いつのまにか建て替わっていた都ホテル。
博多駅方面にめったに行かないので、しかも筑紫口はほとんど寄らないので、たまに行くと旅行者の気分になる博多駅。
3階のカフェのアフタヌーンティーにも激しく魅かれたけれど、最上階のレストランで解放感を味わうほうを選択。
昼間の眺めは特筆すべきものではないけれど、空に少しだけ近いって、それだけで心がハレバレする。
あれこれ少しずつの前菜プレート。
1品1品野菜がとびきり美味しい。
パスタが桃の冷製で、思わず「嬉しい~」と声があがる。
以前料理教室で絶品の桃の冷製パスタをいただいて、レシピもあるのだけれど、なかなか自分では作ろうと思わない。。たぶん美味しく作れない。
ああ、至福のひととき。
桃のパスタはたくさん食べるものではなくて、このくらいの量が感動持続レベル。
メインは魚をチョイス。
天然鯛のポアレ。
トウモロコシのソースがなんとも美しい。
ビュッフェができないかわりに、デザートがワゴンサービス。
「全部でもいいですよ」と優しいお言葉。
でも、悲しいかなそんなに食べられないお年頃。
誕生日が1日違いの友と毎年9月にちょっとだけスペシャルランチをしているけれど、しばらく彼女の会社が家族以外の人との外食を禁止していたので、今年のお祝いが危ぶまれただけに嬉しさもひとしお。
去年の今頃は世の中がこんな風になっているとは予想だにしていなかった。
だから来年はどうなっているか分からないけれど・・
ただ今日はこうして生きていて、大好きな友と美味しいものを食べながら、他愛もないことをしゃべって、笑うことができることを喜びたい。