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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★人口問題は始末の精神で

2014年06月23日 | 人口問題

  第 5037回の「地球の人口問題」や第 5039回の「世界は一つ」などで世界の人口増について何度も取り上げてきました。
  最近は、第 5325回の「移民受け入れは狂気の沙汰」などで、世界と逆に人口が減り続けることに危機感を抱いた政府の 余計な移民受け入れを促進しようとしていることを批判してきました。  
  私は、日本の人口が減ることにはあまり危機感はありませんが、世界の人口が増えすぎることの方が心配です。何といっ ても、今、世界が抱えるあらゆる問 題は地球の容量を超えた人類の増殖だと思っているからです。一番は食糧問題ですが、環境問題だって増えすぎた人間に原因 があるし、最近では、日本うなぎの やフカヒレやマグロの激減だって、やたらに増えた人口問題があると思っています。ようするに、他の動物と違って、やたら に増えすぎる人口が全ての悪の根源 じゃないかと思っているほどです。

  そんな私の気持ちを見事に言い表してくれている記事がありました。   

  MSN産経 westより  2014.6.15

  地 球「人口爆発」まであと半世紀…解決のカギは日本人「始末の精神」と「ファーブル」にある

   地球人口100億人定員説

  現在、世界の人口は70億人に到達したといわれています。食糧科学者は「地球人口100億人定員説」を想起しており ますが、地球をめぐる課題とされて いる資源や環境汚染・温暖化、貿易摩擦、テロなどの各種テーマは、行き着くところ「人口爆発を防ぐ生存・食糧有限説」に 絞られると考えます。

  世界人口会議などでの議論を踏まえると、2065-70年頃までには、100億のピークを迎えるとの予想が大勢であ り、多くの識者、科学者らが警告するように「地球が有限である」限り、食糧科学者の分析どおり「百億人が定員」であると の見解は待ったなしのようです。

  一方で、多くの欧州先進国や日本で、少子高齢化が進んでいるように、「豊かさ」が人口増加に歯止めを掛ける大きな要 因として作用することが知られてい ます。ただ問題は、すべての国々が先進国と同様の経済レベルに達することが考えられないということで、地球の隅々まで豊 かさが平等に行き渡り、平和裏に人 口問題が解決されるといった幸福シナリオの実現可能性がほとんどないという点に集約されます。

  目下、アジア・アフリカなどの発展途上国の人口は56億人ですが、予測によれば2025年には67億人、2060年 代に80億人に達するであろうと考 えられています。従って危惧されるのは、数十年以内に、水と食糧の奪い合いが起こって弱肉強食社会に至る平和と安定を欠 くパターンなのです。

  定員は増やせるか?

  そこで考えられているのが、地球上で養える定員を増やすことは可能なのかどうか、たとえば科学技術の進化や革新で何 かできないか、ということです。

  まず、タンパク質の合成、水耕栽培などによる食糧対策、太陽光や風力、海流波などを利用したエネルギー開発、宇宙開 発による鉱物をはじめとする新資源 利用の検討…と幾多の技術が想定できます。しかし、こうした技術の実用化・普及には、早くても十数年から、50~100 年をかける必要があり、そのための 資金を企業や国家が支援し続けられるのか、そもそも人口爆発に間に合うのか、という問題があります。また、仮に成功した としても、結果として人口を増やし てしまうという皮肉を生んでしまう可能性も否定できません。

  そこで考えられるのは、人口増に反比例するように、人類が地球にかける負荷を漸減させることではないでしょうか。つ まり、日本古来の生活の知恵「もっ たいない」「間に合わせで我慢する」「無駄をなくす」の“3M”を実行することが、効果的な緩和策になると思います。決 して西欧的な3M=「Much」 「More」「Many」を求めないことに尽きるのです。

