「こんにちわッ、テディちゃでス!
じゃじゃァ~んッ!」

「がるる!ぐぅーる!」(←訳:虎です!じゃーん!)

こんにちは、ネーさです。
はい、↑上の画像2枚が
前回記事でお報せしましたサクラちゃんです。
『御衣黄(ぎょいこう)』というミドリ色の花が咲く桜がある、
と聞き知ってはいましたが、
ここまで完全にアマガエルくんのようなグリーンだとは……!
(画像は一切加工しておりません)
造化の神様の不思議な御業に感心しながら、
本日の読書タイムは、
ふたりの“神さま”が登場するこちらのノンフィクション作品を、
さあ、どうぞ~♪

―― 2001 キューブリック クラーク ――
著者はマイケル・ベンソンさん、
原著は2018年に、画像の日本語版は2018年12月に発行されました。
英語原題は
『Space Odyssey Stanley Kubrick,Arthur C. Clarke and the Making a Masterpiece』
あまりにもあまりにもあまりも有名な、
SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』をめぐる
ドキュメンタリー風雲録!
或いは、
天才と天才の激突の記録!
と言うべきでしょうか……
「かたやァ、えいがのォてんさいィ!」
「ぐるがるぐるるる!」(←訳:片や天才SF作家!)
映画『2001年宇宙の旅』――
英語での題名は『2001:A SPACE ODYSSEY』。
2018年は、
1968年に映画が製作・公開されて50年目にあたる年でした。
そこで、製作50周年記念!の意味をこめて、
この御本が刊行されたわけ、です、けれど……
「ふゥッ! えいがッてェ、たいへんッ!」
「がるぐるるがるぐるぅ!」(←訳:大変すぎて目が回るぅ!)
キューブリック監督と、
作家A・C・クラークさん。
先ずはキューブリックさん発のラブコール――
ETについての映画を作りたい!
良いストーリーはないかな?
え? 最高の作家を雇えばいいって?
だれが最高なんだ?
ん、アーサー・C・クラーク氏?
ああ、名前は知ってるよ。
じゃあ連絡を取ってもらえないか?
から全ては始まりました。
「はつかおあわせェはァ~」
「ぐるるるるるがるぐるる!」(←訳:1964年の4月22日!)
以来、企画はつるつる~っと進んで……
ゆくはずはありません。
ああしよう、こうしよう、
いや、やっぱりそれは止めといて、こう変えよう。
はてしもない話し合いとゴタゴタの末、
小説の初稿は1964年12月24日に
キューブリック監督に渡され、
『2001年宇宙の旅』と題名が決まったのは
1965年の4月29日(もしくは30日)。
で、一挙に“撮影快調”?
「ありえませんッでスゥ!」
「がるるるるぐる~…!」(←訳:いうまでもなく~…!)
前代未聞の撮影に挑む俳優さんたち、
美術デザイナーさん、衣装さん、
特殊効果クリエイターさん、
現場の作業員さんたち、
“HAL9000の父”たるMITのミンスキー博士、
映画会社、撮影スタジオ。
どこもかしこも、誰もがみな、
《創造》の熱に感染し、
巻き込まれ、翻弄されてゆくさまは、
私たち読み手のこころをも揺さぶります。
「なにかァ、とほうもォないィものがァ~」
「ぐるるるるがる?」(←訳:作られつつある?)
私ネーさが、ニヤリ♪とさせられたのは、
宇宙ステーションの場面で
『美しく青きドナウ』が使われることになった経緯や
(本文464パージ!)、
HALの声を演じた俳優マーティン・バルサムさんの苦心
(本文485ページ)他、
数えれば切りがありませんが、
原作者クラークさんは
どんな思いで完成した映画を観たかというと……
「しィ! それはァ、ひみつでス!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:最後まで読んでね!)
第11章『公開』、
第12章『余波』に到るまでは、
何しろ分厚い御本ですので
長い長い道程ではありますけれども、
SF好きな方々、
映画マニアさんに激おすすめしたい一冊です。
チャンドラはかせ、と
HALが囁く声が耳によみがえってくるような
労作ノンフィクションを、
皆さま、ぜひ♪
じゃじゃァ~んッ!」

「がるる!ぐぅーる!」(←訳:虎です!じゃーん!)

