団塊の世代のつぶやき

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公共交通全滅

2009年10月03日 | 自転車・公共交通

  第3653回の高速道路無料化で心配していた公共交通の衰退が本当になりそうです。

  四国新聞社より

  鉄道収入4カ月連続減、手当カットへ/JR四国  2009/09/29

 JR四国は28日、8月の鉄道営業概況を発表した。鉄道収入は前年同月比11・5%減の33億1500万円で、4カ月続けて2けたのマイナス幅を記録した。減収額4億3200万円のうち2億3千万円が高速道路値下げの影響とみている。

 同社は、今後も厳しい経営環境が続くと予想されることから、松田清宏社長ら常勤役員9人の役員報酬を10~12月の3カ月間、10~5%カットする。併せて、課長級以上の約100人を対象に同じ期間、管理職手当の10%カットを行う。報酬・手当のカットは今春以来で約900万円の節減効果があるという。

 8月の営業概況によると、普通収入は前年同月比12・0%減の30億5500万円、定期収入は同5・7%減の2億6千万円だった。松田社長は28日の定例会見で、「通勤定期の減収が目立ち始めた。昨秋以降の景気悪化の影響がじわりと出ている」と話した。

 ジェイアール四国バスも同日、8月の営業概況を発表した。運輸収入は前年同月比13%減の3億6300万円、乗車人員は同12%減の9万8082人。なかでも香川―京阪神間が同18%減、徳島―京阪神間が同17%減と落ち込みが目立った。

  休日の1000円でさえこの状態ですから無料化なんてことになれば公共交通は全滅なんてことになるかもしれません。
  実際にそんなことになって気がついた時には取り返しの付かないことになりそうです。便利さに慣れて路面電車や
JRなどを見捨てて来た今までの間違った方向を選んでしまった間違いを再び選んでしまうことになります。そして、今度の選択間違いは前回の間違いより危機は大きなものになるでしょう。
  公共交通がかろうじて残っている今ならまだ打つ手はありそうですが、全滅した後ではもうどんな手も打てそうもありません。それとも皆で江戸時代に戻りますか。

それも一つの手かも!