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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ポテト好きさんに。

2008-11-12 23:11:57 | 美味
「もぐッとォ~、もぐぐゥ~♪」

 テディちゃ、『カルビー』さんの《じゃがりこ グラタン》はどぅお?
 期間限定の新味ですよ。

「おいしィでスよゥ~、ネーさ!
 ほわいとそーすゥのおあじィはァ、
 ちょこッとォ、ひかえめェ、でスねッ♪
 もぐもぐッ、
 ちーずゥがァ、かくしィあじッ!」

 バーコード部分を使っての恒例のお遊び?も笑えちゃいます。

「もぐぐ~ッ♪ (←あっ!という間に平らげたようです?)
 ふゥッ、ごちそォさまでェござりましたァ~♪」

 ― アートな幻惑ミステリ ―

2008-11-12 13:42:42 | ブックス
「むぽッ! これはッ!
 おひさしぶりィのォ、しょうせつゥでスねッ、ネーさ?」

 そうなんですよ、テディちゃ!
 このところアート系の御本が続いていましたけれど、
 本日は!張り切ってミステリの御紹介をいたしましょう!
 はいっ! こちらを、どうぞ~!



            ―― 虚栄の肖像 ――



 著者は北森鴻さん、’08年9月に発行されました。
 美術品の修復家にして花師でもある
 『佐月恭壱』を主人公にしたシリーズの第2作になります。

「あはッ!
 おもいィだしたでスゥ!
 ぎんざのォ、おはなやさんッ!」

 そう、恭壱(きょういち)さんは、
 銀座を中心にお仕事をしています。
 バーなどにお花を飾りつける《花師》の仕事と、
 依頼を受けて美術品を修復する絵画修復師のお仕事を。

「どッちもォ、たいへんそゥでスゥ~」

 銀座という場所柄でしょうか、
 お店に花を活けに行けば
 偶然なのか必然なのか、
 訳ありな人物に出くわし……
 と思えば、
 由来の定かならぬ絵画の洗浄を頼みこまれ……?

 さらに恭壱さんを困惑させるのは、
 修復仕事の報酬として贈られた古備前の壺。
 知り合いの美術商にちょっと預けた、筈だったのが、
 あれれ?
 いつの間にか、或るバーのマダムの持ち物に?
 おかしい……! 
 有り得ない……!
 これは、何者かの思惑が働いているとしか……?

「きッとォ、わなッ!なのでスよッ!
 きをつけてェッ!」

 恭壱さんも、その点は重々承知です。
 では、罠に呑み込まれないためには、
 どう裏をかくか?
 策を巡らせている者の正体を、
 どうやって見極めてゆくか……?

「まるでェ、きつねとォ、たぬきのォ、ばかしあいィッでス!」

 他の北森さんの作品でお馴染みのキャラさんも登場し、
 楽しくも錯綜する《美》のアンダーワールド譚。
 3つの物語から成る連作短編(中編?)集です。
 探偵小説でもあり、
 サスペンスフルでもあり、
 空想絵画技術小説でもあるような?

「あーとのォ、うんちくゥ、いィッぱいィ~♪」

 まだ読んでいないミステリ好きさんは、
 出来れば、シリーズ第一作の
 『深淵のガランス』から、ぜひ!
 アート好きさんにも、
 お奨めのミステリですよ~♪
 
「だまされないィようにィ、よむべしッ!」