ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

梨の鍋

2013年11月02日 | ならいごと



ベジキッチンで開催された西田先生の韓国料理教室へ。 

料理教室に参加するのが久しぶりでもあり、とっても楽しみで気合が入りすぎ・・?、で勘違いして3時間早く会場に行ってしまった早とちりな私。 さすがに家に帰る気分になれず阪急で時間を潰して、出直しました。 とほほ・・

気を取り直して。。お教室へ。 

大勢の受講者でスタジオは熱気むんむん。 

メニューは・・
 牛肉とキノコのジョンゴル(炒り煮鍋)
 豆腐とたらこのチゲ
 梨の生菜
 ペスク(梨のシロップ煮) 

韓国では梨はキムチのヤンニョムをはじめ、料理によく使われ、一年中手に入る食材。 日本では季節が限られるので、旬のときにすりおろして冷凍して使っているけれど、今回の講座ではヤンニョムにとどまらず、料理の主役級の食材として梨が使われていたのが印象的だった。 

ジョンゴルには千切りにした梨がたっぷり入る。 醤油ベースの鍋に梨~?と最初は驚いたけれど、まったく違和感なく、牛肉をさっぱりといただけて、消化にもよさそう。

火をつけたらしっかり混ぜてしまうとはいえ、最初は綺麗に並べるのがポイント。 



一番気に入ったのが、たらこのチゲ。
タラコからいい出汁がでて、仕上げにちらりとたらした調味料がぐんと味を引き立てる。〆に雑炊にしたら最高だろうな~。



火が通って花のように開いたタラコ。 



ナムルは野菜に火を入れるのに対して、生菜はすべて生の素材を使う。
なんと栗も生! 栗のでんぷんは生食OKなのだそう。



本当にいろいろ勉強になり、そしてしみじみと美味しい料理だった。

30年以上に渡って韓国料理に真摯に取り組んでおられる先生が、その広い知識と経験を惜しみなくシェアしてくださるので、学ぶこちらも背筋がピンと伸びる気がする。 次の講座もとても楽しみだ。 

コメント
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