  敢えて西欧的な思想に準拠するなら「One for All.All for One.」の概念、つまり節操ある共 生の理念が問われるはずです。こう した精神文化と、日本的モノ造り技術「軽薄短小」志向などが、上手くかみ合って、グローバルに展開できれば、難題の人口 問題に解決の糸口を見出しうるので はなかろうかと思います。むしろ、日本の先導性が、今求められているのです。

  小国に学べ

  要するに、世界各国が人類の歴史を顧みつつ節制の精神を取り戻す努力をする一方で、先進諸国は、先端省資源技術に一 層の磨きをかけ発展途上国を含む地球の未来に希望を生み出す努力が求められているわけです。
  
  こうした危機打開策こそ、人口減日本にとって、ある意味では好機ともいえるかもしれません。国家間で、経済力の大小 を競うのではなく、国民一人一人の 物心両面での分配率を高め、幸福感を上げたり、国家ごとの文化の幅と深さを競うことこそ大切で、健康寿命の延びる範囲で 「生涯現役社会」を達成できれば、 一概に若年労働力不足をかこつこともないともいえそうです。

  小国でも、スイス・ルクセンブルク・北欧四国やシンガポール・ブルネイなどの国勢の高さは、わが国にとっても、よき 「物差し」を提供してくれていると 思われます。開かれた国、ただし強い自主独立心と大国に媚びない自尊心を持った強かな国を目指すべきではないでしょう か。

  日本は人口過剰?

  日本の歴史をひも解いても、江戸元禄文化繁栄時の人口は4千万、明治の近代化の後が5千万、大正ロマン時代が6千 万、そして戦後復興時が8千万でし た。その後、高度経済成長の成れの果てでバブルを生み、それが弾けてデフレ不況から脱出できない1億2千万は、ひょっと したら人口過剰なのかもしれませ ん。

  いたずらに人口減に抗って拙速な移民政策に走ると、欧米先進国の多くの失敗例に見るような極端な格差の増大、社会秩 序の破壊、人種宗教文化面での対立 を内在しかねないなど、空前絶後の新たな難題が多発しかねません。逆にグローバルなボーダーレス時代を生かすには、日本 の資本や技術力を生かす外地進出に よって、労働力不足を現地で確保する方が、妥当な戦略であろうかと確信しております。工業のみならず、農業や商業、ハイ テクインフラや、コンテンツソフト など、発展途上国と共生でき、日本の人材と財が生かされる分野は無限にありそうです。

  人類は自分で撒いた種を刈り取れ

  人類の将来を考えるに際して、昆虫をはじめとする生命・種の継続に思いを至らせることも重要かと存じます。著名なフ ランスの生物学者、ファーブルはこう書いています。

  「自然界の人類以外の生物は、かたくななまでに自ら食べるべきものを限定し、住む場所も活動時間帯も、交信する周波 数も、自らが排泄したものの行方ま でちゃんと知っている。自らの死に場所、死に方まで知っている。それは限りある資源をめぐって、異なる種同士が無益な争 いを避けるために、生態系が長久の 時をかけて作り上げた動的な平衡だからである。そして、その流れを作っているのは、ほかならぬ個々の生命体の活動そのも のだから、彼らは確実にバトンを受 け、確実にそれを手渡す。黙々とそれを繰り返し、ただそれに従う」

  これを生物学用語でニッチというそうですが、要するに「すべての生物が守っている自分のためのわずかな占有帯、すな わち生物学的地位・分際」の重要性 を説いているわけです。いまこそ、人類は自ら撒いた悪徳の種を刈り取り、共生の仁義を生物界に学ぶべきではないでしょう か。

