「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
ぴィ~ひょろろッ!」
「がるる!ぐーるぅる!」(←訳:虎です!ぴーひょろ!)
こんにちは、ネーさです。
サクラ前線の北上とともにウグイスちゃんの歌は消え、
代わりにトンビくんのピーヒョロロが聞こえてきます。
本日は、輪を描くトンビくんもアッと驚いて失速しちゃいそうな
《むかし噺》を御紹介いたしましょう♪
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― 新釈 にっぽん昔話 ――
著者は乃南アサさん、2013年11月に発行されました。
……いや、いけません、いけませんよ、
あの有名なアニメのテーマソングを歌ったりしては、いけません。
「ええッ? なぜェ~??」
「ぐるるるるー!」(←訳:歌いたいよー!)
この御本は、
日本の老若男女の記憶にある
『昔むかし、あるところに……』な物語をもとに
著者・乃南さんが紡ぎ直した、いえ、
パリっと仕立て直したユニークな昔話集。
アニメ化された昔話とは、
ふっふっふっ♪
ちょぉ~っと別モノ、なんですねえ。
「あうううゥ?」
「がるるるぐるっ?」(←訳:不気味な笑いっ?)
では、おっとと、失礼、
(ネーさ、口調を変えて)
んだば、まんず御本のとっぱなに収録されとるハナシさ
ちょっくらこいっと
明かしたろうかなあ。
皆の衆も、ほぉれ、
一編は耳にしたったろうてもん、
『さるかに合戦』の御話をよぉ?
「んだァ、んだァ!」
「ぐるるがっるる!」(←訳:オラも知っとる!)
悪どいサルっコと
哀れなカニさんの御話も
乃南のねえさまの手にかかればぁ、
そらもうアッチョンブリケ、
いやいや、めんこくてぇ、シャレとってぇ、
クールなぁ語りっぷりに惚れ惚れだとて。
「なんじゃッ? くーるゥじゃとォ?」
「がるぐるるがるる!」(←訳:そらえらいことや!)
そん次がぁ、
『花咲かじじい』。
またこれがぁ、たいしたじぃさまぁ、ばばさまぁがおったもんだわぁ、
愛犬家さんは号泣してまうぞぉ、て、
しみじみさせられてまう御話でなあ。
いやぁ、
『一寸法師』も『三枚のお札』も
『笠地蔵』も『犬と猫とうろこ玉』も、
目ん玉ぁ丸くする垢抜けぶりだわのう。
「ほよよッ、いッすんぼうしィ!」
「ぐるるるる!」(←訳:なつかしや!)
お見事だわいなぁ、と思うんは、
おっと、またも失礼、
(ネーさ、口調を戻し)
見事だなぁ、と膝を打ちたくなるのは、
著者・乃南さんの絶妙な手加減&筆加減です。
まったく変えてしまうのではなく、
御話の骨格は変えず、
要所を締めつつ、
新たな変態――メタモルフォーゼをもたらしてゆく。
サナギがチョウに変わるように、
似ていて別もの、
もしくは、
別物でありながらそっくり?な姿へと。
「そらァたまげたッ!」
「がるっるーるぅ!」(←訳:トリッキーじゃ!)
この御本を著したきっかけは
東日本大震災にあったと、
乃南さんは『あとがき』に記しておられます。
昔のひと、
そして現代に生きる大勢のひとの想いも織り込まれた物語集は
チビっ子にもオトナ諸氏にも
おすすめの逸品ですよ♪
「よんでェみなされェ~!」
「ぐるるぅ~」(←訳:んだばぁ~)
「とッぴんぱらりィのォ、ぷゥ!」
ぴィ~ひょろろッ!」
「がるる!ぐーるぅる!」(←訳:虎です!ぴーひょろ!)
こんにちは、ネーさです。
サクラ前線の北上とともにウグイスちゃんの歌は消え、
代わりにトンビくんのピーヒョロロが聞こえてきます。
本日は、輪を描くトンビくんもアッと驚いて失速しちゃいそうな
《むかし噺》を御紹介いたしましょう♪
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― 新釈 にっぽん昔話 ――
著者は乃南アサさん、2013年11月に発行されました。
……いや、いけません、いけませんよ、
あの有名なアニメのテーマソングを歌ったりしては、いけません。
「ええッ? なぜェ~??」
「ぐるるるるー!」(←訳:歌いたいよー!)
この御本は、
日本の老若男女の記憶にある
『昔むかし、あるところに……』な物語をもとに
著者・乃南さんが紡ぎ直した、いえ、
パリっと仕立て直したユニークな昔話集。
アニメ化された昔話とは、
ふっふっふっ♪
ちょぉ~っと別モノ、なんですねえ。
「あうううゥ?」
「がるるるぐるっ?」(←訳:不気味な笑いっ?)
では、おっとと、失礼、
(ネーさ、口調を変えて)
んだば、まんず御本のとっぱなに収録されとるハナシさ
ちょっくらこいっと
明かしたろうかなあ。
皆の衆も、ほぉれ、
一編は耳にしたったろうてもん、
『さるかに合戦』の御話をよぉ?
「んだァ、んだァ!」
「ぐるるがっるる!」(←訳:オラも知っとる!)
悪どいサルっコと
哀れなカニさんの御話も
乃南のねえさまの手にかかればぁ、
そらもうアッチョンブリケ、
いやいや、めんこくてぇ、シャレとってぇ、
クールなぁ語りっぷりに惚れ惚れだとて。
「なんじゃッ? くーるゥじゃとォ?」
「がるぐるるがるる!」(←訳:そらえらいことや!)
そん次がぁ、
『花咲かじじい』。
またこれがぁ、たいしたじぃさまぁ、ばばさまぁがおったもんだわぁ、
愛犬家さんは号泣してまうぞぉ、て、
しみじみさせられてまう御話でなあ。
いやぁ、
『一寸法師』も『三枚のお札』も
『笠地蔵』も『犬と猫とうろこ玉』も、
目ん玉ぁ丸くする垢抜けぶりだわのう。
「ほよよッ、いッすんぼうしィ!」
「ぐるるるる!」(←訳:なつかしや!)
お見事だわいなぁ、と思うんは、
おっと、またも失礼、
(ネーさ、口調を戻し)
見事だなぁ、と膝を打ちたくなるのは、
著者・乃南さんの絶妙な手加減&筆加減です。
まったく変えてしまうのではなく、
御話の骨格は変えず、
要所を締めつつ、
新たな変態――メタモルフォーゼをもたらしてゆく。
サナギがチョウに変わるように、
似ていて別もの、
もしくは、
別物でありながらそっくり?な姿へと。
「そらァたまげたッ!」
「がるっるーるぅ!」(←訳:トリッキーじゃ!)
この御本を著したきっかけは
東日本大震災にあったと、
乃南さんは『あとがき』に記しておられます。
昔のひと、
そして現代に生きる大勢のひとの想いも織り込まれた物語集は
チビっ子にもオトナ諸氏にも
おすすめの逸品ですよ♪
「よんでェみなされェ~!」
「ぐるるぅ~」(←訳:んだばぁ~)
「とッぴんぱらりィのォ、ぷゥ!」
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