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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ すぐそこの、中世 ~

2025-04-18 22:03:30 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 めでたいィ~ごしゅうねんッ!」

「がるる!ぐっるーる!」(←訳:虎です!ハッピー5!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 人気の絵本シリーズ《パンどろぼう》、

 その第一作『パンどろぼう』が刊行5周年を記念するフェアが

 全国の本屋さんで開催中ですよ♬

 キュートで美味しそう?なパンどろちゃんにほっこりしつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 映画で味わう中世ヨーロッパ ――

 

 

 編者は図師宣忠(ずし・のぶただ)さん、

 2024年12月に発行されました。

 『歴史と伝統が織りなす魅惑の世界』と副題が付されています。

 

「えいがでェ、ちゅうせいィ?」

「ぐるっるがるるぐるるる?」(←訳:それって時代劇みたいな?)

 

 日本に、戦国時代や江戸時代、

 鎌倉時代などを舞台にした映像作品があるように、

 西欧にだって古代ローマの時代から

 独立戦争やヴィクトリア朝を舞台にした映像作品があります。

 

 英語でいう『Period drama』、『Historical drama』は、

 無声映画の時代から盛んに製作され、

 現代でも、かつてほどではなくとも、

 制作&公開されていますね。

 リドリー・スコットさんは時代ものがお得意ですし、

 最近はNetflixなど配信系のラインナップにも

 増えてきているようです。

 

 この御本では、

 中世を時代背景とする映画・ドラマを取り上げ、

 ”どんな世界が描かれているか?”

 “なぜこんな風に描いたのか?”

 を読み解いてゆきます。

 

「むむッ! はばひろォ~いィ!」

「がるるるぐーるる?」(←訳:アニメやゲームも?)

 

 ええ、そうなんです。

 第Ⅰ部『映像化される中世』では、

 聖女ジャンヌ・ダルクさんをテーマとする作品、

 ロビン・フッド伝説と映画、

 J・R・R・トールキンさん作《指輪物語》関連作品、

 はては

 モンティ・パイソンによる円卓の騎士たち、

 

 第Ⅱ部『中世映画の読み解き方』には、

 名作『冬のライオン』、

 ガイ・リッチーさんの『キング・アーサー』、

 怪作『薔薇の名前』の美術まで、

 実に幅広く、

 さまざまな映像作品が登場し、

 日本のアニメーション作品や

 ゲーム作品についても語られています。

 

「ふわわァ! ちゅせいッてェ~…!」

「ぐるるるがるぐるる!」(←訳:世界中で人気なんだ!)

 

 私ネーさが、なるほど、そうなのか!と唸ったのは、

 

 岡田尚文さんの評論

 『映画のなかのロビン・フッド』(本文32ページ)。

 

 “森の義賊ロビン・フッド“、

 そのヴィジュアルを作り上げ、

 今日に至るまで

 世界的に多大な影響を与え続けている人物、

 

 として

 岡田さんが紹介しているのは、

 米国の児童文学作家

 ハワード・パイルさん(1853~1911)。

 

 画家であり、優れた美術教師であったパイルさんは、

 海賊を描いた絵画の第一人者でもありました。

 Disneyのアトラクション『カリブの海賊』なんてもう、

 パイルさんの作品のまんまパクリ、というのは

 公然の秘密です。

 

 そのパイルさんの“ロビン・フッド画“が、

 “海賊画“と同様に、

 専門家さんから高く評価されているとは……!

 

「さすがッ、なのでスゥ!」

「がるるぐる!」(←訳:嬉しい発見!)

 

 今後ますます、

 体験型アトラクション施設や、

 アニメ、配信ゲームなどにも関わってきそうな

 中世の文化と美術――

 

 映画マニアさん、

 映像作り大好きな方々に

 おすすめの研究書です。

 本屋さんで、図書館で、

 ぜひ、探してみてくださいね♪

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