ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

蹄の手入れ

2005年09月05日 | お手入れ&馬具
sunもyukiも蹄が弱い。
練習馬の宿命ってやつで、1日に濡れた洗蹄場に何度も立たねばならないし
会員さんによってはきれいにした方が良いと乗るたびに洗う人もいる。
人間の爪もそうだけどふやけた状態が続くと弱くなってボロボロになる。
もし洗うならば完全に乾かさねばならない。
自分が最終のレッスンではない場合は、蹄はぬらさずに裏を掘り、
表面の土をブラシでとる。蹄のチェックは必ず行うが極力ぬらさないように
している。
最後のレッスンだった場合は、蹄の裏を掘りブラシできれいに掃除をする。
きれいに泥を洗い流したら蹄のチェック!
小さい小石が蹄と鉄の間に挟まっていたり、木が刺さってたこともあったし
しっかりチェックが必要です。その子の蹄の状態もわかります。
急いでる時は乾いた布で蹄の裏を拭いて大方の水分を取ります。
こうすると早く乾きます。
乾いた洗蹄場に移動させます。これも完全に乾かすために。
とっても簡単な事です。きれいに洗って完全に乾かすだけです。
完全に乾いたら最近お気に入りの蹄油を表面に塗り、裏にはタールをスプレー
します。
乗馬を始めた当時、蹄油は蹄の付け根(蹄冠)から1㎝あけて塗るように
言われました。だけど、装蹄師さんに聞いたところ蹄冠は蹄で一番水分が
多くて、弱い場所なのだそうです。質の良い蹄油なら蹄冠にも塗った方が
良さそうです。そしてべったり塗るのではなくて薄く塗ります。
蹄冠の部分を残して蹄油を塗り、それを指で伸ばして蹄冠に塗り込んでいきます。

そしてそして、とある装蹄師さんのお話によると乗った後だけじゃなくて、
雨の日や馬場が雨上がりで水浸しの状態で馬に乗る時には、馬場に出る前に
蹄油を塗ってあげると、蹄に水分が入ってふやけてしまうなんて事がなくて
いいそうです。実践していますが確かに騎乗後の蹄の乾きが早いような
気がします。

元来、蹄油とは蹄の発育不良や乾燥、ひび割れから蹄を守り適度な栄養分を
吸収させ健康な蹄質を保つために塗るらしいです。
そういうわけで私は蹄油の質にもこだわりたいと思っています。
以前はエフォールのグリースタイプを使っていましたが、今はこれがお気に入り。
イギリスの通販で購入したティートゥリー入りの蹄油。
ほのかにティートゥリーの香りがしていいんですよね。
他にもどんどんいろんな蹄油やクリームを試してみたいです!!
ハーブ入りがいいな。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どんどん良くなって… | トップ | 一つ上を目指して »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
感動! (すず)
2005-09-07 21:10:18
ariさん、こんばんは!

蹄のお手入れの奥深さを感じちゃいました!

それにしてもsun幸せだなぁ~♪

明日から北海道の馬産地へおでかけしてきます。台風去ってひと安心です。
返信する
まだまだ (ari)
2005-09-07 22:21:23
すずさ~ん、こんばんわ

いつもHP&blog楽しませていただいてます

sun、とっても元気です。sunは白い蹄の質があまり良くないように思います

でも先生はもちろん私もしっかりケアしていきますね

まだまだわからないことばかり。頭でっかちになってやる勢いでどんどん勉強します

ところですずさん、北海道を台風が縦断するなんて話もありますが大丈夫ですか?
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お手入れ&馬具」カテゴリの最新記事