  人口爆発まで残された期間は、あと半世紀しかありません。

  あんまり見事に私の思いを代言してくれているので全文を上げさせてもらいました。特にファーブルの言葉なんて、本当 に目から鱗です。
  下手に、火や道具を利用することを覚えた賢しらな人類が、「足るを知る」を考えずに増え続けることこそ大問題である ことは間違いないでしょう。
  とは、言いながら、その恩恵をこうむって生かしてもらっている私が文句を言えた義理ではありません。となると、やは り、ここに書いてくれている、日本古来の生活の知恵「もったいない」「間に合わせで我慢する」「無駄をなくす」を考える べきでしょう。
  この部屋でも何度も日本人の民度を世界が理解することこそが世界平和をもたらすのじゃないかと書いてきましたが、こ の人口問題を解決できるのも日本人なのかもしれませんね。やはり、日本は凄い国のようです。
  さしずめ、ドケチの私の殆どお金を使わない生活ぶりなんかは参考になるところがあるかもしれません。何といっても、 今年になって小遣いと言えるものは 殆ど使っていないのに特に何の不自由を感じずに生きているほどのケチ振りを発揮しているので、貧乏に耐える力はかなりあ ると自負しています。

  私のマネを出来る人は多く はいないでしょう!

地球の人口問題

2013年07月04日 | 人口問題

   第 418話(2000年)や第 3632回で人口問題の解決にテレビやラジオが役に立つとの記事から、それなら電気の無いとこ ろでも使える手回しラジオを日本政府が世界に配ったらどうでしょうなんて書きましたが、あれから13年も 経っていますが人口問題はあの頃よりもっと酷くなっているようですが、何の対策もなされてないようで世界の人口はあの当時56 億人だったのが2011年の第 4427回で70億人を超え今や71億人を突破したようです。2100年には109 億人と予想されているそうです。
  一体どこまで増えるのでしょうか。そんなに養える食料が生産できるのでしょうか。エネルギーはどうなる のでしょう。なんて、私が心配しても仕方ないですが、やはり気にはなります。
  未だに、手回しラジオなんて言葉にも反応してしまいます。ソニーの記事がありました。

  タ イナビニュースより  2013年6月21日

  ス マホ、ケイタイ太陽光充電!ソニーの手回しラジオ発売  

  家庭でも!手回し充電ラジオ

「手回し充電ラジオ」と聞くと、「非常 用、災害用品」と思いがちですよね。しかし、こんな手回しラジオだったら、家での普段使いでも良さそうです。

2013年 6月18日、ソニーマーケティング株式会社は、手回し充電ラジオの新商品『ICF-B88』、『ICF- B08』の2機種を発売すると発表しました。…中略

  太陽光充電機能を搭載!

それから、『ICF-B88』の機能で見逃せないのが、太陽光で充電ができるということ。ラ ジオ本体の上部にソーラーパネルが取り付けられており、外で晴天時に1時間ほど充電すると、ラジオが約40 分から60分聴くことができます。これなら、アウトドアにも最適ですね。

太陽光充電もそなえたこの手回しラジ オ。非常用としてはもちろん、気軽に使える家庭用、アウトドア用として、心強いパートナーになってくれそうで す。

  ス マートフォンや携帯電話、新たにiPhoneの充電に対応 手回し充電・非常用ラジオ | プレスリリース | ソニー

   パナソニックがソーラーランタン 10万台を発展途上国に贈るプロジェクトをやってますが、ソニーも対抗してこの手回しラジオを贈ってくれません かね。ランタンよりは安価ですから100万台とか1000万台くらいどうでしょう。これで、世界の人口増が止ま れば、世界に喜ばれますよ。忘れてましたが、北朝鮮にもバルーンで飛ばしましょう。

ソー ラーランタン10万台プロジェクト【Panasonic】 

  冗談抜きで、世界の人口は一体どこ まで増えるのでしょうか。それでなくても人間が地球を壊しているのは間違いないのですから、本気で手を打つべき でしょう。世界の指導者もこんなこと口にだしたら一発で足を引っ張られるので言いだせないのでしょうね。ここで も、強くなりすぎた権利が邪魔をしていると思うのは私だけでしょうか。

又、顰蹙を買 いそう!