昨日は給料日、今日はメーデーの祭日だというのに、かなり落ち込んでるチチャです。
納得いかない理由で給料が下がってしまい、うれしいはずのお給料日が一ヶ月で一番ブルーな日になってしまいました・・・。
さて、それはておき、
先日、運転免許の実技試験を受けてきました。
試験場はリマ郊外のCONCHAN(Panamericana Sur 21.5km地点)にあります。
試験を受けるときに使う車は、自分で持ち込み可能です。
といっても、免許がないのに運転してきてはダメです。誰かに運転してきてもらう必要があります。
我が家の車は、私もいつか運転するだろう、という実現率のかなり低い想定のもと、オートマ
です。
というか、マニュアル車は日本の免許取るときにしか乗ってないから、いまさら動かせません。
クラッチの存在など忘れました。
足が2本しかないのに、ペダル3個も使いこなすなんて、人間技じゃありません
。
なので、当然、車は持ち込みです。
試験場で車を借りることもでき、オートマかマニュアルか選べるそうです。
ですが、オートマは人気が高い上に数が少ないため、すごく待たされるらしいです。
1週間前の土曜日に来たときは、着いたら受付が終わっていたし、練習場で子供たちが退屈してグズってしまったので(当然だ)、
今日はカアサンに朝7時に来てもらい、子供を家に置いて夫婦だけで来ました。
再度、同じ練習場へ行ったら、「マミータ(奥さん)、教習30分40ソル(15ドル)でどう?」
・・・って、先週より値段下がっとるし。
50ソルってブログにこないだ書いちゃったじゃん。
ボラれた人みたいでカッコ悪いじゃないのよ!
というわけで実際の相場はよくわかりません。もっと安いのかもしれないし。
そして、教習が2回目だと言うと、教官、てきとーにしか教えてくれませんでした。
ここは嘘ついて、常に「初めてです」と言っとくべきですね。
またハンドルの調子が悪くなってきたので、練習は短めにして切り上げ、試験場へ向かいました。
入り口で、
「中の駐車場が満車なので、車は外に置いて、試験を受ける人だけ徒歩で中へ入ってください」
と言われました。
私たちの前にいたペルー人3組、この一言に猛抗議。
「中の駐車場が空いていたら、付き添いの人も入れるのに、駐車場がいっぱいだと付き添いが入れないっておかしいでしょ!」
皆、奥様が試験を受けるのでご主人がついてきているようです。
3人ともいい大人です。言葉の問題もないし、みかけの貫禄も十分(失礼!)。
一人で大丈夫じゃない?
ラテン夫、どれだけ奥様思いなのさ。
さて、言葉の問題は大あり、見た目は小柄なチニータ、見るからに弱者の私、
付き添いの日本人ダンナはあっさり、
「ふーん、じゃ、チチャ、一人で行ってきて。オレ、ここで待ってるわ」
なんだろうね、この違い。
はい、話がそれましたが、受付を終えると、簡単にコースの説明を受けます。
コースはAコースとBコースがあって、試験直前に、どちらかに振り分けられます。
自分で選ぶことはできません。
試験中は道順を教えてくれないので、事前にコースを覚えておく必要があります。
コースマップはインターネットで調べたら出てくると思います。
私は教習所で2ソル出してマップを買いました。
いつも持ち歩いて、時間のあるときに眺めていました。
あ、ちなみに、日本のように実際の道路を走る試験はありません。
試験場の中に作られたコースを走ります。
日本でいうと仮免許の試験と同じ感覚です。
その他、試験中の注意事項、
試験は1日に1回しか受けられない、
運転席付近に何も置かない、
試験中に地図を見てはダメ、
窓は全部、全開にしておくこと、等々。
この窓の項目、
「Abrir 4 lunas 」と書いてあって、luna(月)って何だろうと思っていたら、車の窓のことなのでした。
1つ勉強になりました。
車で待機しているとき、周りをふと見たら、私以外、全員ビッツだった。
まあ、そうだよね、小型車のほうが縦列駐車、やりやすいもんね。
地球の裏側でトヨタ車に囲まれて、愛知県民としてちょっとうれしかった。
チリでは韓国車が多いのですが、ペルーでは日本車も多く走っています。
ちなみに私のは日本の別メーカー。
この車、練習のときにハンドルが動かなくなるトラブルがありましたが、今日も、
試験官に、「こっちへ来てください」と指示されて、エンジンかけようとしたら、まさかのエンスト!!!
