ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・今村夏子 「木になった亜沙」

2020-07-18 08:31:56 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

誰かに食べさせたい。願いがかなって杉の木に転生した亜沙は、わりばしになって若者と出会う(「木になった亜沙」)。どんぐりも、ドッジボールも、なぜだか七未には当たらない。「ナナちゃんがんばれ、あたればおわる」と、みなは応援してくれるのだが(「的になった七未」)。夜の商店街で出会った男が連れていってくれたのは、お母さんの家だった。でも、どうやら「本当のお母さん」ではないようで…(「ある夜の思い出」)。『むらさきのスカートの女』で芥川賞を受賞した気鋭の作家による、奇妙で不穏で純粋な三つの愛の物語。



               

 読書備忘録 

「木になった亜沙」

せっかく木になったのに、やだ、割りばし!で・・・あ、やだ!に行くまでが、ほーほー!

「的になった七未」

うわー励ましていたんじゃなってわかったったんだ。で、このお話も終わりは・・・

「ある夜の思い出」

これはまた、なんというか、それはそれは大変の思いをして暮らしているのですね。と、言ってしまった。飼われちゃっているみたいで、なんともかんともね。番にされたみたいだけれど、そうそうそうでなきゃ!残された方は未だにっ!てことなのかなぁ?

奇妙で不思議なお話、大好物なんです。

わくわく読みました。

★★★★★



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