「こんにちわッ、テディちゃでッス!
たゆたえどォ~しずまずゥ!」
「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!負けないで~!)
こんにちは、ネーさです。
ノートルダム寺院完全再建の道は未だ遠し……
と聞いても、ヘコんでばかりはいられませんよね。
パリ市の標語――《たゆたえど沈まず》を呟きながら、
応援の気持ちもこめての本日の読書タイムは、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

―― パリの小さな美術館 ――
著者は原田マハさん、川内倫子さん、都築響一さん、鹿島茂さん、
隈研吾さん、編者は芸術新潮編集部の皆さん、
2019年1月に発行されました。
『思わぬ出会いに心ときめく』と副題(?)が冠されているこの御本では、
《本当は教えたくない》と本音がチラリと覗く
23の美術館が紹介されています。
「ちょッとォあしをォのばしてェ~」
「ぐるがる!」(←訳:郊外へも!)
そうですね、
世界にその名をとどろかせる美術館――
ルーヴル、オルセー、
ポンピドゥ・センター、オランジェリー、
といったメジャーどころにはちょこっと御遠慮いただき、
“主役”を張っているのは、
パリ市内の小さな美術館と、
パリ郊外エリアの美術館。
ただ、小さな美術館だからって、
無名って訳じゃないんです。
先日、展覧会情報でも触れた
ギュスターヴ・モロー美術館。
こじんまりとしてはいるものの、
紛れもない大スター、いえ、19世紀絵画の巨匠である
ドラクロワさんの終の住処を改装&公開しているのは
ウジェーヌ・ドラクロワ美術館。
それに――
「わッ! しろくまァ!」
「がるぐる!」(←訳:鹿もいる!)
マレ地区の狩猟自然博物館に展示されているのは、
狩猟や自然をモティーフにした絵画や彫刻など。
約100体もの剥製が集う《剥製の間》がある、といいますから、
敷地面積の点では立派な“大型”美術館でしょうか。
「ここもォ、ひろォ~いッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:天井も高いよ!)
エッフェル塔から徒歩圏内の、
建築文化博物館には
フランス各地の名建築のレプリカ、
建築関係の書籍や雑誌が閲覧できる図書館、
ドームごと再現された大聖堂のフレスコ画……
うう~む、
ますます“小さな”どころじゃないサイズになってきましたが。
「ここはァ~…ちいさいィでス!」
「がるるぐるる~♪」(←訳:うわあ可愛い~♪)
活字マニアさんも、
おっ!と身を乗り出すに違いないのは、
パリから列車で約75分の場所にある、
詩人ジャン・コクトーさんゆかりの美術館――
メゾン・ジャン・コクトーは
コクトーさんのかつての自宅。
そのメゾンから15分ほど歩くと、
シャペル・サン=ブレーズ=デ=サンプルに行き着きます。
12世紀に建てられ、
いまは礼拝堂になっているその内部には、
コクトーさんが描いた絵、
デザインしたステンドグラスがあって、
神々しくも愛らしい……!
(なお、堂内にはコクトーさんのお墓もあるこの礼拝堂は
公開日が限定されているので、
行きたいぞ!と思い立った御方は
注意して下さいね。)
「どれもォ、ちいさいけどォ、ちいさくないィ!」
「ぐるるがるるるぐぅる!」(←訳:意味と意義あるミュゼ!)
アート好きな方々に、
旅&写真好きな方々にもおすすめしたい
愉しい美術館ガイドです。
どうか皆さま、ぜひ、一読を♫
たゆたえどォ~しずまずゥ!」
「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!負けないで~!)
こんにちは、ネーさです。
ノートルダム寺院完全再建の道は未だ遠し……
と聞いても、ヘコんでばかりはいられませんよね。
パリ市の標語――《たゆたえど沈まず》を呟きながら、
応援の気持ちもこめての本日の読書タイムは、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

―― パリの小さな美術館 ――
著者は原田マハさん、川内倫子さん、都築響一さん、鹿島茂さん、
隈研吾さん、編者は芸術新潮編集部の皆さん、
2019年1月に発行されました。
『思わぬ出会いに心ときめく』と副題(?)が冠されているこの御本では、
《本当は教えたくない》と本音がチラリと覗く
23の美術館が紹介されています。
「ちょッとォあしをォのばしてェ~」
「ぐるがる!」(←訳:郊外へも!)
そうですね、
世界にその名をとどろかせる美術館――
ルーヴル、オルセー、
ポンピドゥ・センター、オランジェリー、
といったメジャーどころにはちょこっと御遠慮いただき、
“主役”を張っているのは、
パリ市内の小さな美術館と、
パリ郊外エリアの美術館。
ただ、小さな美術館だからって、
無名って訳じゃないんです。
先日、展覧会情報でも触れた
ギュスターヴ・モロー美術館。
こじんまりとしてはいるものの、
紛れもない大スター、いえ、19世紀絵画の巨匠である
ドラクロワさんの終の住処を改装&公開しているのは
ウジェーヌ・ドラクロワ美術館。
それに――
「わッ! しろくまァ!」
「がるぐる!」(←訳:鹿もいる!)
マレ地区の狩猟自然博物館に展示されているのは、
狩猟や自然をモティーフにした絵画や彫刻など。
約100体もの剥製が集う《剥製の間》がある、といいますから、
敷地面積の点では立派な“大型”美術館でしょうか。
「ここもォ、ひろォ~いッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:天井も高いよ!)
エッフェル塔から徒歩圏内の、
建築文化博物館には
フランス各地の名建築のレプリカ、
建築関係の書籍や雑誌が閲覧できる図書館、
ドームごと再現された大聖堂のフレスコ画……
うう~む、
ますます“小さな”どころじゃないサイズになってきましたが。
「ここはァ~…ちいさいィでス!」
「がるるぐるる~♪」(←訳:うわあ可愛い~♪)
活字マニアさんも、
おっ!と身を乗り出すに違いないのは、
パリから列車で約75分の場所にある、
詩人ジャン・コクトーさんゆかりの美術館――
メゾン・ジャン・コクトーは
コクトーさんのかつての自宅。
そのメゾンから15分ほど歩くと、
シャペル・サン=ブレーズ=デ=サンプルに行き着きます。
12世紀に建てられ、
いまは礼拝堂になっているその内部には、
コクトーさんが描いた絵、
デザインしたステンドグラスがあって、
神々しくも愛らしい……!
(なお、堂内にはコクトーさんのお墓もあるこの礼拝堂は
公開日が限定されているので、
行きたいぞ!と思い立った御方は
注意して下さいね。)
「どれもォ、ちいさいけどォ、ちいさくないィ!」
「ぐるるがるるるぐぅる!」(←訳:意味と意義あるミュゼ!)
アート好きな方々に、
旅&写真好きな方々にもおすすめしたい
愉しい美術館ガイドです。
どうか皆さま、ぜひ、一読を♫