夜半、顔のすぐ上に垂れ下がったタープに雨音が激しい。薄手の夏シュラとシュラフカバーを被っている身には、濡れは感じられない。また、目を閉じる。濡れて我慢の緒の切れた隣人が起き出す4:30。朝食を摂り雨具を着込み出発は6:30。
まだ、高度差のある滝に幾つか出逢う。すでに濡れて、身体も慣れたこともあり昨日ほどの緊張感はない。40~50mのナメ滝の右手木賊沢との中間の支尾根に付けられた踏み跡を辿る。イワカガミのピンク色の群落が散らばり背景の急峻な岩には驟雨が光り、朝の清々しい雰囲気だ。ガレ沢はまだまだ続き若いS君の背中との距離が縮まらない。
やっと8:50ポンプ小屋に着いた。一登りで甲武信小屋、ああ昔と変わらないな。前庭の仮屋根の下で休憩9:00,30たちまち身体も冷えてきて小屋の温度計は10℃を下回っている。寒冷前線が通過した後か、寒い訳だ。私だけ担いできた軽登山靴に履き替える。稜線伝いに木賊山を経て戸渡尾根に入る。数カ所狭い戸渡りを通過、あとはガンガン下りだ。1869mからの屈曲点は南下、昔のナキ沢ルートは廃道のようだった。
3時間の下りで林道に降りた。フェルト底のメンバーの尻はそれなりに泥だらけ。さらに1時間弱で道の駅の駐車場に到着した。汚れ物を積み込んでワイパーを回し、三富の温泉に向かった。
時間が少し経過してしまったが、まだ、新鮮な感動が得られた。圧倒的な水量、岩肌、登り切った安堵感、焚き火、少しだけど美味い酒、ふかふかの土の感触、源流へ、源頭へ。楽しい山行だった。
まだ、高度差のある滝に幾つか出逢う。すでに濡れて、身体も慣れたこともあり昨日ほどの緊張感はない。40~50mのナメ滝の右手木賊沢との中間の支尾根に付けられた踏み跡を辿る。イワカガミのピンク色の群落が散らばり背景の急峻な岩には驟雨が光り、朝の清々しい雰囲気だ。ガレ沢はまだまだ続き若いS君の背中との距離が縮まらない。
やっと8:50ポンプ小屋に着いた。一登りで甲武信小屋、ああ昔と変わらないな。前庭の仮屋根の下で休憩9:00,30たちまち身体も冷えてきて小屋の温度計は10℃を下回っている。寒冷前線が通過した後か、寒い訳だ。私だけ担いできた軽登山靴に履き替える。稜線伝いに木賊山を経て戸渡尾根に入る。数カ所狭い戸渡りを通過、あとはガンガン下りだ。1869mからの屈曲点は南下、昔のナキ沢ルートは廃道のようだった。
3時間の下りで林道に降りた。フェルト底のメンバーの尻はそれなりに泥だらけ。さらに1時間弱で道の駅の駐車場に到着した。汚れ物を積み込んでワイパーを回し、三富の温泉に向かった。
時間が少し経過してしまったが、まだ、新鮮な感動が得られた。圧倒的な水量、岩肌、登り切った安堵感、焚き火、少しだけど美味い酒、ふかふかの土の感触、源流へ、源頭へ。楽しい山行だった。
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