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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

coffee & books♪

2016-09-22 22:07:29 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、しゅうぶんのォひィでスゥ~!」
「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!でも大雨です~!)

 こんにちは、ネーさです。
 あいにくの雨模様となった祝休日ですが、
 ユヴェントスは手堅く勝ったことですし、
 さあ、気分を切り替えて読書タ~イム!
 本日は、活字マニアさんには嬉しいこちらの御本を、どうぞ~♪

  



   ―― 本好きさんのための コーヒーのお店 東京 ――



 編者はダ・ヴィンチ編集部の皆さん、2016年3月に発行されました。
 本とコーヒー……うんうん、いい組み合わせですねえ。
 ええ、もちろん、
 コーヒーじゃなくて、
 紅茶やハーブティー、ココア、緑茶、ほうじ茶もいいんですけど、
 街歩きをしている時に見つけやすいのは――

「ふァいッ! こーひーなのでスゥ♪」
「ぐるるがるぐるるがるる!」(←訳:ボクは砂糖ミルク入りで!)

 この御本は、
 『東京カフェマニア』主宰・川口葉子さんと、
 古書店主さん、本作りのプロさん、個性派書店主さんたちが
 本好きさんおために選んだコーヒーのお店ガイドです。

 紹介されているのは、
 “コーヒーと読書”をコンセプトに作られたカフェ、
 書店兼カフェ、
 《本の町》である神保町の喫茶店、
 書籍の校閲をする会社さんが運営するカフェギャラリー、
 はてはメイド喫茶まで、
 都内のお店20軒!

「えッ? かいしゃがァ、かふぇッ?」
「がるるー!」(←訳:珍しいー!)

 神楽坂の『かもめブックス』さんは、
 校閲会社『鷗来堂』さんが手掛ける
 書店で・カフェで・ギャラリーで、という
 ユニークなカフェです。

 お店が誕生した経緯もちょっと変わっていて、
 『鷗来堂』さん近くにあった書店さんが閉店し、
 “毎日通う街から本屋が消える”ことにショックを受け、
 その跡地に“本と出会える新たな場所を作る”べく、
 『かもめブックス』を立ち上げたんですって。

「むむゥ! ほんのためにィ、そこまでもッ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:やるなぁ!)

 斯様に、
 先ず書物ありき――のカフェがあれば、
 こちらもいいわね♪

 スペシャルティコーヒーとスイーツが自慢の
 三軒茶屋の『Cafe Obscura(カフェ・オブスキュラ)』さん、
 メニューはネルドリップのコーヒーと
 2種類のケーキのみという
 三鷹市の『トムネコゴ』さん!

「わほゥ! しんぷるゥ!」
「がる!」(←訳:明快!)

 いつも神保町に行ってます♪という御方にはお馴染みでしょう、
 『エリカ』さん、
 『さぼうる』さん、
 『蔵』さん。

 台東区や文京区の、
 風情あるエリアにお店を構える
 『HAGI CAFE』さん、
 『ケープルヴィル』さん、
 『つむぐカフェ』さん。

「さむいィひにはァ、あッたかァ~いィのみものがッ♪」
「ぐるるる!」(←訳:いいよね!)

 そして御本の巻末には
 《読んで味わう、コーヒーブックガイド》も掲載されています。
 コーヒーが重要な役割をはたしている小説やエッセイって、
 けっこうあるんだなぁと、
 あらためて感心させられますので、
 コーヒーも本も大好きな方々は
 このパート、必読ですよ!

「あはァ! そういえばァ、もうすぐゥ!」
「がるぐるっ!」(←訳:読書週間っ!)

 う~ん、実はコーヒーは苦手で……という御方も、
 近年はカフェインレスコーヒーを扱うお店も増えていますし、
 気後れせずに、ぜひ一読を!
 インテリアや照明に凝っているカフェのお写真を眺めるだけでも
 活字マニアの血が騒ぎます~♪