こんにちは、ネーさです。
はい、↑上の画像2枚が
前回記事でお報せしましたサクラちゃんです。
『御衣黄(ぎょいこう)』というミドリ色の花が咲く桜がある、
と聞き知ってはいましたが、
ここまで完全にアマガエルくんのようなグリーンだとは……!
(画像は一切加工しておりません)
造化の神様の不思議な御業に感心しながら、
本日の読書タイムは、
ふたりの“神さま”が登場するこちらのノンフィクション作品を、
さあ、どうぞ~♪

―― 2001 キューブリック クラーク ――
著者はマイケル・ベンソンさん、
原著は2018年に、画像の日本語版は2018年12月に発行されました。
英語原題は
『Space Odyssey Stanley Kubrick,Arthur C. Clarke and the Making a Masterpiece』
あまりにもあまりにもあまりも有名な、
SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』をめぐる
ドキュメンタリー風雲録!
或いは、
天才と天才の激突の記録!
と言うべきでしょうか……
「かたやァ、えいがのォてんさいィ!」
「ぐるがるぐるるる!」(←訳:片や天才SF作家!)
映画『2001年宇宙の旅』――
英語での題名は『2001:A SPACE ODYSSEY』。
2018年は、
1968年に映画が製作・公開されて50年目にあたる年でした。
そこで、製作50周年記念!の意味をこめて、
この御本が刊行されたわけ、です、けれど……
「ふゥッ! えいがッてェ、たいへんッ!」
「がるぐるるがるぐるぅ!」(←訳:大変すぎて目が回るぅ!)
キューブリック監督と、
作家A・C・クラークさん。
先ずはキューブリックさん発のラブコール――
ETについての映画を作りたい!
良いストーリーはないかな?
え? 最高の作家を雇えばいいって?
だれが最高なんだ?
ん、アーサー・C・クラーク氏?
ああ、名前は知ってるよ。
じゃあ連絡を取ってもらえないか?
から全ては始まりました。
「はつかおあわせェはァ~」
「ぐるるるるるがるぐるる!」(←訳:1964年の4月22日!)
以来、企画はつるつる~っと進んで……
ゆくはずはありません。
ああしよう、こうしよう、
いや、やっぱりそれは止めといて、こう変えよう。
はてしもない話し合いとゴタゴタの末、
小説の初稿は1964年12月24日に
キューブリック監督に渡され、
『2001年宇宙の旅』と題名が決まったのは
1965年の4月29日(もしくは30日)。
で、一挙に“撮影快調”?
「ありえませんッでスゥ!」
「がるるるるぐる~…!」(←訳:いうまでもなく~…!)
前代未聞の撮影に挑む俳優さんたち、
美術デザイナーさん、衣装さん、
特殊効果クリエイターさん、
現場の作業員さんたち、
“HAL9000の父”たるMITのミンスキー博士、
映画会社、撮影スタジオ。
どこもかしこも、誰もがみな、
《創造》の熱に感染し、
巻き込まれ、翻弄されてゆくさまは、
私たち読み手のこころをも揺さぶります。
「なにかァ、とほうもォないィものがァ~」
「ぐるるるるがる?」(←訳:作られつつある?)
私ネーさが、ニヤリ♪とさせられたのは、
宇宙ステーションの場面で
『美しく青きドナウ』が使われることになった経緯や
(本文464パージ!)、
HALの声を演じた俳優マーティン・バルサムさんの苦心
(本文485ページ)他、
数えれば切りがありませんが、
原作者クラークさんは
どんな思いで完成した映画を観たかというと……
「しィ! それはァ、ひみつでス!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:最後まで読んでね!)
第11章『公開』、
第12章『余波』に到るまでは、
何しろ分厚い御本ですので
長い長い道程ではありますけれども、
SF好きな方々、
映画マニアさんに激おすすめしたい一冊です。
チャンドラはかせ、と
HALが囁く声が耳によみがえってくるような
労作ノンフィクションを、
皆さま、ぜひ♪