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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

次なるグミは。

2008-08-17 23:13:39 | 美味
 おお! これは美味しいわ!
 
「にゃはッ♪ おいしィでスよゥ!」

 先日ゲットしましたグミ、『カバヤ』さんの《フルリエ 岡山白桃》、
 美味しゅうございますね~。
 やわらかめな食感、こころもち濃いめの白桃のお味も、なかなかです♪

「ふるーてィ、でスッ♪」

 でもね、テディちゃ、食べながら、ふっと思ったんですけれど……

「なんでスかッ、ネーさ?」

 白桃味のグミはあるのに、
 黄桃味がないのはなぜ?

「……あゥ??」

 外国製品にはあるのでしょうか?
 でも日本製の黄桃味グミがいいなあ……。
 どこかのメーカーさんで作って下さらないかしら?

「ネーさのォ、もうそうゥ、ぼうそうゥちゅゥ~、でスゥ……」

―・・・ セレクション《最良》ミステリ ・・・―

2008-08-17 13:52:10 | ブックス
「ふふァ~、ネーさ、きょうはァ、すずしィでスねッ♪」

 そうですね、昨日までの過酷な暑さが嘘のようです。
 涼しくなって、頭脳の働きも冴えてきたところで、ではテディちゃ、
 ミステリ御紹介3連発!にしちゃいましょう。
 海外ミステリ、本屋さんミステリに続いて、本日はこちらを、どうぞ~!



              ―― 本格ミステリ 08 ――


 
 編者は本格ミステリ作家クラブの皆さん、’08年6月に発行されました。
 副題に『2008年本格短編ベスト・セレクション』とあります。
 ’07年に発表されたミステリ作品の中から選び抜かれた
 短編ミステリ小説9作品と、評論が1作品、収録されています。

「うむむゥ、たくさんあるゥ~」

 いっぺんに全部読んじゃおう!なんて欲張るのはいけません。
 慌てずに、1皿ごとに異なる味わいをお楽しみ下さい。

「ふァいッ!
 ではッ、おォーだァー!
 わらえるゥ、おはなしィ、ありまスかッ?」

 笑いを御所望ですか?
 でしたら、東川篤哉さんの作品、
 『殺人現場では靴をお脱ぎください』はいかがでしょう?

 東京の郊外、国立市で起きた奇妙な事件の捜査に当たるのは、
 可憐な女性刑事、宝生麗子(ほうしょう・れいこ)さん。
 彼女の鋭い洞察力が事件を解決に導く!
 と思いきや……推理の担い手さんは意外なところに?
 しかも、現場を見もしないで?

「わぽッ、あーむちぇあ~なんとかァ~、なのでスッ♪
 あッたまァいいィ~のでスねッ♪」

 アームチェアディティクティヴ、ですよ。
 何が起きたのかを、知力で瞬く間に探り出す――短編ミステリの醍醐味ですね。

 柄刀一さんの『ウォール・ウィスパー』も、
 華麗なロジックで読み手を魅了する作品です。
 この物語の事件現場は、なんと40年もの昔。
 《過去の犯罪》がテーマなんです。
 
「えェ~? おおむかしィすぎるゥ~でスッ」

 知力はときとして時間の壁をもぶっ壊し、いえ、乗り越えます。
 探偵役は童顔の龍之介くん。
 トリッキーな、けれど実は地道で堅実な考察が、
 事件を解体&再構築してゆきます。
 昔むかし、この場所でいったい何があったのか……。

 短編ならではの良さが、どの作品にもたっぷり盛り込まれています。
 難しいダイイングメッセージテーマを扱った
 北山猛邦さん著『見えないダイイングメッセージ』には、
 おお!と感心いたしました。
 そうか~その手もあったか~!

「なるほどォ!なのでスねッ♪」

 ハズレなしのプロ推薦印付き良品ミステリ、
 本格マニアさんもミステリなら何でも派さんも満足のフルコースです。
 ぜひ!

「ぼなぺてィ~、なのでスよッ♪」