日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

ペルーの日常 小銭事情

2013-06-25 15:14:24 | ペルーの生活
日本では財布にお札が入っていると安心したものでしたが、
ペルーに来てからは小銭がいっぱい入っていると満たされた気分になります。

だってなんでもできるもん。
バスにもタクシーにも乗れるし、キオスコでちっちゃいお菓子も買えるし、メルカドでもすいすい買い物できるし。

小銭がないと行動がかなり限られます。
タクシーもおつりを用意していない場合が多いし、バスはお札じゃ難しいし・・・・・、
とりあえず移動は徒歩になります!
買い物は大きなスーパーなどのみに限られます。
レストランもそのへんの定食屋だと断られることがあります。

銀行のATMでお金をおろしたときに200ソル札(80ドル--一番大きい額の札)が出てきた日なんかは
一気にブルーです。
日本だと、一万円札がお財布に入っていると心が軽いですが、
このお札が財布から消えるまでは荷物を背負った重い気分になります。

使えない上に、けっこうな大金だからもしもスリに遭ったりしたら悔しいし・・・。

チチャの独自基準で各お札の使える範囲をご紹介します。
お札なら10ソル札が最強です。
さらに5ソル硬貨があれば怖いもの無しです。

200ソル札(80ドル):大きなスーパー、デパート、高級レストランのみ。
100ソル札(40ドル):+ 個人商店(40ソル以上の買い物ならいけると思う)、小ぎれいなレストラン
50ソル札(20ドル): + 個人商店、市場で魚介類など高額商品のまとめ買い
20ソル札(8ドル): + 個人商店、定食屋、市場で野菜のまとめ買い、一部のタクシー
10ソル札(4ドル):+ タクシー(乗るときにおつりがあるか念のため確認)、市場全般
5ソル硬貨: + バス、キオスコ

また、偽札が出回っているペルーでは、お札を受け取るときに店員が毎回、感触などをチェックします。
だから200ソル札で払うときは特に緊張します。
そういう意味でも大きなお札はストレスが大きいのです。

日本だと新札は喜ばれますが、
こちらでは特に市場などでは新札はやたらと確認されることがあります。
「このお札、大丈夫だと思うけど、ほかのお札持ってない?」と言われたこともあります。
使い古されたほうがちゃんと使われてるから安心なのかな。

それから、スーパーでは5センティモ硬貨(2セント)が使えますが、
市場や個人商店では嫌がられて受け取ってもらえません。

あと、気をつけないと5ソル、2ソル硬貨は偽コインもあります。
私はいまだに区別できないのですが、ペルー人は触るだけでわかるらしいです。

インターネットで節約法などを検索すると、
「小銭を貯金箱に貯めておきましょう」と日本のサイトによく書かれていますが、
南米ではこれは難しいです。

小銭が必要すぎてぜったい貯まらないです。
あるのに家に置いておいたらかえって損すると思います!

それで、思ったんだけど、反対に200ソル札貯金したらどうかな。
ATMで200ソル札が出てきたら使わずに家の貯金箱に入れる!
ペルー式プチ貯金、これどう?

いや、でも現金が必要だからお金をおろしているのに、200ソルが使えないのは痛いか。
けど200ソル札はどのみち使える範囲が狭いからいいのか?
でも、もう1回お金をおろしていたら、結局200ソルを余分に引き出すことになるから意味ないんじゃない?

ああもうどうでもいいや。

余談ですが、1ソル硬貨(40セント)は国内のいろんな遺跡や建物をあしらった記念コインがたくさん出ています。
こちらのページに写真が載ってます)

とりあえず、我が家では記念コインが手に入ったら使わずに保管しています。

平日はいろいろ節約について考えているのだけど、週末になると、ふらっとスタバに寄ってしまったりして。
ダメだね、これ!
なにしろコーヒー1杯がそのへんの定食屋のランチと同じ値段ですから・・・。

右はオウジ用のマイカップ。かじって遊ぶので歯型付きです。
大人が飲んでいるのをほしがるので店員さんに空のカップをもらいました。
次回からはこれを持参します!(また行くの?)

正直、スタバのコーヒーってほかと比べて飛びぬけておいしいと思わないのだけど、
ただいまリマではスタバ大増殖中でそこらじゅうにあるし、日曜日や祝日も開いているお店が多いし、
店内も落ち着ける雰囲気にしてあるから、つい入っちゃうんだよねー。

そうそう、こちらのスタバでは注文すると名前を聞かれて、コーヒーができあがると名前を読み上げて知らせてくれます。
が、外国人の私は毎回、いやな思いをします。
私の名前は北米の有名な町の名前に似ているので、必ず聞きなおされ、3回くらい大きな声で言い直した後、
結局、その街の名前になり、しかもプッと笑われるおまけつき。

最近はあきらめて名前でなくて苗字を伝えています。私の苗字は聞きやすいらしく、すんなり聞き取ってくれるのですが、
飲み物ができあがったとき、苗字を呼び捨てで呼ばれるので、結局、毎回、ちょっとムカつきます。

このあいだ、友達とその話題で盛り上がったときに、

「店員さんが日本語がわからないことを逆手に取って、最初から苗字に「さん」をつけて伝えてみたらおもしろいかも」

というアイデアがでました。
それは楽しそう。
ぜひ今度、やってみようと思います。

やっぱ今週末もスタバに行くかな。




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