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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 文学館の、ゆったり時間 ~

2025-04-03 22:03:09 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 へェ~んしんッ、とうッ!」

「がるる!ぐるるーるるるがる!」(←訳:虎です!ライダーベルト起動!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 『仮面ライダー』が放送開始されたのは、

 1971年の今日――4月3日でした。

 現代にまで大きな影響をもたらしている石ノ森章太郎さんに

 敬意をこめて拍手を送ったら、

 さあ、本日の読書タイムを、どうぞ~♪

  

 

 

             ―― 百年かぞえ歌 ――

 

 

 著者は大崎梢(おおさき・こずえ)さん、

 2024年10月に発行されました。

 デビュー作『配達あかずきん』以来、

 “本&本屋さんのミステリ”で人気の著者・大崎さんが、

 この御本で挑むのは、

 “文学館のミステリ”ですよ。

 

「わほゥ! ふるいィ~たてものォでスゥ!」

「ぐるるがる?」(←訳:古民家だね?)

 

 神奈川県の南西部、

 伊豆半島の付け根に位置する

 里海町(さとうみちょう)にあるのは

 《貴地崇彦(きじたかひこ)生家館》。

 

 作家・貴地崇彦さんの生家を

 記念館として整備、公開している施設で、

 里海町によって管理されています。

 

 が、ある日のこと。

 生家館の担当者さんは?と、

 群馬県警の警察官さんが町役場を訪ねてきたので、

 観光促進課で働いている

 坂口由佳利(さかぐち・ゆかり)さんは、

 目を丸くします。

 

「ぐんまけんけいィのォ??」

「がるるるる?」(←訳:刑事さんが?)

 

 没後も熱心なファンが大勢いる作家さんの

 文学館……というとカッコイイんですけれど、

 そこは、生家館。

 

 生まれた家を移築したに過ぎず、

 作家さん御自身は

 小学校を卒業したあと親戚の家の養子になり、

 東京で暮らすようになった、

 というのですから、

 重要な原稿や資料、私文書、

 執筆に用いた愛用品が

 展示してある訳でもありません。

 拝観できるのは、子どもの頃に読んでいた本、

 学校の成績表、といった物くらいです。

 

 なのに、

 由佳利さんが案内すると、

 刑事さんたちは

 生家館の納戸の中までも

 真剣に調べている……?

 

「これはァ、もうッ!」

「ぐるがぅるるる!」(←訳:只事じゃないね!)

 

 いったい何事が出来しているのか。

 

 警察官さんは、捜査上のことは話せないというばかり。

 だからといって、

 町が管理する施設に絡む案件とあっては

 知らん顔していられません。

 

「ゆかりさんッ、ちょうさァかいしィ~でス!」

「がぅっるぐるがるぅ~…」(←訳:ちょっと心配だなぁ~…)

 

 ひとりの作家さんが、

 後世に託した《謎》とは。

 

 文学館巡り大好き!な活字マニアさんに、

 おすすめの文学館ミステリです。

 近代史&古民家好きな御方も、

 ぜひ、一読してみてくださいね♪

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