまりにも反響が大きい」(広報部)と想像以上の前評判に驚いている。

 米粉でパンを作る機能を備えたベーカリーはこれまでもあったが、米粒からの製パン機能は世界で初めて。家庭で使う米粒を材料にそのまま使える“手軽さ”が関心を呼んだようだ。おりからの小麦価格の高騰も反響の大きさにつながったようだ。

 市場想定価格は5万円前後と高額だが、「小麦アレルギーの人に加え、コメ農家や地方自治体などから問い合わせが相次いでいる」(同)という…中略

  ゴパンは米粒と水を投入すると、本体内でモーターを回転させてペースト状にし、砂糖やドライイーストなどを加えてパンを作る。米約1合半(220グラム)で1斤のパンが約4時間でできる。…以下略

  これは良いですね。何といっても、簡単にできるのが良い。価格は少々高いが、これも量産でもっとコストダウンは計られるでしょう。そうなれば、一気に広まり、一家に1台なんてことも夢じゃないかもしれません。これはもしかしたら日本の農政の救世主ともなる可能性を秘めているのじゃないでしょうか。
  パンの朝食の家庭の何%かがこれを使えば、その米の消費量は一気に増えそうな気がします。ゆくゆくは年間1人2俵の消費量に戻るかもしれません。そうなれば、余剰米どころか増産の必要も出てくるかもしれません。小麦の消費は減るでしょうが、世界には小麦を必要としている所は沢山有ります。米が余っている日本が無理に小麦を輸入する事も無いでしょう。

  もう一つ、米への追い風です。

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どちらも楽しみ!