ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・江國香織 「ひとりでカラカサさしてゆく」

2024-05-17 07:04:46 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

ほしいものも、会いたい人も、ここにはもうなんにもないの――。胸に迫る長編小説。大晦日の夜、ホテルに集まった八十歳過ぎの三人の男女。彼らは酒を飲んで共に過ごした過去を懐かしみ、そして一緒に猟銃で命を絶った。三人にいったい何があったのか――。妻でも、子どもでも、親友でも、理解できないことはある。唐突な死をきっかけに絡み合う、残された者たちの日常。人生におけるいくつもの喪失、いくつもの終焉を描く物語。


               

 読書備忘録 

始まりは衝撃的!と言っても作品紹介・あらすじに書かれていたけれど・・・

そんなことしなくてもウイルスがやって来たから、もうすこしながく生きていたら、この異常事態を目撃できたのに。そりゃぁわかっていたら、違っていたかもしれないけれど、先のことはわからないから・・・

そんな事しなければならない事情ってのいうのが・・・もういっか!

なんとなくわかる。八十過ぎているんでしょ?

私もめんどくさくなると、もういっか!と思うことありますよ。

最後に自分に引き金をひくのって!

最後の三行・・・覚悟が!

こんなことされた身内はと言うか、知り合いはと言うか・・・こんなことだったから冷静になっちゃったのか、冷静にしなくちゃと思ったのか・・・ショックが大きい時の感情って、とりあえず無?に逃げるのかな?その後襲ってくるのかな?皆さん考えています。なぜ?そして自分・・・

なかなかなお話で、言い方変ですが楽しめました。


★★★★☆



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