本番に弱いヤツです
。
次に車を買うときは地元のトヨタ車にするかな~(回し者か、アンタ)。
はい、また話がそれましたが、何度かトライしたらなんとかエンジンがかかって
無事、発進することができました。
試験場の入り口は高速の料金所のようになっていて、通る前に車に大きなマグネットで番号を貼られます。
そして、試験スタート。
私はBコースでした。
「suerte!(幸運を!)」と言って送り出されます。
隣に試験官が乗るのかと思ったら、誰も乗りません。
物見やぐらみたいな監視塔があって、そこからチェックするのだそうです。
ほかの車も走っているので、スピードを上げないといけない箇所で、指定の速さまで加速できなかったりとか、
縦列駐車のところで、指示を出される前に駐車してしまい、
「黄色い車、まだ駐車しちゃダメ! 戻って戻って」
とものみ櫓から注意され、2回、駐車するというハプニングはありましたが、目だったミスは無かったと思う、たぶん・・・。
でも、試験を受けたことのある知り合いたちに聞くと、2~3回落ちたという人が多かったし、
実際、結果を受け取っている人達の顔を観察すると、「落ちた」顔の割合が多かったので、
ドキドキしながら結果を待ちます。
日本の免許センターもそうだけど、いろんな人達が来るから、待っている間の人間観察もおもしろかった。
新規取得は、日本同様、若い人達が多い。苦学生みたいな子もいれば、いかにもお坊ちゃんという子もいて。
ついに私の名前が呼ばれました。
受付のにいちゃん、私があまりに不安そうな顔をしているからか、ふざけて
すぐに結果を言わず、「残念だね」な顔をしてきました。
みんな真剣に試験受けてるんだぞー。
オバチャンをからかうんじゃないよ!
そして、実際の結果は
「合格」でした!
あ~よかった。
もうこれでここに来ないで済みます。
ふふふ、筆記も実技も一発合格よ~(ちょっと自慢)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/bb/23f21c42643c0fc49f4afdc67cea0121.jpg)
「APROBADO(合格)」の文字がまぶしいね
。
お祝いにレストラン フジへ行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/86/0300ee42e060c5bdc2abd8ca52fba122.jpg)
でも、これで終わりじゃないです。
ペルーの免許取得で一番大変なのは試験じゃないです。
書類がちゃんと通ることです!
後日、リンセの免許センターへ行き、免許発行の申請をしないといけません。
そのときに、今まで準備した書類を全部、提出するのです。
どうか何事もなく、無事、免許が発行されますように。
~次回へ続く~
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納得いかない理由で給料が下がってしまい、うれしいはずのお給料日が一ヶ月で一番ブルーな日になってしまいました・・・。
さて、それはておき、
先日、運転免許の実技試験を受けてきました。
試験場はリマ郊外のCONCHAN(Panamericana Sur 21.5km地点)にあります。
試験を受けるときに使う車は、自分で持ち込み可能です。
といっても、免許がないのに運転してきてはダメです。誰かに運転してきてもらう必要があります。
我が家の車は、私もいつか運転するだろう、という実現率のかなり低い想定のもと、オートマ
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というか、マニュアル車は日本の免許取るときにしか乗ってないから、いまさら動かせません。
クラッチの存在など忘れました。
足が2本しかないのに、ペダル3個も使いこなすなんて、人間技じゃありません
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なので、当然、車は持ち込みです。
試験場で車を借りることもでき、オートマかマニュアルか選べるそうです。
ですが、オートマは人気が高い上に数が少ないため、すごく待たされるらしいです。
1週間前の土曜日に来たときは、着いたら受付が終わっていたし、練習場で子供たちが退屈してグズってしまったので(当然だ)、
今日はカアサンに朝7時に来てもらい、子供を家に置いて夫婦だけで来ました。
再度、同じ練習場へ行ったら、「マミータ(奥さん)、教習30分40ソル(15ドル)でどう?」
・・・って、先週より値段下がっとるし。
50ソルってブログにこないだ書いちゃったじゃん。
ボラれた人みたいでカッコ悪いじゃないのよ!
というわけで実際の相場はよくわかりません。もっと安いのかもしれないし。
そして、教習が2回目だと言うと、教官、てきとーにしか教えてくれませんでした。
ここは嘘ついて、常に「初めてです」と言っとくべきですね。
またハンドルの調子が悪くなってきたので、練習は短めにして切り上げ、試験場へ向かいました。
入り口で、
「中の駐車場が満車なので、車は外に置いて、試験を受ける人だけ徒歩で中へ入ってください」
と言われました。
私たちの前にいたペルー人3組、この一言に猛抗議。
「中の駐車場が空いていたら、付き添いの人も入れるのに、駐車場がいっぱいだと付き添いが入れないっておかしいでしょ!」
皆、奥様が試験を受けるのでご主人がついてきているようです。
3人ともいい大人です。言葉の問題もないし、みかけの貫禄も十分(失礼!)。
一人で大丈夫じゃない?
