「こんにちわッ、テディちゃでッス!
うきゅゥ!あしたがァ、しんぱいィでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!晴れるといいね!)
こんにちは、ネーさです。
晴れ着に装う予定の新成人さんたちのために、
明日は良いお天気になりますように、と祈り、
もう寒いのはイヤダ~とぼやきながら、
さあ、読書タイムです♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 恋しくて ――
編訳者は村上春樹さん、単行本は2013年に、
画像の文庫版は2016年9月に発行されました。
『Ten Selected Love Stories』と英語題名が付されています。
「あんそろじィー、なのでスよゥ!」
「ぐるるるがるぐる!」(←訳:10人の作者さん!)
収録順に作家さん&作品名を御紹介いたしますと、
マイリー・メロイさん著『愛し合う二人に代わって』
デヴィッド・クレーンズさん著『テレサ』
トバイアス・ウルフさん著『二人の少年と、一人の少女』
ペーター・シュタムさん著『甘い夢を』
ローレン・グロフさん著『L・デパードとアリエット――愛の物語』
リュドミラ・ペトルシェフスカヤさん著『薄暗い運命』
アリス・マンローさん著『ジャック・ランダ・ホテル』
ジム・シェパードさん著『恋と水素』
リチャード・フォードさん著『モントリオールの恋人』
村上春樹さん著『恋するザムザ』
「あッ! むらかみィさんッ!」
「がるるぐる~!」(←訳:トリで登場~!)
ええ、そうです。
村上さんのファンの方々は既に御存知でしょうが、
編訳者さんでもある村上さんの作品が、
10作品目に!
しかも村上さん、
作品それぞれに
【恋愛甘辛度】評価を付けちゃってます。
★の数で採点するその【甘苦度】によると、
例えば、
『愛し合う二人に代わって』は甘味★★★★/苦味★、
『恋と水素』は甘味★★/苦味★★★、
そして、
『恋するザムザ』は甘味★★★/苦味★★と、
御自身の作品も採点していますよ。
「ふァ~…あまくてェ~にがくてェ~…」
「ぐるるがるるぐるる~?」(←訳:グルメガイドみたい~?)
★ならぬ♡♥(←ハートマーク)が飛び交う恋愛小説10作品……
なのですけれど、
これは恋愛というよりSFかも?
こっちは大河ロマン風?と
風情も風合いも10人10色です。
村上さんの作品『恋するザムザ』も、
題名から察せられるように、
カフカさん著『変身』をリスペクトした
『変身・他日譚』。
とはいえ、《プラハの春》が物語の背景になっているためか、
緊迫感が濃く、
それでいて希望の兆しもあり、
私ネーさが読後に連想したのは、
ミラン・クンデラさん著『存在の耐えられない軽さ』でした。
映画にもなったクンデラさんの小説にも似て、
村上さんのこの作品も
とても視覚的……というか、
読み手の脳裏に
映像が浮かんできます。
この後、
ザムザさんはどうなるのか。
彼の“恋人”の、
プラハの街の、
そして世界全体の運命は……?
「そうぞうりょくゥ、ふるかいてんッ!」
「がるぐるぅ!」(←訳:心配だなぁ!)
『恋するザムザ』には
『Samsa In love』と英題名が付されています。
『ザムザ イン ラブ』という響きが
なんとも美しく余韻を引く
《恋》のものがたり10篇のアンソロジー、
短編小説好きな活字マニアさんにおすすめですよ。
私だったら/僕だったら
甘味の★の数は…苦味の★の数は…と楽しく悩みながら、
ぜひ、一読を♪
うきゅゥ!あしたがァ、しんぱいィでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!晴れるといいね!)
こんにちは、ネーさです。
晴れ着に装う予定の新成人さんたちのために、
明日は良いお天気になりますように、と祈り、
もう寒いのはイヤダ~とぼやきながら、
さあ、読書タイムです♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 恋しくて ――
編訳者は村上春樹さん、単行本は2013年に、
画像の文庫版は2016年9月に発行されました。
『Ten Selected Love Stories』と英語題名が付されています。
「あんそろじィー、なのでスよゥ!」
「ぐるるるがるぐる!」(←訳:10人の作者さん!)
収録順に作家さん&作品名を御紹介いたしますと、
マイリー・メロイさん著『愛し合う二人に代わって』
デヴィッド・クレーンズさん著『テレサ』
トバイアス・ウルフさん著『二人の少年と、一人の少女』
ペーター・シュタムさん著『甘い夢を』
ローレン・グロフさん著『L・デパードとアリエット――愛の物語』
リュドミラ・ペトルシェフスカヤさん著『薄暗い運命』
アリス・マンローさん著『ジャック・ランダ・ホテル』
ジム・シェパードさん著『恋と水素』
リチャード・フォードさん著『モントリオールの恋人』
村上春樹さん著『恋するザムザ』
「あッ! むらかみィさんッ!」
「がるるぐる~!」(←訳:トリで登場~!)
ええ、そうです。
村上さんのファンの方々は既に御存知でしょうが、
編訳者さんでもある村上さんの作品が、
10作品目に!
しかも村上さん、
作品それぞれに
【恋愛甘辛度】評価を付けちゃってます。
★の数で採点するその【甘苦度】によると、
例えば、
『愛し合う二人に代わって』は甘味★★★★/苦味★、
『恋と水素』は甘味★★/苦味★★★、
そして、
『恋するザムザ』は甘味★★★/苦味★★と、
御自身の作品も採点していますよ。
「ふァ~…あまくてェ~にがくてェ~…」
「ぐるるがるるぐるる~?」(←訳:グルメガイドみたい~?)
★ならぬ♡♥(←ハートマーク)が飛び交う恋愛小説10作品……
なのですけれど、
これは恋愛というよりSFかも?
こっちは大河ロマン風?と
風情も風合いも10人10色です。
村上さんの作品『恋するザムザ』も、
題名から察せられるように、
カフカさん著『変身』をリスペクトした
『変身・他日譚』。
とはいえ、《プラハの春》が物語の背景になっているためか、
緊迫感が濃く、
それでいて希望の兆しもあり、
私ネーさが読後に連想したのは、
ミラン・クンデラさん著『存在の耐えられない軽さ』でした。
映画にもなったクンデラさんの小説にも似て、
村上さんのこの作品も
とても視覚的……というか、
読み手の脳裏に
映像が浮かんできます。
この後、
ザムザさんはどうなるのか。
彼の“恋人”の、
プラハの街の、
そして世界全体の運命は……?
「そうぞうりょくゥ、ふるかいてんッ!」
「がるぐるぅ!」(←訳:心配だなぁ!)
『恋するザムザ』には
『Samsa In love』と英題名が付されています。
『ザムザ イン ラブ』という響きが
なんとも美しく余韻を引く
《恋》のものがたり10篇のアンソロジー、
短編小説好きな活字マニアさんにおすすめですよ。
私だったら/僕だったら
甘味の★の数は…苦味の★の数は…と楽しく悩みながら、
ぜひ、一読を♪