団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

アオスジアゲハ

2008年10月04日 | 日記・その他

  第3132回で我坂出体育館の楠の下に「小さな黒い木屑か糞のようなものが沢山落ちてきます。あれは害虫の糞なのでしょうか。木を下から眺めてもそんな虫の気配も見えず未だに何なのか分かりません。」と書きましたが、その正体が偶然わかりました。
  それはアオスジアゲハという蝶の幼虫の頭部脱皮殻というもののようです。

  アオスジアゲハ → アオスジアゲハの個別飼育

   アオスジアゲハ(青条揚羽)

  去年はこの幼虫を見つけることができなかったのでわかりませんでしたが、今年になって気の早い私が楠の剪定を8月の後半から始めたところ、切るのが早すぎたのでしょう9月の中旬ごろには新しい枝が伸び青葉が繁りだしたのです。そうしたら、例の黒い木屑のようなものが沢山落ちてきているのです。そして、薄緑色の妙な形をした幼虫が木の下を何匹か這っているのを見つけました。どうやら楠にこの虫がついているようです。
  ということで、伸びた枝をもう一度剪定するときに注意して見て見ると。やはりその虫がいました。若芽と同じような色をしているので木の下からはわからなかったのです。
  子供の頃から毛虫は大嫌いで見るのも嫌なので余り調べたくは無かったのですが、我慢してネット検索で探してみて、やっと上記の
アオスジアゲハの幼虫を見つけました。確かにこれです。
  この蝶はよく見ますし、結構綺麗なので好きな蝶でしたが、名前は初めて知りました。楠の若芽にしか卵を産まないのだそうです。そして、その幼虫が脱皮したものがあの木屑のようなものだったと言うわけです。
  私の気の早い剪定で若芽が出てきたので早速生みつけたと言うことのようです。私の気の早さで一つの疑問が解決しました。こういうのを怪我の功名と言うのでしょうね。

巧妙とは言い過ぎか!