「こんにちわッ、テディちゃでス!
へェ~んしんッ、とうッ!」
「がるる!ぐるるーるるるがる!」(←訳:虎です!ライダーベルト起動!)
こんにちは、ネーさです。
『仮面ライダー』が放送開始されたのは、
1971年の今日――4月3日でした。
現代にまで大きな影響をもたらしている石ノ森章太郎さんに
敬意をこめて拍手を送ったら、
さあ、本日の読書タイムを、どうぞ~♪

―― 百年かぞえ歌 ――
著者は大崎梢(おおさき・こずえ)さん、
2024年10月に発行されました。
デビュー作『配達あかずきん』以来、
“本&本屋さんのミステリ”で人気の著者・大崎さんが、
この御本で挑むのは、
“文学館のミステリ”ですよ。
「わほゥ! ふるいィ~たてものォでスゥ!」
「ぐるるがる?」(←訳:古民家だね?)
神奈川県の南西部、
伊豆半島の付け根に位置する
里海町(さとうみちょう)にあるのは
《貴地崇彦(きじたかひこ)生家館》。
作家・貴地崇彦さんの生家を
記念館として整備、公開している施設で、
里海町によって管理されています。
が、ある日のこと。
生家館の担当者さんは?と、
群馬県警の警察官さんが町役場を訪ねてきたので、
観光促進課で働いている
坂口由佳利(さかぐち・ゆかり)さんは、
目を丸くします。
「ぐんまけんけいィのォ??」
「がるるるる?」(←訳:刑事さんが?)
没後も熱心なファンが大勢いる作家さんの
文学館……というとカッコイイんですけれど、
そこは、生家館。
生まれた家を移築したに過ぎず、
作家さん御自身は
小学校を卒業したあと親戚の家の養子になり、
東京で暮らすようになった、
というのですから、
重要な原稿や資料、私文書、
執筆に用いた愛用品が
展示してある訳でもありません。
拝観できるのは、子どもの頃に読んでいた本、
学校の成績表、といった物くらいです。
なのに、
由佳利さんが案内すると、
刑事さんたちは
生家館の納戸の中までも
真剣に調べている……?
「これはァ、もうッ!」
「ぐるがぅるるる!」(←訳:只事じゃないね!)
いったい何事が出来しているのか。
警察官さんは、捜査上のことは話せないというばかり。
だからといって、
町が管理する施設に絡む案件とあっては
知らん顔していられません。
「ゆかりさんッ、ちょうさァかいしィ~でス!」
「がぅっるぐるがるぅ~…」(←訳:ちょっと心配だなぁ~…)
ひとりの作家さんが、
後世に託した《謎》とは。
文学館巡り大好き!な活字マニアさんに、
おすすめの文学館ミステリです。
近代史&古民家好きな御方も、
ぜひ、一読してみてくださいね♪