ラテン夫、どれだけ奥様思いなのさ。
さて、言葉の問題は大あり、見た目は小柄なチニータ、見るからに弱者の私、
付き添いの日本人ダンナはあっさり、
「ふーん、じゃ、チチャ、一人で行ってきて。オレ、ここで待ってるわ」
なんだろうね、この違い。
はい、話がそれましたが、受付を終えると、簡単にコースの説明を受けます。
コースはAコースとBコースがあって、試験直前に、どちらかに振り分けられます。
自分で選ぶことはできません。
試験中は道順を教えてくれないので、事前にコースを覚えておく必要があります。
コースマップはインターネットで調べたら出てくると思います。
私は教習所で2ソル出してマップを買いました。
いつも持ち歩いて、時間のあるときに眺めていました。
あ、ちなみに、日本のように実際の道路を走る試験はありません。
試験場の中に作られたコースを走ります。
日本でいうと仮免許の試験と同じ感覚です。
その他、試験中の注意事項、
試験は1日に1回しか受けられない、
運転席付近に何も置かない、
試験中に地図を見てはダメ、
窓は全部、全開にしておくこと、等々。
この窓の項目、
「Abrir 4 lunas 」と書いてあって、luna(月)って何だろうと思っていたら、車の窓のことなのでした。
1つ勉強になりました。
車で待機しているとき、周りをふと見たら、私以外、全員ビッツだった。
まあ、そうだよね、小型車のほうが縦列駐車、やりやすいもんね。
地球の裏側でトヨタ車に囲まれて、愛知県民としてちょっとうれしかった。
チリでは韓国車が多いのですが、ペルーでは日本車も多く走っています。
ちなみに私のは日本の別メーカー。
この車、練習のときにハンドルが動かなくなるトラブルがありましたが、今日も、
試験官に、「こっちへ来てください」と指示されて、エンジンかけようとしたら、まさかのエンスト!!!
本番に弱いヤツです
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次に車を買うときは地元のトヨタ車にするかな~(回し者か、アンタ)。
はい、また話がそれましたが、何度かトライしたらなんとかエンジンがかかって
無事、発進することができました。
試験場の入り口は高速の料金所のようになっていて、通る前に車に大きなマグネットで番号を貼られます。
そして、試験スタート。
私はBコースでした。
「suerte!(幸運を!)」と言って送り出されます。
隣に試験官が乗るのかと思ったら、誰も乗りません。
物見やぐらみたいな監視塔があって、そこからチェックするのだそうです。
ほかの車も走っているので、スピードを上げないといけない箇所で、指定の速さまで加速できなかったりとか、
縦列駐車のところで、指示を出される前に駐車してしまい、
「黄色い車、まだ駐車しちゃダメ! 戻って戻って」
とものみ櫓から注意され、2回、駐車するというハプニングはありましたが、目だったミスは無かったと思う、たぶん・・・。
でも、試験を受けたことのある知り合いたちに聞くと、2~3回落ちたという人が多かったし、
実際、結果を受け取っている人達の顔を観察すると、「落ちた」顔の割合が多かったので、
ドキドキしながら結果を待ちます。
日本の免許センターもそうだけど、いろんな人達が来るから、待っている間の人間観察もおもしろかった。
新規取得は、日本同様、若い人達が多い。苦学生みたいな子もいれば、いかにもお坊ちゃんという子もいて。
ついに私の名前が呼ばれました。
受付のにいちゃん、私があまりに不安そうな顔をしているからか、ふざけて
すぐに結果を言わず、「残念だね」な顔をしてきました。
みんな真剣に試験受けてるんだぞー。
オバチャンをからかうんじゃないよ!
そして、実際の結果は
「合格」でした!
あ~よかった。
もうこれでここに来ないで済みます。
ふふふ、筆記も実技も一発合格よ~(ちょっと自慢)。
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「APROBADO(合格)」の文字がまぶしいね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
お祝いにレストラン フジへ行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/86/0300ee42e060c5bdc2abd8ca52fba122.jpg)
でも、これで終わりじゃないです。
ペルーの免許取得で一番大変なのは試験じゃないです。
書類がちゃんと通ることです!
後日、リンセの免許センターへ行き、免許発行の申請をしないといけません。
そのときに、今まで準備した書類を全部、提出するのです。
どうか何事もなく、無事、免許が発行されますように。
~次回へ続く~
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私もアルゼンチンでトヨタのピックアップトラックとかが大活躍してるの見て感動したよ。こんな文化の違うよくわかんない国で(失礼。私にはそう思えた)ビジネス成功したなと思って。なんか心強いよね(笑)
無事に免許証が手に入ることを祈る!
Suerte!
ペルーでもトヨタ車、多いよ。日本から中古車がいっぱい入ってるから、というのもあるけど。うれしいよね。
でも、チリは、韓国車が多いんだ。がんばれ、日本車!!!
旅行などして、その後腰を痛めてしまい落ち込んでいて長いことご無沙汰していました。
実技に合格しても書類が大変なんて南米だわ。その点チリはすぐ免許が発行されるので良いですね。無事に発行されることを祈ってますね。
本当に、私もチリで免許取っておけばよかった、と後悔しました。でも、実技試験受かって、本当にほっとしました。でも、実際に道路を運転できるのと試験に受かるのとは違うんですけどね。。。(リマの人たちは運転が荒いのでなかなか大変です)。
海外で免許試験に受かったのはとてもうれしかったです。でも、実際に、リマの道路を運転できるかどうかはまた別問題ですけどね。。。